「マンゴー」は人気の南国フルーツですが、皮に栄養が豊富に含まれていることを知っていますか?皮は基本的に食べない部位ですが、食べても問題ないのでしょうか?その効能やアレルギーについても着目しました。今回は、
- マンゴーの皮は食べられる?
- 皮の栄養と効能 / 毒性はない?
- マンゴーアレルギーの症状とは
- 皮ごとマンゴーの食べ方!
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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マンゴーの皮って食べられる?
「マンゴーの皮は食べられるの?」と驚くかもしれませんが、食べようと思えば皮も食べることができます。とは言っても、一般的には皮は食べず、果肉だけ食べるものですね。皮は何のために食べるの…?と思った方、実はマンゴーの皮には栄養が豊富に含まれているんです。その栄養素と効能について見ていきましょう。
マンゴーの皮の栄養素
マンゴーの皮には、ポリフェノールの一種である「ケルセチン」と「レスベラトロール」という成分が含まれています。ケルセチンは玉ねぎの皮にも多くに存在している成分です。
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マンゴーの皮の効能
皮に含まれるケルセチンとレスベラトロールには、それぞれこのような健康効果があります。
- ケルセチン…血管を守る働きや脂肪を吸収する働き、がん細胞を抑制する働きなどがあり、がん予防・糖尿病予防・心臓病予防に効果がある。また、抗アレルギー効果や、活性酸素を除去する働きによりアンチエイジング効果も期待できる
- レスベラトロール…脂肪を燃焼する働き、脂肪細胞の生成を阻止する働き、がん細胞を抑制する働きがあり、肥満予防・がん予防・認知症予防などに効果がある
ケルセチンとレスベラトロールには、生活習慣病を予防する効果が期待できます。皮は食べないのが基本ですが、これらの健康効果を得るには皮ごと食べた方が良いのです◎
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マンゴーの皮に毒はあるの?
マンゴーの毒性ですが、マンゴー自体に毒はありません。しかし、体質によっては「マンゴーアレルギー」を引き起こすことがあります。特に花粉症持ちの人や、ゴムアレルギーの人に発症しやすいと言われています。
マンゴーアレルギーに注意!
マンゴーアレルギーは、花粉症を持っていると食べ過ぎた時に発症したり、ゴム手袋で手荒れしたことのある方にも発症しやすいアレルギーです。これまでアレルギーを持っていなくても、突然発症することもあるのでちゅうい
マンゴーアレルギーの症状
マンゴーアレルギーの症状としては、「唇」や「口の中」に痒みや腫れが出る口腔アレルギー症候群が一番多く見られます。喉にイガイガを感じたり、口周りの痒みなどもこの症候群によるものです。
また、腹痛や下痢など消化器系に影響が出ることもあります。体質によってどの症状が出るか異なるので、マンゴーを食べた時に異変があった時は注意してください。
症状が出るまでの時間
マンゴーアレルギーの症状が出るまでの時間は、 早くて数分〜2時間以内に発症する のが一般的です。ちなみにマンゴー以外にも、果物によるアレルギーはキウイやりんご・パイナップルなども有名です。
詳しくはこの記事をチェック!
皮ごとマンゴーの食べ方
マンゴーは皮ごと食べることで糖尿病・がん・肥満・心臓病などの予防に効果があります。しかし、そのまま皮を食べるのはなかなか難しいもの。そこで、皮ごと美味しく食べられる食べ方をご紹介いたします。
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マンゴースムージー
マンゴースムージーは、マンゴーから種をとって果肉と皮・バナナや牛乳などを加えてミキサーにかけた甘くて濃厚なスムージーです。ミキサーにかけてしまえば皮は気にならず、美味しく飲むことができます。マンゴーの果肉にも、ビタミン類が豊富に含まれているので健康と美容に効果的なルフルーツスムージーです。
まとめ
「マンゴーの皮の栄養と効能」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- マンゴーの皮には、抗がん効果・心臓病予防・糖尿病予防・肥満予防などに効果的な栄養素が含まれている!
- マンゴーに毒性はないがアレルギーがある!症状は唇や口内の痒み・喉のイガイガが多い
- 体質によってはマンゴーを食べることで腹痛や下痢を起こすこともある
マンゴーはおいしいトロピカルフルーツですが、アレルギー性を持つので花粉症やゴムアレルギーの方は特に注意してくださいね。突然発症することも多いので食べ過ぎには気をつけましょう。
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