離乳食の中で、最初に赤ちゃんにあげていく代表的なものが「おかゆ」ですね。初めて食べるものなので、与える方もドキドキですよね!5ヶ月頃から離乳食が始まりますが徐々に食べる量も増えてくると、色々なものを与えたくなって来るのではないでしょうか。
そんな時におかゆの中でもバリエーションを出したい時に使うことができる「ミルクパン粥」はとても便利です。今回の記事ではミルクパン粥とはどのような離乳食なのか、作り方や保存方法などについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
ミルク粥とは?
ミルク粥とはおかゆと赤ちゃん用の粉ミルクを合わせたメニューのことを言います。そしてミルクパン粥というのはパンと粉ミルクを合わせたお粥のことを言います。どちらも離乳食の進み具合に合わせて、調節することができるのでとても便利で最初の段階で与える食事としてとても優秀です。
スポンサードリンク
ミルクに混ぜるのはなぜ?
赤ちゃんは私達よりも口の中が敏感なので初めて食べる食材というのは、慣れ親しんだ味でないと食べてくれないことが多いのです。なので初めて食べる食材には今まで味わってきた粉ミルクの味をプラスしてあげるのが良いとされています。
粉ミルクというのは甘い香りとほどよい味で、赤ちゃんが食べやすいように作られています。もし10倍粥などをなかなか食べてくれない時も、粉ミルクを足してあげるだけで食の進みが良くなることがあります。
スポンサードリンク
ミルク粥・ミルクパン粥はいつから食べさせてもいいの?
ミルク粥やミルクパン粥は離乳食初期(生後5ヶ月から6ヶ月頃)から食べさせても良いとされています。ミルク粥は一般的な授乳用のミルクを使用しますので、初めて与える時にもアレルギーなどの心配なく食べさせられる点も良い点ですね。
あくまで粉ミルクを使用したものだけ!
ミルクと言いましても私たちが普段飲んでいる牛乳や豆乳などは使用しないようにしてください。これらの食材は離乳食初期の赤ちゃんにとってはまだ早い段階です。
粉ミルクは母乳の代わりになるように栄養がしっかりと考えられて作られているものなので、通常の牛乳や豆乳を使うものよりも赤ちゃんに必要な栄養素を補うことができます。
スポンサードリンク
ミルク粥・ミルクパン粥の作り方
ミルク粥の作り方
ミルク粥を作る方法はとても簡単です。まず10倍粥作ります。10倍粥というのはお米とお水の割合が1:10であるおかゆのことを言います。炊いたご飯から作る場合は1:5の割合になりますので注意しましょう。
1:10で作ったお粥をブレンダーや裏ごし器などでなめらかにして赤ちゃんが食べやすい形状にすればOKです。そこに粉ミルクを合わせて作ります。10倍粥と粉ミルクを混ぜるだけなのでどなたでも簡単に作ることができます。
ミルクパン粥の作り方
ミルクパン粥は通常のミルク粥に慣れてから与えるようにしましょう。なのでミルクパン粥は、ミルク粥になれた一か月後くらいに与えるのがおすすめです。
離乳食初期の赤ちゃんが食べることができるパンは食パンです。食パンの耳の部分を取り除いてからパンをすりおろして、お湯と粉ミルクを混ぜて作ります。柔らかいパンをすりおろすというのは少し大変なので、パンを冷凍してからすり下ろすのがおすすめです。
粉ミルクは食べる直前に調乳すること
粉ミルクは栄養豊富なので、時間が経ってしまうと雑菌が繁殖してしまいやすい食品といえます。粉ミルクは必ずミルク粥やミルクパン粥を作る直前に調乳するようにしましょう。
スポンサードリンク
ミルク粥・ミルクパン粥は冷凍保存で作り置きも可能
粉ミルクは食べる直前に調乳することをお勧めしましたが、お米を炊いたり、パンをすりおろして粉ミルクと合わせて加熱したりなど作るのに結構時間がかかります。
そこでおすすめなのは作った状態ですぐ冷凍保存することです。粉ミルクも常温で保存しない限り雑菌が繁殖することはありませんので、食べる直前にしっかり加熱すれば安全に食べることができます。
離乳食が進んでくると食べる量も多くなってきますので、事前に調理しておいて必要な時に解凍して食べることができる冷凍保存は、忙しいお母さん達にとってとても助かる存在になってくれるでしょう。
冷凍する時は一回量ずつを小分けにしてタッパーに保存しておくか、離乳食を1回量ずつに分けられる製氷ケースを購入して保存する方法があります。解凍するときは電子レンジ600wで30秒から様子を見ながら加熱していってください。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ミルク粥やミルクパン粥を与えて良いのは5ヶ月~6ヶ月頃の離乳食初期から
- 初めはミルク粥を与え、慣れてきたらミルクパン粥に挑戦してみよう
- ミルク粥やミルクパン粥は事前に作っておいて、冷凍保存することで調理の時間を短縮できる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク