ミルクティーは寒い時期でも暑い時期でも、ホットやアイスで楽しめる飲み物ですが、体質によってはお腹を壊すことがあります。その原因は一体なんなのでしょうか?今回は、
- ミルクティーでお腹を壊す?
- 飲み過ぎは体に悪い?
- 毎日飲むと太る?カロリーは?
- 栄養成分と効果
こちらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ミルクティーでお腹を壊す?下痢に?
ミルクティーは基本的に体に悪い成分は含まれていませんが、飲みすぎるとお腹を壊したり腹痛を起こすことがあります。その原因は紅茶の茶葉に含まれているカフェインです。
カフェインは、摂りすぎると中枢神経の刺激によって下痢を起こすことがあります。
ミルクティー1杯(180ml)に含まれるカフェイン含有量は、約30mgです。コーヒーは約70mgなのでそれよりは低い数値です
最近は「過敏性腸症候群」の人が増えていますが、その場合はカフェインによって腹痛を起こしやすいことがわかっています。
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ミルクティーの飲み過ぎは体に悪い?
ミルクティーは紅茶に牛乳を入れた飲み物で、日常的に飲んでいる方も多いのではないかと思います。そんなミルクティーを飲みすぎると、体に悪い影響はあるのでしょうか?
ミルクティーを飲みすぎた場合に起こり得る副作用には、このようなものがあります。
- 消化不良
- 眠れない
- シュウ酸腎症
- 糖尿病
眠れない
カフェインは眠気覚ましに効果的ですが、寝る前に飲むと目が冴えてなかなか眠れなくなることもあります。
消化不良
カフェインの過剰摂取は、胃の消化不良になることもあります。
シュウ酸腎症
紅茶の茶葉にはシュウ酸という成分が含まれており、摂りすぎると腎臓に結晶がたまっていきます。そのまま放っておくと『シュウ酸腎症』という病気に成る可能性があると言われており、この病気は別名で「アイスティー腎症」とも言われています。
糖尿病
ミルクティーに砂糖を入れて飲んだり、市販の砂糖入りミルクティーを飲む場合は、糖尿病の危険性があります。特に市販のミルクティーには糖分が多く含まれており、ペットボトル1本でもかなりの糖分を摂取することになります。
糖分の摂りすぎは糖尿病だけでなく、太る原因にもなるので注意が必要です。
ミルクティーは毎日飲むと太る?
砂糖入りのミルクティーは飲むと太る原因になりますが、砂糖なし(ノンシュガー)のミルクティーにはどれくらいカロリーがあるのでしょうか?
ミルクティーコップ1杯分のカロリーは、約60kcalです。ストレートの紅茶であればほとんどカロリーはありませんが、牛乳が加わることによりカロリーは高くなります。
また、市販のミルクティーには牛乳ではなくクリームが使用されていることも多く、そうなればカロリーは更に高くなります。
ダイエット中の飲み方
ダイエット中にミルクティーを飲む場合は、
- 砂糖を入れない
- 牛乳を少なめにする
このポイントに注意しましょう。
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ミルクティーの栄養成分と効果
栄養素
紅茶の葉にはたくさんの栄養成分が含まれています。元々は緑茶と同じ葉からできていますが、葉を発酵させる過程に違いがあります。カフェインが含まれているので、寝しなに飲むのは気を付けましょう。
- タンニン:タンニンはポリフェノールの一種で、植物の渋みの味を持つ物質です。ワインやお茶、柿に含まれており、人間の体内の細菌の増殖を抑え駆除をする力があるので、食中毒の予防や風邪の予防に役立ちます。便を硬くして下痢を改善する効果もある栄養分です。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- カフェイン:カフェインは、体内に入ることで人間の自律神経系の交感神経を活性化させて、様々な効果を持ち栄養素です。脳の覚醒や血行促進、体の過剰な水分を排出させる利尿作用が強い成分です。加えて、体の中の脂肪を燃焼させる効果も持っています。
- テアニン:テアニンは、お茶を口にする時の独特の甘みの成分で、リラックス効果があります。副交感神経を優位にさせる脳内物質のセロトニンやドーパミンを放出させます。加えて脳の記憶力や集中力を上げる働きを持っています。その他には、毛細血管の緊張を解すことで血圧を下げる栄養素です。
効果・効能
紅茶を飲むことによって、このような効果が期待できます。
- 抗酸化作用による体が錆び抑制
- 殺菌作用やインフルエンザウイルス予防
- 気分転換や脳がスッキリする
- 糖質を分解してダイエットをサポートする
- リラックス効果
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まとめ
この記事をまとめると
- ミルクティーの飲み過ぎは、下痢・腹痛・吐き気・不眠の原因になることもある
- 砂糖なしでカロリーはコップ1杯あたり約60kcal
- ダイエット中は砂糖なし・牛乳控えめでカロリー調整を
- 紅茶の茶葉には抗酸化作用があるので老化防止にも◎
ミルクティーは飲みすぎると体質によって副作用が起こることもあります。適量であれば上記のような症状になる可能性は極めて低いので安心しましょう。砂糖入りは太る原因にもなるので、注意してくださいね。
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