モリンガの摂りすぎは体に悪い?骨粗鬆症になる?一日摂取量は? |

みなさんは「モリンガ」と呼ばれる植物をご存じでしょうか？インドやフィリピンなどの熱帯地域を原産とする樹木の種類で、近年多くの栄養価や機能性が注目され「スーパーフード」とも呼ばれています。

日本でも、パウダーや青汁、栄養ドリンクやサプリメントなどに使用されて注目を浴びています。今回は、モリンガの体に対する影響について解説していきます。

栄養価が高い食品は体への影響も当然強くなり、副作用などが危惧されますよね。モリンガを摂取した際のデメリットなどは無いのでしょうか？そこで今回は、

スーパーフードのモリンガ！
モリンガがとりすぎ注意？
モリンガは安全なの？

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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1 スーパーフードのモリンガ！
2 モリンガがとりすぎ注意？
3 モリンガは安全なの？
4 まとめ

スーパーフードのモリンガ！

モリンガがスーパーフードと言われるのはどうしてなのでしょうか？含まれる栄養素やモリンガについて詳しく見ていきましょう。

モリンガとは？

モリンガは「ワサビノキ」と呼ばれ、インドやフィリピンなどの熱帯・亜熱帯の地域で多く栽培されている樹木です。葉や果実、種子まで使用できるため、色々な食品や薬品に使用されますよ。

病害虫の影響などを受けにくく、無農薬栽培も容易にできることから、環境にもとても良い植物とされています。日本でも沖縄県などの一部地域で栽培されていますよ。

実は古くから治療薬などとして使用されてきた歴史がある植物で、古代ギリシャ時代には「奇跡の木」と呼ばれるほど、高い効能が期待できる植物です。

モリンガを食べると得られる効果

モリンガには約90種類もの栄養素が含まれているそうで、期待できる効能も様々です。代表的な効能は、

炎症を抑制する効果
抗菌作用
生活習慣病の予防
抗酸化作用などのアンチエイジング効果
腸内環境の改善

これらの効能が期待できます。他にも多くの効能が期待できますから、「とりあえず健康な生活を送りたい！」という理由だけで、毎日少量ずつ摂取するのも良いでしょう。

主な栄養素

モリンガに含まれる代表的な栄養素は以下になります。

カルシウム

ビタミンE

マグネシウム

鉄

食物繊維

亜鉛

モリンガに含まれる栄養素は約90種類、その効能は約300種類とも言われるほどです。まさにスーパーフードですね。

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モリンガがとりすぎ注意？

モリンガの過剰摂取で副作用などは起きないのでしょうか？栄養価が豊富なだけあって、少し心配になりますよね。モリンガを摂取する際に留意する点について解説していきます。

シュウ酸が多め

モリンガはシュウ酸が多いと言われています。シュウ酸は灰汁の成分ですが、摂取しすぎると尿路結石などを引き起こす場合があります。

食物繊維の摂りすぎも懸念点

モリンガには100ℊ中に食物繊維が33ℊも含まれています。これはゴボウの約6倍、レタスの30倍と言われるほどです。食物繊維を過剰に摂取してしまうと、下痢や腹痛などを引き起こす場合もあります。

薬と効果が重複してしまう可能性も

モリンガには血糖値を抑える効果や、血圧を下げる効果があるとされています。そのため、これらの症状をお持ちで、薬を処方されている方は注意が必要です。

カルシウムの吸収を阻害する可能性も

シュウ酸は水溶性で、体内のカルシウムと結合して不溶性のシュウ酸カルシウムとなります。不溶性シュウ酸カルシウムは尿と一緒に排泄されるため、摂取したカルシウムと結合することによって体外に尿として排泄されてしまいます。

そのため、シュウ酸を多く摂取した場合はカルシウムが不足してしまい、骨粗鬆症や骨密度の低下などを引き起こす場合もあります。

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モリンガは安全なの？

結局モリンガって食べても大丈夫なの？と疑問に思う方も多いですよね。モリンガを摂取する際のポイントについて解説していきます。

自然由来のものなので基本は安全

基本的には、世界的に見ても「モリンガに副作用は無い」とされています。冒頭で紹介しましたが、古くから食用された歴史があるため、食材としての安全性は高いとされています。

ただし厚生労働省では注意喚起がされており、「妊娠中のラットに対してモリンガの葉を投与した結果、流産が見られた。」との文献報告があったようです。妊娠中の方は、念のため控えた方がよいかもしれませんね。