名古屋名物の味噌煮込みうどんは、寒い季節になると食べたくなるメニューの一つです。
味噌と野菜とうどんの相性は抜群で一見万人受けしそうですが本場の味噌煮込みうどんは固い麵と八丁味噌という少し変わった味噌で作られているため意外と「まずい!」という意見もみられます。そんな方でも本場のメニューを少しアレンジすれば大丈夫。
誰でも簡単に美味しく味噌煮込みうどんを作れるコツをご紹介いたします!
今回ご紹介するのは以下の通りです。
- 味噌煮込みうどんの魅力
- なぜまずいという声が…
- 簡単!味噌煮込みうどんの作り方
是非、味噌煮込みうどんの魅力を知って冬の定番メニューにしてください!
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目次
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味噌煮込みうどんの魅力とは
名古屋名物の味噌煮込みうどんの魅力とは一体何なんでしょうか。
他の味噌とは一味違った「八丁味噌」を使っていることや弾力がなく芯が残っているような固めのうどんを熱々の土鍋で食べることで寒い冬を心から温めてくれるのが大きな魅力だと思います。
特徴
名古屋名物である味噌煮込みうどんですが、その魅力は何といっても味噌です!愛知県を代表する「八丁味噌」は赤褐色をした独特の渋みや苦みが特徴です。
「八丁味噌」は火を通しても風味が失われにくく、味も濃いため野菜やうどんに味がしっかり染み込むので煮込み料理に最適です。
美味しい食べ方
お店で注文すると熱々の土鍋で運ばれてきます。最初は熱すぎるので蓋をお皿代わりにして少しずつ食べるのが通な食べ方です。最初は固かったうどんも土鍋の中でだんだん柔らかくなってくるので食感の変化を楽しむのも良いでしょう。
また卵が入っている場合が多いのですが、好みによって食べ方を変えましょう!最初は卵をそのままにして本来の味を楽しみます。
そのあとは徐々に卵を溶かして味を変えたり、卵をすくって別皿に入れすき焼きのようにうどんをつけながら食べるのもおすすめです。
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なぜまずいという声が…
誰にでも合いそうな味噌煮込みうどんですが、意外と好き嫌いが分かれるそうです。その理由は何なのでしょうか。
麺が固い
初めて食べる方はうどんが固い!と思うはずです。皆さんが思い浮かべるうどんは小麦粉・水・塩で出来ています。それとは違って名古屋の味噌煮込みうどんは小麦粉と水のみで作られていて、下茹ですることなくそのまま煮込むので芯が残っているようなしっかりとした歯ごたえがある状態になります。ほうとうをイメージしてください!
塩を使わないことで煮込んでも柔らかくなりにくく、また味噌の味が濃いため味の調整がされているそうです。。このうどんが食べにくかったり、少し粉っぽく感じたりするため苦手と思う人が多いそうです。
味噌が辛い
八丁味噌の味の特徴である、味の濃さや渋み、苦みが苦手な方も多いようです。赤味噌をイメージしていただければ、苦手な人って結構いますよね。「八丁味噌」も独特な味をしている上に味がとても濃いです。
野菜やうどんにスープがとてもよく染み込むというメリットがある反面しょっぱいと感じる人がまずい…と思ってしまうのでしょう。
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簡単!味噌煮込みうどんの作り方
本場の味噌煮込みうどんを作ろうとすると、八丁味噌やコシの強いうどんを用意するのが大変です。
また味噌の味が苦手な方もいると思うので一般的になじみがある材料で簡単に美味しい味噌煮込みうどんを作る方法をご紹介します。
材料(1人分)
~具材~(野菜はお好みのものでOKです)
- ◎うどん(冷凍でも生麺でも可)・・・1玉
- ◎肉(鶏or豚)・・・約50g
- かまぼこ・・・1/4本
- 油揚げ・・・1/2枚
- にんじん・・・約1/4本
- 大根・・・約2cm
- きのこ類・・・適量
- 長ねぎ・・・約4cm
- ごぼう・・・約4cm
~調味料~ - ◎だし汁・・・400ml
- ◎お好みの味噌・・・大さじ1.5~大さじ3(味を見ながら調節してください)
- ◎砂糖・・・小さじ1
- ◎卵・・・1個
◎印がついているものは必須のもので、そのほかは冷蔵庫に余っている野菜やお好みのものを入れてください!
うどんは生麺を使うと適度にとろみがある煮込みうどんになります。家に冷凍のものがあればそれを使っていただいても大丈夫です。またかまぼこがあると見栄えが良くなるのでおすすめです。
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味噌煮込みうどんの作り方とポイント
以下の順番で作っていきます。
- だし汁と固めの野菜を入れて沸騰させる。
- 肉とその他の具材(卵以外)を加え再度沸騰するまで待つ
- うどんを加え箸でほぐしながら弱火で3~5分ほど煮込む
ポイント:生麺を使用する場合は、下茹でせずにそのまま入れてください!(とろみがでます)冷凍の場合は1,2分長めに煮込んでください。 - 火を止めて味噌をとき、砂糖を加えた混ぜ合わせた後に卵を割り入れる
- 再び弱火にかけ、ひと煮立ちさせて完成!
まとめ
以上、味噌煮込みうどんについて解説しましたがいかがでしたでしょうか。
本場のものは苦手と思ってしまう方もいるようでが、独特な味噌の味とコシの強いうどんにはまってしまう人も多いです。一度本場の味をお店などで食べてみてください。
また自宅でも簡単に美味しく作れるので寒い冬に熱々の味噌煮込をたのしんでくださいね、。
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