受験勉強や試験勉強を夜遅くまで頑張りたいとき、仕事中の眠気戦っている時に飲む人も多い「眠眠打破」。日常的に飲んでいるとだんだんと効かなくなってきて、一日に何本も飲んだり、毎日飲んでいると「体に悪いんだろうなぁ・・・」と思いつつもなかなかやめられないんですよね。でも、実際に眠眠打破を飲みすぎるとどのような害があるのでしょうか?そこで今回は、
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眠眠打破って何からできてるの?
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効果はあるの?
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飲み続けると効かなくなる?
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飲みすぎると体に悪い?
目次
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眠眠打破とはどんな飲み物?
どんな味?まずい?美味しい?
眠眠打破にはコーヒー味と濃抹茶味の2種類があります。それぞれの味について、飲んだことのある人の口コミを調べてみました。
濃いコーヒーを甘ったるくした感じで美味しくはない
濃いコーヒー味で不味くはないので飲める
抹茶味のほうがコーヒー味よりも飲みやすい
炭酸が無いのでエナジードリンクと比べて物足りない
全体的に「美味しくはない」という意見が多かったですが、「眠気が吹っ飛んだ」「全く眠気がなくなった」との口コミも多く、味はともかく効果はとても高いようでした。
カフェイン量はどれくらい?
眠眠打破はとても効果が高いと実感する人が多いようですが、実際にカフェイン量はどのくらい入っているのでしょうか?ちなみに、眠眠打破にはより効果を高めた「強強打破」「激強打破」という商品もあります。
これらの商品も含めて、1本(50ml)あたりカフェイン量を表にしてみました。
1本あたりのカフェイン量 | |
眠眠打破(コーヒー味) | 120mg |
眠眠打破(濃抹茶味) | 120mg |
強強打破 | 150mg |
激強打破 | 150mg |
ブラックコーヒー1杯(150ml) 90mg
眠眠打破1本はコーヒー1杯以上のカフェインが含まれていることが分かりました。数字だけ見るとそんなに多くは無いようにも感じますが、眠眠打破が1本50mlに対し、コーヒーはカップ1杯150mlくらいありますから、カフェインが凝縮されているということが分かりますね。
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眠眠打破は効果が出るまでどれくらい?
効果が出るまでの時間
眠眠打破は飲んでから30分~1時間ほどで効果を実感する人が多いようです。これは、摂取したカフェインが45分後には胃の中で吸収され、15分ほどかけて血液中の濃度が最大になるためです。
ただし、温かい飲物ほど吸収が早くなりますが、冷えた飲物は吸収がゆっくり吸収されます。眠眠打破は冷やして飲むことが多いので、できるだけ早く効果を得たいときは常温にしてから飲むようにすると良いでしょう。
持続時間
カフェインが体から完全に排出されるまでの時間は8時間以上かかるとされています。ですから、眠眠打破の持続効果も8時間ほどだと考えてよさそうです。しかし、日常的にカフェインを摂取している人や、眠眠打破を多用している人は効果を実感し辛くなる傾向があるようです。
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眠眠打破は飲むとやばい?デメリットは?
眠れない
カフェインには覚醒作用があります。これは眠気を促す「アデノシン」という物質が脳内で働くことカフェインがブロックするため、脳が活発に動くようになるためです。
ところが、カフェインは摂取すると体内から完全に排出されるまでに8時間以上かかるので、夜に摂取してしまうと明け方まで眠くならなくなってしまい、脳が覚醒して寝たくても眠れない状態になってしまいます。
夜しっかりと睡眠をとらないと体内バランスが崩れたり代謝が落ちて、免疫力の低下や食欲不振、気力の低下を引き起こします。ですから、夜遅くまで試験勉強を頑張りたいという人もいるかもしれませんが、夜間に眠眠打破を飲んで無理やり脳を活性化させるよりも、一度しっかり脳を休めてから朝早く起きて勉強した方が脳にとってもいいのです。
そのため眠眠打破はできるだけ朝~昼までに飲むようにしましょう。
カフェイン中毒
カフェインを過剰に摂取することによるカフェイン中毒の症状は主に次のようなものがあります。
- 食欲不振
- 震え
- 嘔吐
- 興奮
- 脈が速くなる
- 気持ち悪くなる
- 不眠症
カフェインにはリラックス効果がある一方、過剰摂取によりカフェイン中毒になると、リラックス効果とは真逆の症状を発症します。仕事などのストレス解消にコーヒーを楽しむ人もいると思いますが、飲み過ぎず、運動などの他のリフレッシュ方法を取り入れることでカフェイン中毒を防ぐことができます。
死亡することはある?
重度のカフェイン中毒になると、死亡するリスクもあります。とくに昨今は、眠眠打破やエナジードリンクが若者の間で流行していることもあり、過剰摂取によるカフェイン中毒で、意識低下や吐き気、心肺停止状態などで救急搬送されるケースが年々増加しているようです。
エナジードリンクなどを日常的に飲んでいると、感覚が麻痺して「効かなくなってくる」「飲まないと不安になる」と思い、一日に何種類も何本も摂取してしまう人も後を絶たないようです。
また、海外のネット通販で安く大量に手に入る場合もあり、若者の間でカフェイン中毒は増加しています。眠眠打破は1日1本まででしたらまず問題はないのですが、そのほかのエナジードリンクやカフェインの入っている飲料は同日に飲まないように気を付けましょう。
1日何本までなら大丈夫?
一日に健康な人で摂取していいとされているカフェイン量は400mlとされていますので、眠眠打破の他に緑茶や紅茶を飲む場合は、眠眠打破と合わせると圧倒言う間に摂取カフェイン量が400mlを超えてしまうので、1日1本までにしておいた方がいいでしょう。
また、コーヒーなどを飲む習慣が無い人でも、眠眠打破を多量に飲むと、眠眠打破に含まれるアルギニンを摂取し過ぎることにより下痢や腹痛を起こすことがあります。
さらに、多量に飲んだり毎日飲むことでカフェイン中毒やカフェイン頭痛を引き起こす可能性も考えられますので、どうしても眠気を覚ましたいときにだけ飲むようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたか?眠気を抑えるのに眠眠打破は有効だと言う一方で、飲み過ぎによるリスクもご紹介してきました。この記事をまとめると、
この記事をまとめると
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眠眠打破は美味しくはないが効果はある
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眠眠打破に含まれるカフェインはコーヒー1杯よりも多い
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眠眠打破は1日1本まで、毎日飲むのは避けた方が無難
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カフェイン中毒は死亡するリスクもある
眠眠打破は飲みすぎなければ効果がありますので、どうしても眠りたくない!というときに上手に飲むようにしましょう。