マンゴーが好きだという人は多く、頻繁に食べるという人もいるはずですが、食べるまでにマンゴーが変色してしまったということはありませんか?変色したマンゴーはちょっと食べるのが嫌だという人もいるはずです。
- マンゴーはどうして変色するのか?
- 腐っているマンゴーの見分け方
- グリーンマンゴーであれば大丈夫?
マンゴーが変色する理由と腐っている時の見分け方、グリーンマンゴーについて紹介します。
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目次
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マンゴーが変色する理由
マンゴーはカットすると変色することが多く、食べたくないと思ってしまう人もいるようです。マンゴーはなぜ変色してしまうのでしょうか?
酸化が原因
果物のほとんどが、一度切ってしまうことで断面から変色をしてしまいます。マンゴーだけのことではありません。その理由は、酸化してしまうことが原因です。
マンゴーは特にポリフェノールの一種である「エピカテキン」「クロロゲン酸」などの物質が含まれているため、空気と反応してしまい酸化して変色してしまいます。酸化以外の変色の理由として、糖度が高いことがあります。
一般的に糖度の高いフルーツは、変色しやすいといわれています。マンゴーやりんご・桃などは同じ原理で糖度が高いものが変色しやすいです。
変色が気になる場合は、切った後に塩水(200mlの水に塩1g)・レモン汁・砂糖水(200mlの水に砂糖1g)などに1分ほどつけるだけで変色を防ぐことができます。
茶色い場合は要注意
マンゴーの変色が茶色の場合、傷んでいたり傷みかけている可能性があります。腐り始めや腐っているマンゴーの色は、茶色から黒に変化しているので、その場合は絶対に食べないようにしましょう。
熟した状態が一番おいしいマンゴーなので、完熟するまで待つことになりますが、見極めが難しいかもしれません。
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その他変色の理由
酸化や糖度以外にもマンゴーは変色します。どのような理由で変色をするのでしょうか?
完熟まで徐々に変化する
マンゴーは種類によって色が異なりますが、完熟するまで徐々に色が変化していきます。収穫直後の場合、黄色がかった色です。その後数日かけて赤く色づいてきます。
追熟でも色は変化する
マンゴーは収穫後に追熟をすることでさらにおいしくなります。追熟とは、収穫後一定期間置くことで、甘さを増したり果肉をやわらかくすることです。
収穫後5日程常温保存をすることで、マンゴー全体が艶やかになり、全体がしっとりしてベタついたような感触になります。
指で押すとやわらかくなり、甘い匂いがしているのが分かるはずです。このタイミングで食べるのが一番おいしいといわれています。冷蔵庫で冷やして食べるようにしましょう。
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マンゴーが腐った場合の見分け方
マンゴーは追熟させることでおいしく食べることができますが、追熟をしすぎると腐ってしまいます。追熟と腐っているのは判断が難しいですが、どのようにして判断をすれば良いのでしょうか?
臭いで判断する
腐っているマンゴーを見分ける方法として、簡単に分かるのが臭いです。腐っているマンゴーの臭いは腐敗臭が強くなるので、それまでの甘い匂いとは異なりますのですぐに気がつくでしょう。
感触がブヨブヨする
その他には感触がブヨブヨとしているので、違和感を感じます。しかし、追熟され食べ頃のマンゴーも押すとやわらかくなっていますので、判断がつきにくいかもしれません。臭いと感触で判断をしてください。
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グリーンマンゴーは色が変化しない?
マンゴーは赤いイメージがありますが、赤いマンゴーだけではなくグリーンマンゴーもあることをご存じですか?グリーンマンゴーはどのようなマンゴーなのでしょうか?
追熟させても色が分からない
グリーンマンゴーとは皮が緑色のマンゴーの品種であり、熟してもその色は緑色のままです。追熟しても色の変化はありませんので、なかなか完熟の判断がつきにくいので注意が必要です。
完熟の状態を逃してしまうと、一気に腐ってしまうことになります。
感触と臭いで熟し具合を判断する
グリーンマンゴーは完熟の状態が分かりづらいですが、先に紹介した「感触と臭い」を基に熟し具合を判断してください。もしも完熟状態を逃してしまった場合、すぐには問題がないですが腐っていると判断出来る時は食べないようにしましょう。
まとめ
マンゴーが変色してしまう原因と、腐ったマンゴーの見分け方について紹介しました。
この記事をまとめると
- マンゴーの酸化や熟していく経過によって変色する
- 腐っているマンゴーの見分ける方法は臭いと感触
- グリーンマンゴーは変色しないが、完熟のタイミングが分かりづらい
マンゴーは糖度が高いので変色しやすいですが、変色自体では食べられないことはありません。完熟・追熟させることでおいしくなるマンゴーは腐りやすい部分もあります。
おいしいタイミングを見極めて食べるようにしてください。