MCTオイルの保存方法・保存期間・どんな効果やメリットがあるの?

アスリートやインフルエンサーが紹介したことでも知られるMCTオイル、みなさんは使ったことがありますか?MCTオイルは嬉しいメリットが沢山ありますが、そのためには使用方法や保存方法を知っておく必要があります。そこで今回は、

  • MCTオイルってどんなオイル?
  • MCTオイルの使い方とメリット
  • MCTオイルの保存方法は?

こちらについて紹介します。

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MCTオイルってどんなオイル?


MCTオイルは具体的に「体にどんな良い効果があるのか?」、また「なぜ体にいいのか」が気になりますよね。まずは、そもそもMCTオイルとはどんなものなのか詳しく説明していきます。

中鎖脂肪酸が含まれる

英語で表記されていると分かりにくいですが、 MCTオイルとは中鎖脂肪酸(MCT)で構成された食用油 のことを言います。原料はココナッツが使われており、100%自然由来で生成さされている植物油です。

エネルギーになりやすいオイル

MCTオイルは中鎖脂肪酸が含まれることで非常にエネルギーになりやすいオイルです。中鎖脂肪酸は、私たちに親しみのあるサラダ油やオリーブオイルに含まれる長鎖脂肪酸に比べると、4倍も早くエネルギーとして消化されます。

そのため、脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。

他の食用油との違い

MCTオイルと他の食用油にはいくつか違いがあります。必ず覚えていてほしい点は2つあり、それは「直接加熱してはいけないこと」、もう一つは「1日の摂取量目安が決まっていること」です。

一般的なサラダ油やオリーブオイルと違い、MCTオイルは他の油に比べMCTオイルの沸点が低いためです。揚げ物や炒め物などに使用すると、MCTオイルの沸点である160℃を超えてしまうため、激しい泡立ちや発煙が生じる危険性があります。

MEMO
MCTオイルの1日の摂取量・・・1食分:小さじ1杯(約5g)~大さじ1杯(約15g)

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MCTオイルの使い方とメリット


加熱&過剰摂取NGであるMCTオイル、ではどのように使うのが良いのでしょうか。そのメリットだけを取り入れられるように、MCTオイルを効率よく、また正しい使い方をするようにしましょう。

MCTオイルは飲んだりかけて使う

MCTオイルは、無味無臭で油っぽくなくさっぱりしています。そのため、コーヒーやスムージー、プロテインドリンクに混ぜたり、サラダやヨーグルトに掛けて使うのがおすすめです。

また、MCTオイルは直接加熱できませんが、料理に混ぜるとコクのある味わいをプラスすることができます。

MCTオイルを料理に使うなら

  • スープ
  • シチュー
  • 味噌汁など

ダイエットや脳機能改善に効果的

MCTオイルを使うメリットとして、ダイエットや脳機能改善の効果が期待されています。MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸は体内に入ると、ケトン体という第2のエネルギー源を生成します。

このケトン体は、体内脂肪を燃焼すると生成されるため、効率よくエネルギーを摂ることができ、ダイエットのサポートをしてくれます。

 さらに、ケトン体は記憶障害や見当識障害、判断力低下などのアルツハイマー型認知症の症状を持つ人の、脳機能改善に効果があると言われています。  うまく利用できなくなってしまった脳神経のエネルギー源である「ブドウ糖」の代わりとなり、ケトン体が脳の神経細胞のエネルギー不足を補ってくれるのです。

飲みすぎると下痢になることも

MCTオイルは飲みすぎてしまうと下痢や腹痛の原因になる可能性があります。大量摂取は胃への刺激が強く、その他にも胸やけや便秘、吐き気など様々な症状が確認されているので注意してください。

ダイエット効果があるからと言って、必要以上に摂取することは避けるようにしましょう。初めての人は、まずは小さじ程度から始めてみるもおすすめです。

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MCTオイルの保存方法は?

保存・日持ち
MCTオイルは使い方も効果も他の油とは全く異なることが分かりました。では、その保存方法や保存期間にも違いがあるのでしょうか。

幅広い使い方ができるMCTオイルなので、ぜひ正しく保存し余すことなく使い切ってください。

保存期間はどれくらい?

MCTオイルの特徴の1つに、酸化に非常に強いという点があります。そのため製品にもよりますがMCTオイルは開封前で約1〜3年、開封後で約1〜3ヶ月程度保ちます。サラダ油やオリーブオイルと比べても、長く日持ちするということが分かります。

  • オリーブオイル:開封前で約1〜1年半/開封後で約1〜2ヶ月
  • サラダ油:開封前で約1〜2年/開封後で約1〜2ヶ月

保存方法

MCTオイルは開封前は高温多湿を避けた常温保存ができます。開封後は冷蔵庫で保存してください。直射日光の当たる場所やガスコンロの近く、冷凍庫は保存場所には向きませんので注意しましょう。

また、中鎖脂肪酸はプラスチックを縮め変形させてしまう性質があります。保存にはプラスチック容器を使わないようにしましょう。

まとめ

「MCTオイルの保存方法・保存期間・どんな効果やメリットがあるの?」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • MCTオイルはダイエットや脳機能改善に効果的
  • MCTオイルは飲み物や料理にプラスして使う
  • MCTオイルは1日の摂取量が決まっており飲み過ぎは危険
  • 開封したMCTオイルは冷蔵庫で約3ヶ月保存可能

テレビや雑誌、SNSで話題になっているものは気になりますが、あまり知らないものを新たに取り入れるのは勇気がいりますよね。せっかく嬉しいメリットが沢山あるMCTオイルなので、間違った使い方だけはしないようにしてくださいね。

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