あると便利なもやしですが、腐るのが早い!と感じている方も多いのではないでしょうか。また価格も安く、ついでに買ったはいいものの、いざ使おうという時に腐って使えなかったら残念ですよね。もやしは腐るのが比較的早い野菜ですが、どうして腐るのが早いのか?また長持ちさせるための工夫についてご紹介します!
今回の記事の内容は以下の通りです。
- もやしは日持ちしない野菜
- もやしが腐ったときに起きること
- もやしを長持ちさせるための一工夫
- もやしのナムルを日持ちさせたいなら
炒め物や鍋、ナムルにするなど幅広い料理に活躍するもやしをぜひ長持ちさせて美味しく食べてください!
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目次
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もやしは日持ちしない野菜
もやしを買ってから数日していざ使おうとしたときに、なんか腐っている。。。ということは料理をする方であれば誰でも経験したことがあると思います。保存方法がいけなかったのかな?と考える方もいるかもしれませんが、もやしはそもそも腐りやすい野菜で、購入したらなるべく早く消費したい野菜なのです。
開封後なら、冷蔵で2~3日
もやしは開封した場合の消費期限は約2~3日です。未開封の場合でもギリギリ1週間持つかどうかというところ。袋を開けて少し使ったらまたもやしを活用した料理を作らないとすぐに傷んでしまいます。
もやしは「発芽中の新芽」のためデリケート
もやしがすぐに傷んでしまうのは、もやしは発芽中の新芽ということに原因があります。発芽の新芽=成長途中なので衝撃や温度変化に弱く、菌へ抵抗力も低い状態です。そのため野菜室で他の野菜とぎゅうぎゅうに保管したり、常温で放置しすぎると劣化が急激に進んでしまいます。
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もやしが腐ったときに起きること
もやしが腐った場合、見た目・匂い・触感に異変が現れます。
見た目の変化
まずもやしが腐ると
- 水分が多く出る
- 濁った色(茶色)に変化する
- 溶ける
などの異変が現れます。
明らかに腐っているので食べるのは避けましょう。
匂いの変化
もやしが腐ると匂いにも変化が現れます。
- かび臭い
- 酸っぱいにおい
など。もやしはもともと匂いがあまりしない野菜なので明らかに変なにおいがする場合も食べるのはやめましょう。
触感の変化
もやしが腐ると食感にも変化が現れます。
- 柔らかい
- 水っぽい(袋の中に水が流れている)
- ぬめりがある
このような状態も食べれないので捨てるようにしましょう。
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もやしを長持ちさせるための一工夫
もやしは非常にデリケートな野菜と分かりましたが、長持ちさせるために工夫することができますよ。
【もやしを長持ちさせる工夫3つ】
- 袋から出し、水につけて保存
- つまようじで袋に穴を開けて、袋ごと保存
- 一度茹でてから保存
それぞれについて詳しく説明します。
袋から出し、水につけて保存
もやしを袋から出し、全体が浸るくらいの水に入れ密閉容器に入れると1週間程度長持ちすると言われています。水に浸ける場合は毎日水を替え新鮮な水に常につけておくようにしてください。
つまようじで袋に穴を開けて、袋ごと保存
もやしは成長途中なので、呼吸が頻繁に行われています。そのため袋に入れていると呼吸ができずに劣化が早くなるため、つまようじで袋に穴をあけることで、傷みにくくなります。またもやしにとって好適温度である3~5℃の冷蔵庫で保存するのも長持ちさせるポイントですよ。
一度茹でてから保存
一度茹でることで、もやしの雑菌が減り長持ちさせることができます。シャキシャキの食感は失われてしまうので、ナムルに活用すると良いでしょう。
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もやしのナムルを日持ちさせたいなら
もやしといったらナムル!という方も多いのではないでしょうか。もやしナムルも比較的傷みが早いですが、こちらも工夫することで長持ちさせることができます。
水分をしっかり切る
水分量が多い野菜は傷むのが早いのが特徴です。もやしは約95%水分なので、なるべく水分をしっかり切ってナムルを作ると良いでしょう。
十分に加熱する
ナムルを作るときに十分に加熱し、水分量を飛ばすのも長持ちをさせるポイントです。先ほど説明した通り、野菜は水分が多いほど劣化が早くなるためなるべく「水分を減らす」というのがポイントですよ。
味付けを濃い目にする
塩、醤油、砂糖、酢などの調味料は食品を長持ちさせる保存料としても知られています。そのため調味料を多めに使い味付けを濃くしておくのも一つの方法です。ご飯と一緒に食べるととてもおいしいナムルになりますよ。
冷凍はまずくなるためNG
冷凍すれば長く保存できると考えられますが、ナムルは冷凍保存には向いておりません。水分が多い野菜は冷凍、解凍する工程で内部の水分が流れ出て、水っぽい食感になり美味しくありません。できれば上記のポイントを押さえてナムルを長持ちさせましょう。
まとめ
以上もやしの賞味期限についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?もやしは成長途中の野菜で丁寧に扱うことが大切です。
この記事をまとめると
- 開封後のもやしの消費期限は2~3日。もやしは発芽中の新芽なためデリケートな野菜
- もやしが腐ると、水分が多く出て、溶けていたり、異臭などの変化が現れる
- もやしを長持ちさせるポイントは3つ。①水に浸けておく②袋に穴をあける③一度茹でる
もやしはそのまま保管しておくと、消費期限が早い野菜です。この記事を参考にしてもやしを長持ちさせて様々な料理に活用してくださいね!
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