酸っぱい味噌汁を食べてしまったけど大丈夫?ダメな場合の見分け方や対処

日本人の食卓に欠かせない料理といったら、味噌汁ではないでしょうか。味噌汁は、家庭によって味付けや材料が異なる料理で、古くから日本人の家庭料理として愛されてきました。

そんな味噌汁ですが、長い期間常温保存をすると酸っぱくなってしまうそうです。とはいっても、味噌汁はついつい常温保存しがちですよね…。もしかしたら、本記事をご覧の方は、酸っぱい味噌汁を食べたことがあるかもしれませんね…。

そこで気になるのが「酸っぱい味噌汁は食べても大丈夫なのか?」ということ。実は、酸っぱい味噌汁も食べて大丈夫な場合もあるようです。ということで今回の記事では、酸っぱい味噌汁は食べても大丈夫なのか?に関連して下記の内容を解説します!

  • 味噌汁の日持ちはどれくらい?
  • 食べても大丈夫な酸っぱい味噌汁
  • 食べちゃ駄目な味噌汁の見分け方
  • 酸っぱい味噌汁で食中毒になった場合の対処法

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味噌汁の日持ちはどれくらい?

味噌汁を多めに作って、次の日に食べられる方も多いかと思います。前日に作り置きしておけば、忙しい朝でも食べられるので便利ですよね。

そんな味噌汁ですが、意外と知られていないのがその「賞味期限」ではないでしょうか。結論から申し上げると、味噌汁の賞味期限は味噌汁によって異なります。なぜなら、味噌汁の賞味期限は入れる食材や保存環境によって大きく異なるからです。ここでは、味噌汁の賞味期限や最適な保存環境について解説をします。

常温保存は基本できない

味噌汁を常温保存した場合「半日〜1日」の賞味期限になります。しかし、基本的に味噌汁は「常温保存NG」です。

本記事をご覧の方の中には「味噌汁を常温保存」されている方も少なくないかと思います。しかし、味噌汁の常温はオススメできません。なぜなら、味噌汁はデリケートな食品のため、気温の高い環境で保存をするとすぐに傷んでしまうからです。そのため、基本的に味噌汁は常温保存できないと思っておいたほうがいいでしょう。

冷蔵がオススメ

味噌汁をどうしても保存したい場合は「冷蔵保存」がオススメです。味噌汁を冷蔵保存した場合「1〜2日」の賞味期限になります。また、味噌汁は冷蔵保存をしても長い期間保存をすることはできないので、作った後はできるだけはやく食べ切るようにしましょう。

食材によって変わる

味噌汁は家庭によって入れる食材が違いますよね。そのため、食材によっては上記でご紹介した賞味期限よりも短くなる場合もあります。特に、貝類や魚介類を入れた味噌汁は日持ちしません。傷みやすい食材を使って味噌汁を作った場合は、気をつけましょう。

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食べても大丈夫な酸っぱい味噌汁

味噌汁が傷むと酸っぱくなる傾向にあります。しかし、味噌汁は傷んでいなくても酸っぱくなることがあるのです。では、どのような状態の際に味噌汁は酸っぱくなるのでしょうか?ここでは、食べても大丈夫な酸っぱい味噌汁について解説をします。

鰹を煮出しすぎてる

味噌汁を作る過程で鰹を煮出し過ぎてしまうと、旨味以外にも苦味や酸味が出てきてしまいます。もちろん、食べれないことはないですが、せっかくの旨味成分が失われてしまいます。なので、鰹で出汁を取る際はお湯に入れてすぐに濾すようにしましょう。

鰹節の酸味がもともと強い

鰹節によっては、もともと酸味の強いものもあります。これは、鰹が体内に蓄えている乳酸の量によって異なります。つまり、乳酸の多い鰹ほど酸味の強い鰹節になるのです。とはいっても、鰹節を選ぶさいに判別するのは難しいでしょう。

赤味噌が入ってる場合

赤味噌を使っている場合は、酸味が出てくる場合があります。赤味噌は、白味噌よりも酸味を強く持っています。そのため、赤味噌を使っている場合は、酸味のある味噌汁になる場合があります。

鰹節を入れすぎた場合

鰹節を必要以上に入れすぎてしまうと、酸味感の強い出汁になってしまいます。たくさん入れたほうが旨味が強くなる気もしますが、逆に酸味感も強くなってしまいます。気をつけましょう。

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食べちゃ駄目なみそ汁の見分け方

注意

上記では、食べても大丈夫な酸っぱい味噌汁について解説をしました。では、食べたらダメな酸っぱい味噌汁とは、どのような状態なのでしょうか?ここでは、食べたらダメな味噌汁について解説をします。

匂いの特徴

食べ残しておいた味噌汁の匂いが「酸っぱい匂い、腐った匂い」がする場合は、食べるのはやめておきましょう。

見た目の特徴

味噌汁が腐ると「ドロドロする、変色する、カビが生える」などの見た目の変化がおきます。それらのような見た目の変化が起きた味噌汁は完全に腐っています。食べるのはやめて、速やかに廃棄しましょう。

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酸っぱい味噌汁で食中毒になった場合の対処法

酸っぱい味噌汁を食べてしまうと、食中毒を引き起こしてしまう可能性があります。では、傷んでしまった味噌汁を食べて食中毒の症状を引き起こした場合、どのように対処すればいいのでしょうか?ここでは、酸っぱい味噌汁で食中毒になった場合の対処法について解説をします。

食中毒症状の例

傷んだ味噌汁を誤って食べてしまうと、下記のような症状を発症します。

・嘔吐

・腹痛

・発熱

・下痢

もし、それらのような症状を発症した場合、速やかに病院を受診するようにしましょう。

自宅での対処法

上記のような、食中毒の症状を発症した場合、自宅での対処法は下記の3つです。

・しばらく食べない

・水はしっかり飲む

・安静な場所でゆっくりする

上記は、簡易的にできる対処法なので、根本的な解決にはなりません。なので、食中毒の症状が治まらない場合は、専門の医師を受診するようにしましょう。

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まとめ

今回の記事では「酸っぱい味噌汁を食べてしまったけど大丈夫?ダメな場合の見分け方や対処」について解説をしました。

最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • 味噌汁を常温保存した場合「半日〜1日」の賞味期限で、冷蔵保存をした場合「1〜2日」の賞味期限になる
  • 味噌汁は傷む以外の理由で、味噌汁が酸っぱくなる場合がある
  • 酸っぱい味噌汁を食べて食中毒になった場合は、速やかに病院を受診するようにしましょう