皆さんはお蕎麦をよく食べますか?お蕎麦は様々な日本の行事で使われたりと、古くから日本人に愛されている食品のひとつです。乾麺を使えば家でも簡単に作ることができるので、日頃からお蕎麦を食べている人も少なくないでしょう。そんなお蕎麦ですが、簡単に作れるだけでなく健康にも非常に良い効果があるということをご存知ですか?
今回の記事では蕎麦に含まれる栄養素や蕎麦を食べると期待できる効果・効能について紹介していきたいと思います!
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目次
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蕎麦について
蕎麦の栄養素
まずは蕎麦の栄養素についてみていきましょう。ざる蕎麦260gの栄養素を以下にまとめてみました。
<栄養素>
- エネルギー 296kcal
- タンパク質 12.48g
- 脂質 1.82g
- 炭水化物 57.46g
<ビタミン類>
- ビタミンE 0.26mg
- ビタミンB1 0.21mg
- ビタミンB2 0.05mg
- ナイアシン 1.56mg
- ビタミンB6 0.13mg
- 葉酸 13ug
- パントテン酸 0.57mg
<ミネラル類>
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- ナトリウム 130mg
- カリウム 33.8mg
- カルシウム 31.2mg
- マグネシウム 85.8mg
- リン 187.2mg
- 鉄 2.34mg
- 亜鉛 1.04mg
- 銅 0.26mg
- マンガン 0.86mg
この表を見て分かるとおりビタミンやミネラルが豊富に含まれており、バランスもとても良いことがわかります。ご飯に比べてもカロリーが抑えられているだけではなくタンパク質や脂質もしっかり含まれているので、ヘルシーな食品と言えますね。
ですが蕎麦の優秀なポイントはこれだけではありません!
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蕎麦の素晴らしい効果・効能
生活習慣病の予防をサポートしてくれるルチン
蕎麦に含まれるルチンはフラボノイドの一種です。フラボノイドというのはポリフェノールの一種で、植物の色素成分になります。 ルチンは「生活習慣病の予防」に非常に効果的ということがわかり、様々な場所で注目を集めるようになりました。
ルチンの効果として一番有名なのが「血液をサラサラにする」という作用です。血液は私たちの体の臓器に栄養素を与える非常に重要なものです。血液なくしては私たちは健康でいることができません。ルチンは血液をサラサラにしてくれ高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防してくれます。
肝機能を修復してくれるコリンが豊富
蕎麦に含まれるコリンとはビタミンの一種で肝臓を守る働きがあると言われています。コリンが多く含まれる食品には他にも卵やレバーがありますが、どちらもコレステロールが少し高めなのでとりすぎてしまうと脂質異常症になってしまう可能性があります。
ですが蕎麦は脂質がとても抑えられていますので、安心して食べることができます。コリンの健康効果は肝臓を守るはたらき以外にも、認知症を予防する効果があるのではないかと期待されている栄養素です。
食物繊維が便秘を解消する
蕎麦には食物繊維が豊富に含まれています。蕎麦の特に優れた点は、食物繊維の中でも「水溶性食物繊維」が豊富に含まれていることです。食物繊維の中には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に分けられ、その中でも不溶性食物繊維は様々な野菜などに含まれているので比較的簡単に摂取することができます。
蕎麦に豊富に含まれている食物繊維はなかなか摂取しにくい食物繊維です。食物繊維はこの2種類のバランスが非常に重要になってくるのですが、どうしても現代の食事では不溶性食物繊維だけを過剰に摂取してしまいがち。不溶性食物繊維は腸を刺激してくれるのですが、便のかさを増やしてしまうので、便秘をさらに悪化させてしまうこともあるのです。
そういったところに蕎麦に含まれる水溶性食物繊維を摂取してあげると、便に水が含まれるようになり柔らかくなってくれるのでスムーズに体内から出てくれるようになります。
レジスタントプロテインがダイエットをサポート
レジスタントプロテインとはたんぱく質の一種で、1997年に広島大学で発見された比較的新しい栄養素です。
このレジスタントプロテインは血中のコレステロールを下げる働きがあります。またレジスタントプロテインは胃腸で消化されずに大腸まで届くので、腸内細菌のエサになってくれる働きがあります。なので腸内環境を良くしてくれるというメリットもあります。
このレジスタントプロテインの良いところは、腸内細菌のエサになってくれるだけではなく、排泄されるまでに体の中にある脂肪やコレステロールを吸収してくれるところです。体の内部にある余分な脂肪やコレステロールをお掃除してくれる素晴らしい働きを持っているということです。
この作用から、蕎麦に含まれるレジスタントプロテインはコレステロールの低下やダイエット効果が高いと言われるようになりました。
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毎日食べても良いの?
毎日食べてもOK!
蕎麦には様々な健康効果があることをお伝えしました。なので蕎麦を毎日食べたいという方もいると思います。蕎麦には私たちの体に悪影響を与える栄養成分はほとんど含まれていませんので毎日食べてもOKです。
普段の炭水化物と置き換えるとGOOD!
蕎麦はごはんやうどんなどと比較するとGI値というものが低い傾向にあります。 GI値は血糖値を上下しやすいかどうかを表す数値であり、GI値が高ければ高いほど血管に負担をかける、太りやすい食材といえます。
蕎麦は炭水化物の中でも非常にGI値の低い食材ですので、普段のご飯を蕎麦に置き換えるのは良いことだということがわかりますね!
アレルギーだけは注意!
様々な素晴らしい効果を紹介してきましたが、ひとつだけ注意しなければならないことがあります。それは蕎麦アレルギーです。数多くある食物アレルギーの中でも蕎麦アレルギーは非常に危険度の高いアレルギーのひとつです。食べて10分程度で体に様々な悪影響を及ぼします。
蕎麦を食べ過ぎると蕎麦アレルギーを持っていなかった人がアレルギーになるということはほとんどありませんが、もともと蕎麦にアレルギーを持っている方は決して食べないようにしましょうね。
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まとめ
この記事をまとめると
- 蕎麦は非常に栄養価が高くバランス良く様々なものが含まれている優秀な食材!
- 特にそばに含まれるルチンには生活習慣病を予防する素晴らしい効果がある!
- 蕎麦を毎日食べても良いが、そばアレルギーがあるかどうかチェックしてから食べよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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