三ツ城古墳は見た目インパクト大！解説とアクセス・周辺おすすめランチまとめ

『先代旧事本紀』『国造本紀』にも記述のある阿岐国造ではないかという説もある三ツ城古墳を一緒に見ていきましょう。

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三ツ城古墳とは

三ツ城古墳は、広島県東広島市西条中央にある古墳で、1号墳から3号墳までの3基の総称です。

墳丘長約92ｍの1号墳は広島県では最大規模の大型前方後円墳になっています。

1号墳は古墳時代中期の5世紀前半に作られたもので、2号墳はそれより早く5世紀前半に築造されたもので、3号墳は一番新しく6世紀前半ごろのもので、2号墳の区画周溝のなかに造られた古墳です。

3基の古墳は1982年に国の史跡にも指定されていて、現在は保存工事が行われ、三ツ城近隣公園としてだれでも自由に入ることができます。

三ツ城古墳の基本情報

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出土品

三ツ城古墳からは、1号墳の墳丘表面を覆う葺石のほか、円筒埴輪や家形、蓋形、鶏形、水鳥形、盾形、靫形、冑形、短甲形など様々な形の形象埴輪が出土していて、古墳全体から見つかった埴輪の総数は、なんと1800体にもなります。ほかにも須恵器や土師器、埋葬施設からは副葬品の玉類や銅鏡、鉄刀、櫛、銅剣、鉄太刀、さらには人骨も発見されています。

三ツ城古墳は市民の憩いの場所です

引用：https://4travel.jp/

三ツ城古墳周辺は、三ツ城公園になっていて、無料で誰でも入場することができ、近くに住む人たちの憩いの場になっています。公園内では実際に古墳に登って、その上を歩くことができますし、古墳の周りにたくさんの埴輪が並べられている光景は見た目のインパクト大で、ぜひ一度実際に見てもらいたいです。

ほかにも、公園内には芝生や遊具などもあって、家族で楽しむことができる場所になっています。

東広島市立中央図書館内のガイダンスコーナーへ行こう

引用：https://lib.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/

概要

三ツ城古墳の東側にある東広島市立中央図書館では、古墳の保存工事が終了した平成6年4月に三ツ城古墳ガイダンスコーナーがオープンしました。

ここでは、三ツ城古墳に関する解説パネルや映像、築造中の古墳を再現した模型などがあり、古墳から実際に出土した埴輪や鏡、玉なども展示されていて古墳について深く知ることができます。

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三ツ城古墳のお祭り「光の宴」

引用：http://www.higashihiroshima.genki365.net/

見どころ

三つ城古墳で催される「光の宴」は、3000本ものキャンドルで古墳をライトアップするお祭りです。

ロウソクが照らし出す幻想的な光景を眺めながら、悠久の歴史に想いを馳せることができます。2019年には2年ぶりとなる第5回が開催されました。

会場では、コンサートや伝統芸能などが披露され、和菓子や甘酒の販売も行われます。

毎年開かれるとは限らないので、お越しの際は事前にホームページなどで情報をチェックしておきましょう。http://hh-kanko.ne.jp/blog/nontainfo/

三ツ城古墳へのアクセス

車

山陽自動車道「西条IC」から約15分

電車

JR山陽本線「西条駅」から徒歩約30分

バス

JR山陽本線「西条駅」から「広島大学行」バス　「中央図書館前」下車徒歩約5分

三ツ城古墳周辺のランチおすすめ3選

はにわCafé

三ツ城古墳のすぐそばにあるカフェで、埴輪をモチーフにしたコーヒーやスムージーがいただけます。ランチメニューには、瓦そばランチ(1200円)や古墳カレープレート(1080円)などがあります。

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カフェ　トレカサ

JR西城駅前の路地裏にあるお洒落なカフェ。ちょっとわかりにくいところにあるので、初めていくときには注意しましょう。

ランチメニューは1000円からでドリンク・デザート付きです。

ビストロパパ

三ツ城古墳の近くにある、フレンチとイタリアンをベースにした無国籍料理のお店。ハンバーグやオムライスといった洋食メニューや北イタリア産のパスタなどがいただけます。

ランチメニューはパパランチ(1000円)からで、自家製のデザートも人気です。

まとめ

三ツ城古墳は一か所に3つの古墳がまとまっていて、たくさんの埴輪が並べられた古墳の上を自由に歩いて楽しむことができるという点が他の古墳にはないポイントです。近くの図書館で古墳について詳しく知ることができたり、ロウソクを使った楽しいイベントもあったりと、古墳好きには是非ともオススメしたい場所ですので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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