牛乳はどの家庭で日常的によく飲まれている飲み物ですが、常温で出しっぱなしにしているとすぐに腐ってしまいます。飲んだらなんだか酸っぱい…!なんて時は危険ですよ。今回は、
- 牛乳が酸っぱい原因は?
- 腐った牛乳の見分け方 / 加熱してもダメ?
- 腐った牛乳を飲んだ時の対処法 / 食中毒は?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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牛乳が酸っぱい!冷蔵庫に入れ忘れた!
牛乳を注ぎ、ついパックをそのまま冷蔵庫に入れ忘れた経験はありませんか?涼しい季節や短時間であれば問題ありませんが、暑い夏場や数時間放置してしまった時は、牛乳の味が酸っぱく変化していることがあります。
冷蔵庫に入れ忘れた牛乳は変質しやすいので、すでに腐っていることも。酸っぱい味やチーズの匂い、ヨーグルトのようにドロドロしていたらアウトですよ。
常温で出しっぱなしは数時間でも腐る
うっかり常温で出しっぱなしにしてしまいがちな牛乳は、ほんの数時間でも腐ってしまいます。腐った牛乳を飲むと腹痛や下痢の原因となる上、味も美味しくないので廃棄しましょう。冬場など涼しい季節であればセーフなこともありますが、暖かい時期の常温出しっぱなしは捨てた方が良さそうです。
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牛乳が冷蔵庫でも腐る原因
ちなみに、牛乳は冷蔵庫で保存していても腐ることがあります…!冷蔵庫なら安全なはずですが、なぜそれでも腐るのでしょうか?その原因として考えられる3つのポイントを見てみましょう。
雑菌が混ざった
一度開封した牛乳は、 コップに注いだりしている間に空気中や手に付いた雑菌が入り込む 可能性があります。牛乳パックの中に混ざり込んだ雑菌は冷蔵庫の中でも増殖し、牛乳を腐らせる原因となります。
菌が残っていた
牛乳は殺菌してありますが、菌を完全なゼロにする”滅菌”ではありあせん。 少量の乳酸菌が残っていることもあり、これらの残った菌が繁殖して腐らせる原因となる ことがあります。
乳酸菌はお腹に良い菌としてヨーグルトなどの乳製品にも入っているものですが、腐ると臭いの原因やカビとなります。牛乳が腐った時の酸っぱさの原因の一つも、乳酸菌となっています。
賞味期限切れ
牛乳の賞味期限は約1週間ですが、これは未開封時の目安となっています。一度開封した牛乳は3日以内に消費するのが理想で、 長い日数が経つと中で牛乳が腐ったり発酵してしまいます 。
賞味期限切れの牛乳は、酷い場合には固まりになったりカビが生えることも。見た目は問題ないけれど飲んでみたら酸っぱいこともあります。
腐った牛乳の見分け方・特徴
では、腐った牛乳の見分け方や特徴について見てみましょう。開封してからちょっと期間が空いてしまったけれど大丈夫かな?という時の参考にしてみてください。
- 変色:黄色っぽく変色している
- 感触:とろみがある
- 臭い:チーズのような腐敗臭がする
- 見た目❶:カビが生えている
- 見た目❷:分離している
牛乳は腐ると酸っぱくなる以外に、 白から黄色に変色 していきます。そして チーズのような腐った臭い を発したり、 分離してとろとろトロミが出たり することもあります。
酷い場合には牛乳パックの中に カビが生えている こともあるので注意しましょう。腐った牛乳は食中毒の元ですので、廃棄するようにしましょう。
酸っぱい牛乳は加熱してもダメ!
腐って酸っぱくなった牛乳は、加熱して飲むのもNGです!腐った牛乳の中にいる菌たちは、加熱で死滅しないものもあります。腹痛や下痢・嘔吐などの食中毒症状を起こすことになるので、酸っぱい牛乳は絶対に飲まないでください。
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腐った牛乳を飲んでしまった時の対処法
万が一腐った牛乳を飲んでしまった時は、水を多めに摂るようにしましょう。飲んでしまったものは仕方ないですが、これからは腐った牛乳をよく見分けて捨てるようにしてくださいね。
特にお子様は牛乳による体調の変化が出やすいので、怪しい牛乳をうっかり飲ませないようにおうちの方が注意してください。
腐った牛乳を飲むと食中毒になる?
腐った牛乳を飲んだ場合、人によっては無症状で済むこともありますが、食中毒になる可能性が十分にあります。食中毒の種類としては乳製品でよく見られるブドウ球菌食中毒で、黄色ブドウ球菌が産生する毒素によって生じるものです。
飲んでから症状が出るまでの時間は2〜8時間で、嘔吐や吐き気が代表的な食中毒症状となっています。また、腹痛や下痢の他、酷くなると頭痛や発熱を引き起こすこともある食中毒です。
大抵の場合は12時間以内に自然に治りますが、小さなお子様や高齢者、免疫力の低い人は死亡する危険性もあるので注意が必要です。
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まとめ
「牛乳が酸っぱい時は腐ってる?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 牛乳が酸っぱい時は腐っている可能性大!飲むと食中毒症状を起こす可能性も
- 腐った牛乳の特徴は、とろみがある・カビ・分離している・チーズ臭いなど
牛乳は常温でも冷蔵でも腐りやすい食材なので、一度開封したら3日以内に消費したり、常温で出しっぱなしにしないように注意してください。酸っぱさを感じたらほぼ100%腐っている証拠ですので、残念ですが廃棄してくださいね!
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