健康を意識する人が心がけている食事の1つに「発酵食」が挙げられます。発酵とは、微生物によって人によって有益な食品に変化させていく働きのことで、味噌・醤油・日本酒などが挙げられますよね。
この発酵の際に使用される微生物には種類が沢山あり、良く知られているものに「麹」「酵母」「酵素」などがあります。
- マーマイトって何?イギリスでは朝食の定番!
- ベジマイトって何?オーストラリアの納豆とも呼ばれる国民食!
- マーマイト&ベジマイトのレシピとは?3つの食べ方をご紹介!
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目次
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マーマイトとは?
(画像引用:MARMITE Unilever UK Ltd)
MARMITE(マーマイト)の起源は、1680年よりも以前と言われ“ビール”が誕生した頃と同じ頃と言われています。マーマイトという商品名の語源はフランス語で「marmite・“調理用の蓋付鍋”」という意味なのも興味深いですよね。
イギリスで作られた食品
商品名はフランス語が語源ですが
マーマイトの特徴に
- 濃い茶色をしており、ねっとりとしており半液状
- 独特な香り、独特な味わい
- 発酵食品
が挙げられます。イギリスの朝食には欠かせない!などと言われるマーマイトですが、日本の納豆のような個性的な発酵食品なことから、イギリス人の中でも“体には良いけれど好き嫌いが分かれる”食材です。
材料
マーマイトは
現在イギリスで製造されているマーマイトの主成分は
- イースト抽出物(イースト菌)
- 塩
- 野菜抽出物
- ナイアシン
- チアミン
- スパイス抽出物
- リボフラビン
- 葉酸
- セロリ抽出物
- ビタミンB12
などと言われています。マーマイトの製造・販売は、イギリスのUnilever社が行っています。
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ベジマイトとは?
(画像引用:Bega Cheese Limited)
VEGEMITE(ベジマイト)の起源は、第一次世界大戦の影響でイギリスにからのマーマイトの輸入が困難になったことを機に開発・製造されたと言われています。
商標権を長年アメリカ企業が保有していましたが、90年振りとなる2017年にオーストラリアの乳製品メーカーが買収したことでも知られています。
オーストラリアで作られた食品
販売促進のキャンペーンで使用された子供達が歌う”We’re happy little Vegemites”は社会現象にもなったことでも知られ
ベジマイトの特徴は、マーマイトと非常に似ており
- 濃い茶色をしており、ねっとりとしており半液状
- 独特な香り、独特な味わい、塩気が強い
- 発酵食品
が挙げられます。オーストラリアの国民食!などと言われるベジマイトですが、こちらも日本の納豆のような個性的な発酵食品なことから、オーストラリア人の中でも“体には良いけれど好き嫌いが分かれる”食材です。
マーマイトとほとんど同じもの
ベジマイトは、マーマイトと味わい・製法が酷似していることでも知られています。
- イースト菌抽出物(酵母エキス)
- 塩
- ビタミンB群
などを含みサプリメントの酵母製剤に似た香りがすることなどから
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マーマイトとベジマイトの使い方は?
ここからはマーマイトとベジマイトにあまり親しみのない方でも、美味しく活用できるおススメの食べ方を3つご紹介していきます。
炒め物に
トーストに塗って食べることに飽きてしまった!なんて時には、是非簡単に活用できる
特に
お菓子に
意外な組み合わせに使用できる
カレーに
醤油や味噌などの和風の味つけの食材×マーマイト&べジマイトは相性が良いことがわかりましたが、実は
そのままのマーマイト&べジマイトが苦手な方、購入したけれど食べ切れないといった消費したい時におススメです。
適量をプラスすることで、カレーの味わいが損なわれることなく
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まとめ
この記事をまとめると
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マーマイトの誕生はイギリスでイギリスの国民食とも言われており、濃い茶色をしており、ねっとりとしており半液状・独特な香り味わいの発酵食品
- べジマイトの誕生はオーストラリアで、オーストラリアの国民食とも言われており、マーマイトと非常に似た製法・味わいのする発酵食品
- マーマイト・べジマイト共に、イースト菌抽出物(酵母エキス)・塩・ビタミンB群を使用して作られている
- トーストにバターやチーズと共に塗って食べる方法が一般的ですが、醤油、味噌系の味つけの炒め物・お煎餅にプラス・カレーの隠し味にも使用できる
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