メスリ山古墳の巨大円筒埴輪に注目！解説とアクセス・周辺おすすめランチまとめ

奈良県桜井市高田、奈良県の中央にドンと構える雄大な古墳が『メスリ山古墳』です。

その大きさはなんと200メートル以上！

大きさもさることながら、立ち入りが制限されておらず、墳丘に登ることができる古墳でもあります。

今回はそんな『メスリ山古墳』を一緒に見ていきましょう！

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メスリ山古墳とは

『メスリ山古墳』をお話しする時に真っ先に挙げられるのがその大きさです。

全長224メートル、前方部幅80メートル、高さ8メートル、後円部径128メートル、高さ19mメートルとなっています。

しかし、この大きさは現存している大きさとして224メートルであり、当時の大きさを復元すると250メートルを超えると考えられています。

この大きさは現在、全国で14番目に大きい古墳でもあります。

築造時期は4世紀ごろで古墳時代前期であると推定されています。大王級の大きさですが『メスリ山古墳』に関する伝承がないため、被葬者は明らかになっていません。

しかし、規模から見ると間違いなくこの地に絶大な権力を誇った豪族の首長であると考えられています。

『メスリ山古墳』の特徴として出土物が挙げられます。詳しくは後述しますが、日本最大の円筒埴輪が出土しています。

埋葬施設として、後円部頂上の中央に木棺を納めた竪穴式石室（主石室）とその横に副石室があります。

竪穴式石室（主石室）の大きさは長さ約8.06メートル、幅約1.18メートル、高さ1.76メートルで副石室の大きさは長さ6メートル、幅70センチメートル、高さ60～70センチメートルとなっており、副石室は盗掘を免れ、発掘調査時に当時の姿そのままで発見されたことが話題を呼びました。

『メスリ山古墳』は国の史跡にも登録され、出土品は大変貴重なものなので国の重要文化財に指定されています。

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メスリ山古墳の基本情報

出土品

先述したように日本最大の円筒埴輪が出土しています。その大きさは径0.9メートル、高さ2.4メートルを誇ります。

他にも竪穴式石室（主石室）と副石室からも出土しています。竪穴式石室（主石室）からは翡翠の勾玉、碧玉の管玉などの玉石、三角縁神獣鏡、内行花文鏡の破片、石釧、鍬形石、車輪石、椅子型石製品、櫛形石製品などが出土しています。

一方で副石室からは主に武器が多く出土しており、鉄製の弓矢や碧玉製の鏃、鉄製のやり先（212本以上）銅鏃（236本）が見つかりました。

その他にも斧（鉄斧14）、手鎌（19）、鑿、やりがんな（51）、錐、刀子が出土しており、農耕具も少々出土しています。

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メスリ山古墳を歩いてみよう

先述したように『メスリ山古墳』は墳丘に登ることができる古墳です。

ぜひ、墳丘に登って『メスリ山古墳』を探索してみましょう！

見どころ：竪穴式石室の天井石

先述した埋葬施設である竪穴式石室を見ることができます。

内部まで見ることはできませんが、上から見下ろすような形になるので大きさを実感することができます。

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橿原考古学研究所附属博物館で歴史探訪

『メスリ山古墳』にほど近い橿原考古学研究所附属博物館には奈良県内で発掘された土器など旧石器時代から室町時代までの遺物を見ることが可能です。

見どころ：『メスリ山古墳』から出土した日本最大の円筒埴輪

『メスリ山古墳』から出土した日本最大の円筒埴輪が展示されています。

高さ2.4メートルありますので埴輪を”見上げる”というめずらしい体験ができます。

メスリ山古墳へのアクセス

車

西名阪自動車道天理ICから約5km、約30分

※駐車場がないため、公共交通機関での利用をおすすめします。

電車・バス

JR・近鉄桜井駅から多武峰・談山神社行きバスで約7分、浅古下車、徒歩約10分

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メスリ山古墳周辺のランチおすすめ3選

きどらない町のイタリアン カフェ ニュートラル

カジュアルなイタリアンを味わえます。パスタはもちろんのことオムライスなども取り揃えています。

UG （ユージー）

「好きなもんを2つ選べるセット」が大人気！あなた好みのランチを作れます。

飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス

奈良名産の“吉野本葛”を使った葛料理や葛菓子が楽しめます。ソフトクリームやカツサンドなどが人気です。

まとめ

いかがでしたか？

今回は日本最大の円筒埴輪が出土した『メスリ山古墳』についてのお話でした。

200メートルを超える大きな古墳に登ることができるのは大変貴重な体験になります。ぜひ、一度訪れてみください！

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