夏みかんの砂糖漬けの保存方法は?自宅での作り方と注意点を解説

甘酸っぱさが特徴であり、夏に食べられることの多い夏みかんをご存知ですか。時期によっては、酸味が特に強い柑橘系なので、そのような場合は砂糖漬けにすると食べやすくなります。

ですが、砂糖漬けは手軽にできてしまう分、作り過ぎてしまいますよね。夏みかんの砂糖漬けの保存の仕方はどうすれば良いのでしょうか。ここでは、

  • 夏みかんとは
  • 砂糖漬けの作り方について
  • 砂糖漬けの保存方法

以上のテーマについて紹介していきます。夏みかんの砂糖漬けを作ったけど保存方法が分からない方は、この記事を読めばすぐに分かりますよ。

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夏みかんとは

夏みかんとは、夏橙(ナツダイダイ)とも呼ばれているミカン科ミカン属の果物です。山口県萩市で多く栽培されている夏みかん。では、どのような特徴を持っているのでしょうか。

MEMO

夏みかんの果肉は、じょうのう膜が厚いのでそのまま食べられません。そのため、じょうのう膜を剥いて実を食べます。果肉の粒々は弾力があり、潰れにくいため食感が楽しめますよ。

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夏に食べることができるみかん

夏みかんは、名前の通り夏に食べることができるみかんです。では、なぜ夏に食べられるのかは酸味が関係しています。元々、夏みかんは糖度が高いですが同時に酸味も非常に強い果物です。

酸味が強いままではなかなか食べられません。そのため、酸を抜くために夏まで完熟させることで甘酸っぱさが出ます。初夏まで完熟させることが夏みかんの最大の特徴です。

夏みかんは酸っぱい!

先ほど解説した通り、夏みかんは酸味が強いです。他のみかんであれば、色づいた時点で甘くなり食べられますよね。ですが、夏みかんは色がついても酸が抜け切っていないため酸っぱいままです。

そのまま食べるには、貯蔵するか完熟を待つかどちらかの方法で甘酸っぱくさせます。ですが、そのまま食べるにしても甘酸っぱくするには時間がかかります。すぐに食べたい場合におすすめの方法はこちらです。

夏みかんは砂糖漬けがおすすめ

酸っぱい夏みかんですが、時間をかけずに早く食べたい時は砂糖漬けにしましょう。夏みかんの酸味と砂糖の甘みがマッチして、バランスが良くなり食べやすくなります。

砂糖漬けは自宅でも簡単にできるので、酸っぱくて食べられない時にぜひ試してみてください。

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夏みかんの砂糖漬けの作り方

それでは、自宅でできる夏みかんの砂糖漬けの作り方を紹介していきます。

材料

砂糖漬けの材料はこちらです。

材料

  • 夏みかん・・・1個
  • 砂糖・・・大さじ2
  • 水・・・大さじ2

作り方

続いて砂糖漬けの作り方はこちらです。

作り方レシピ
  1. 初めに、夏みかんの皮・あま皮もむき、種をとります

  2. 食べやすい大きさにちぎります

  3. 器に夏みかんをいれて、その上から砂糖をふりかけます

  4. 水もいれて夏みかんを漬けたら完成です

注意点

夏みかんの砂糖漬けを作る上で注意する点は、保存する時に菌を繁殖させないようにすることです。砂糖漬けは、保存方法に気をつけないと菌が繁殖する原因にもなり、食中毒を起こすリスクもあります。

そのためにも、使用する容器もしくは瓶を殺菌消毒をしましょう。また、砂糖が少なすぎるとカビがはえる場合もあるので、気持ち多めに入れるのもおすすめです。

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夏みかんの砂糖漬けの保存方法

保存・日持ち

砂糖漬けにすると保存がしやすく日持ちも長くなる夏みかん。続いて、夏みかんの砂糖漬けの保存方法についてご紹介していきます。

保存期間

夏みかんの砂糖漬けの保存期間はこちらです。

  • 常温・・・1週間〜2週間程度
  • 冷蔵庫・・・3週間程度
  • 冷凍・・・1ヶ月程度

砂糖を使った場合は、保存期間も長くなります。酸味の緩和ももちろんですが、保存期間も長くなるのですぐに食べ切らないといけない心配もありませんよ。

保存方法

続いて、夏みかんの砂糖漬けを保存する場合です。夏みかんの砂糖漬けはすぐに食べ切るのであれば、常温でも問題ありません。ですが、やはり夏場は腐る可能性もあるため、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

冷蔵保存する時は、空気に触れないように必ず密閉容器などに入れましょう。
また、夏みかんの砂糖漬けは冷凍も可能です。しゃりしゃりしたフローズンのような食感は、暑い夏にもピッタリですよ。

取り出すときの注意点

夏みかんの砂糖漬けを取り出すときは、必ず腐っていないか確認をしましょう。どんな食べ物でも、時間の経過により必ず劣化していきます。そのため、

  • 表面にカビが生えていないか
  • 刺激の強い匂いを放っていないか
  • 黒く変色していないか

取り出した時は、以上のような見た目や臭いがしないかを確認してください。1つでも当てはまるものがあれば、食べるのを控えた方が良いです。また、取り出すときは必ず新しい箸やフォークなどを使いましょう。

口につけた箸などで取り出すと、口内の菌が砂糖漬けの中にも入り細菌を繁殖させる原因にもなります。食中毒のリスクも高いので、口をつけていない箸などで別の容器に移してから食べましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  •  酸味が強い夏みかんは、完熟するのを待つか砂糖漬けにするのがおすすめ 
  •  砂糖漬けの作り方は、水・砂糖・夏みかんさえあればできる 
  •  夏みかんの皮や種などを取り出し、容器に入れた後に砂糖と水を入れたら完成 
  •  しかし、作るときは菌の繁殖を抑えるために容器に殺菌消毒をしておく 
  •  砂糖漬けを保存する時は、空気に触れないように密閉容器に入れて冷蔵もしくは冷凍する 

紹介した通り、砂糖漬けは簡単にできる方法なのでぜひ試してみてくださいね。

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