自衛隊の缶飯(ミリメシ)の味はまずい?美味しい?戦闘糧食の賞味期限

自衛隊が戦闘中や訓練中に食べるミリメシをご存じですか?最近はテレビ番組でも自衛隊が取り上げられ、身近に感じることも増えてきたので、食べて見たいと思っている人もいるかもしれませんね。今回はミリメシの内容や、一般人も入手できるのかなどをご紹介していきます。

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自衛隊の缶飯とはどんな食べもの?

自衛隊の缶飯とはその名の通り、缶に入った携帯食料です。そんな缶飯にはどんな特徴や種類があるのでしょうか?詳しく解説していきましょう。

特徴

  • 「military(軍隊)」+「飯(メシ)」=ミリメシ
  • 敵の目を引かないように白い文字は使わないパッケージ

ミリメシという言葉は、ミリタリー(軍隊)が食べる飯と言う意味の呼び名です。主に戦闘中に自衛隊員が食べる糧食のことです。昔は缶に入っているものが主流でしたが、今はパックにはいっているものもあります。

また、パッケージに白文字を使ってしまうと遠くにいる敵に見つかりやすくなってしまうため、黒い文字、地味な色合いで何が入っているか書かれているのも特徴です。

  • 戦闘糧食(ミリメシ)の種類
  • 缶詰に入っているものがある(戦闘食糧Ⅰ型)
  • パックのものもある(戦闘食糧Ⅱ型)

最近はパック入りのミリメシも増えていますが、缶と比べると強度が劣るため、上空から投下したときの衝撃に耐えきれないことから、現在も缶詰めが重宝されています。

ミリメシは持ち歩ける食料なので味気ないものが多いのかと思いきや、意外とバリエーション豊か。一部をご紹介しましょう。

  • 乾パン
  • カレー
  • 中華丼
  • 牛丼
  • 鶏肉野菜煮
  • 白米
  • しいたけ飯
  • 赤飯

乾パンは学校などの非常食でもよく常備されているのでなじみがあると思います。自衛隊のミリメシは美味しく、海外の軍隊からも評判がいいそうですね。

賞味期限はどれくらい?

  • 日持ちは製造より3年ほど

ミリメシは常温で長期間携帯することを前提に作られている糧食ですので、かなり日持ちがします。メーカーによると、製造から3年ほど日持ちするように作られており、防災用の備蓄としても優秀です。

食べて見たい!と思っても、一般人が自衛隊のミリメシを購入することはできません。しかし、自衛隊のミリメシを製造している(株)武蔵富装は一般家庭向けの非常食としてもミリメシを製造・販売しているのですよ。

もちろん、一般人向けのミリメシのパッケージは自衛隊で食べているものよりも鮮やかです。非常食に備蓄してみてはいかがでしょうか?

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自衛隊缶飯はどんな味?まずい?美味しい?

自衛隊のミリメシは、海外の軍隊からも美味しいと評価されるとのことですが、実際本当に美味しいのでしょうか?家庭用の防災グッズとして販売されているミリメシを購入した人の口コミなどを調べてみました。

口コミ

  • 非常食とは思えない美味しさ(カレー)
  • ウインナーやたくあんが美味しかった
  • 高カロリーで塩分が高いので運動量の少ない人には不向き

どうやらミリメシは自衛隊員のようにたくさん体を動かし、汗をかく人向きの非常食のようです。普通の生活をしている人にはカロリーや塩分が高く、非常時の備蓄をミリメシだけにするというのはあまりお勧めできません。

ですが、味に関する口コミは「美味しい」と言うものばかりだったので、非常時の楽しみとして多少用意しておくのもいいかもしれませんね。

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自衛隊の缶飯はどこで入手できる?

スーパー

ミリメシが非常食として販売されていることが分かりましたが、ホームセンターなどに探しに言うのは大変ですよね。どこで購入できるのか調べてみました。

販売は廃止されてる?

  • 自衛隊専用のミリメシは購入できない
  • 家庭の備蓄用に製造されたミリメシならネット購入が可能

ミリタリーファンの人は是非とも本物のパッケージのものを食べて見たいところですが、全く同じパッケージのものは現在販売はされていないようなのですね。

ですが、自衛隊主催の催し物で試食会などが実施されている場合は、実際に食べるチャンスがあるようです!

また、同じ商品を一般家庭向けのパッケージで販売している商品であれば、楽天やAmazonなどのネット通販で購入することが可能ですよ。食べて見たい人は試してみてくださいね。

自衛隊の缶飯の食べ方

せっかくミリメシを入手できたのなら、ぜひ自衛隊風に食べて見たいところですよね!自衛隊式のミリメシカレーの食べ方をご紹介しましょう。お湯でボイルしたりして温めて食べる方法もあるそうなのですが、今回はパウチタイプを加熱剤で温める方法について解説します。

  1. 加熱袋・水・加熱剤を準備する
  2. 加熱剤を加熱袋の底に敷く
  3. 加熱袋の中に、ごはんとおかず三角形に配置し、水を入れる
  4. 20分以上加熱する
  5. トレーに盛り付ける

20分経つと食べられるようになるそうですが、更に5分~10分加熱するとより美味しくなるとの意見もあるようです。加熱袋の中にごはんとおかずを三角形に立てて入れると均一に加熱ができるそうですね。とても考えられていて、文明的です。

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まとめ

いかがでしたか?缶飯(ミリメシ)と言う言葉はなじみがないですが、残念ながら同じものは購入できないようなのですが、同じ商品のパッケージを変えて販売しているものもあることが分かりましたね。もしかしたら、備蓄していた非常食がミリメシだった、というご家庭もあるかもしれませんね。

この記事をまとめると

  • 缶飯(ミリメシ)は自衛隊の戦闘中の糧食

  • 賞味期限は3年ほど

  • 味は美味しい

  • 全く同じパッケージのものは購入できない

  • 家庭向けの備蓄品であれば購入できる

ご家庭の備蓄品の入れ替え時期にもぜひ検討してみてくださいね!