モロヘイヤは下痢になりやすい食材?なぜ腹痛になるの?対処法は?

モロヘイヤは切り刻んで、和物にしたり納豆などのネバネバ食材に混ぜて食べると、とても美味しいですよね。また、モロヘイヤは栄養価が優れており、身体に良い食材としても知られています。

そんなモロヘイヤですが、下痢になりやすい食材の1つでもあるようです。それは、モロヘイヤに豊富に含まれる「食物繊維」が関係しているそうです。食物繊維は食べ過ぎると腹痛や下痢の原因になることもそこで今回の記事では、モロヘイヤは下痢になりやすいのか?に関連して下記の内容を解説します!

  • モロヘイヤで下痢になる?
  • モロヘイヤの栄養がすごい
  • オススメの食べ方

スポンサードリンク

モロヘイヤで下痢になる?

下痢・腹痛

夏の時期に多く出回るモロヘイヤは、ネバネバとした食感が特徴で、納豆などのネバネバ食材と合わせて食べるとすごく美味しいですよね。

しかし、モロヘイヤは食べ過ぎてしまうと下痢になるともいわれています。では、モロヘイヤを食べ過ぎるとなぜ下痢になるのか?ここでは、モロヘイヤで下痢になる原因について解説をします。

食物繊維が多いので下痢になることも

モロヘイヤ100g中には5.9gの食物繊維が含まれています。この食物繊維量は、野菜の中でも非常に多く、便秘改善や腸内環境を整えるのに効果的です。

しかし、食物繊維を食べ過ぎてしまうと、下痢になることがあります。特にモロヘイヤには、不溶性食物繊維が豊富に含まれており、下痢になる可能性高いです。なぜなら、不溶性食物繊維は胃腸内で水分を吸って便の量を増やす働きがあり、適量であれば便秘改善に効果的ですが、過剰摂取してしまうと腸内にガスが溜まってしまいます。これが、モロヘイヤを食べすぎで、下痢になる原因の1つです。

食べすぎなければ大丈夫

モロヘイヤは食べ過ぎてしまうと下痢になる可能性がありますが、食べ過ぎなければ全く問題はありません。むしろ、身体にいい栄養素が豊富に含まれているので、積極的に食べたい野菜の1つです。

一日の摂取量はどれくらいまで?

モロヘイヤを食べる量は、「1日最大でも100g程度」にしておきましょう。なぜなら、食物繊維はモロヘイヤ100g中に5.9g含まれており、1日の食物繊維摂取量目安が10g程度だからです。

しかし、100gのモロヘイヤはかなりの量です。そのため、モロヘイヤに含まれる食物繊維の過剰摂取により、下痢を引き起こす可能性は極めて低いでしょう。

スポンサードリンク

モロヘイヤの栄養がすごい

栄養

上記でもお伝えをしましたが、モロヘイヤには食物繊維をはじめ、身体に良い栄養素が豊富に含まれており、栄養価の高い野菜としても知られています。ここでは、モロヘイヤに含まれる栄養素とその働きについて解説をします。

適切な量を食べると体に良い食材!

モロヘイヤは、食べ過ぎてしまわない限り、体にとてもいい食材です。具体的にモロヘイヤには「ビタミン、ミネラル、βカロテン、食物繊維」などの栄養素が含まれており、積極的に食べたい食材の1つでもあります。

カルシウムやビタミンが豊富

モロヘイヤには、普段の食事では不足しがちな「ビタミンÇ、カルシウム」が豊富に含まれています。ビタミンCとカルシウムは、健康維持には欠かせない栄養素です。

ビタミンCは、免疫力が低下するのを防ぐ働きがあります。ビタミンCが不足すると人の身体は、免疫力が低下し風邪を引きやすくなってしまいます。また、日常的に白血球中のビタミンC濃度が低い人は風邪が引きやすいということもわかっています。

そのため、ビタミンCが含まれるモロヘイヤなどの野菜をを日常的に摂取することで、風邪予防にも効果的といわれています。

また、モロヘイヤにはミネラルである「カルシウム」も豊富に含みます。カルシウムは骨を形成するうえで、欠かせない栄養素です。

βカロテンが豊富で老けない!

モロヘイヤには「βカロテン」と呼ばれるビタミンAの前駆体が豊富に含まれます。このβカロテンは、主に目の健康を維持するのに効果的といわれています。

またその他にも、βカロテンは強い「抗酸化作用」を持っており、老化や生活習慣病を予防する効果が期待できます。

調理法によっては栄養が逃げるので注意

モロヘイヤに含まれる栄養素の中には「水溶性(水に溶ける性質)」のものがあります。水溶性の栄養素は、水に溶ける性質があり、水を使った調理をすると栄養が溶け出してしまう可能性があります。そのため、サラッと茹でて刻んで食べたり、スープなど飲み干せる調理法がオススメです。

スポンサードリンク

オススメの食べ方

モロヘイヤは、どのようにして食べるのがいいのでしょうか?ここでは、モロヘイヤのオススメの食べ方について解説をします。

モロヘイヤ納豆

モロヘイヤと納豆のネバネバ食材の相性は抜群です。また、モロヘイヤに含まれるカルシウムと納豆に含まれるビタミンKも相性がよく、吸収効率がよくなります。

トマトとモロヘイヤのポン酢和え

夏などの食欲が低下する時期は、トマトとモロヘイヤのポン酢和えがオススメです。サッパリとして食べやすいですよ!

モロヘイヤと卵のスープ

モロヘイヤと卵のスープもオススメです。上記でもお伝えをしましたが、水溶性の栄養素は水に溶ける性質があります。しかし、スープにすると溶け出した栄養もすべて飲み干せちゃいます。味もよし、体にもよし、の調理法です!

スポンサードリンク

まとめ

今回の記事では「モロヘイヤは下痢になりやすい食材?なぜ腹痛になるの?対処法は?」について解説をしました。

最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • モロヘイヤは、食物繊維が豊富に含まれており、食べ過ぎると下痢になる可能性がある
  • モロヘイヤには、身体にいい栄養素が豊富に含まれている
  • モロヘイヤの栄養素を最大限に摂取するには、調理方法が重要