バターの代替品で購入したマーガリン、冷蔵庫の奥に置き忘れていませんか?開封してからどれくらい経っていますか?賞味期限をもう一度確認してみませんか!今回は
- マーガリンの賞味期限
- マーガリンの酸化
- マーガリンの保存
について紹介をします。
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目次
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マーガリンの賞味期限はどれくらい?
容器を開けない状態であり、記載事項とおりに保存方法を守っているいれば、品質が変わらずおいしく食べれる期間のことを賞味期限といいます。ではマーガリンの賞味期限はどれくらいなのでしょうか?
未開封
各社製造元の商品にもよりますが、製造時から6か月〜10か月が賞味期限と表記されています。正しい保存方法を守り未開封であっても期限内に消費するように心掛けましょう。
開封後
マーガリンは一度開封すると劣化が加速します。賞味期限に関わらず早めに食べることをおすすめします。そして使用後は、速やかに冷蔵庫に戻しましょう!
マーガリンの原材料の一部に着色料のカロテンが使われています。それが使用中に空気に触れることで、水分が蒸発して乾燥します。そうなると徐々に黄色味が表面に表れてきます。品質的には問題はありません。
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賞味期限切れはいつまで食べられる?
なかなか使い切れない、または未開封だから賞味期限を過ぎていても食べられると考えて捨てないで使用しようとしてませんか。賞味期限は、おいしく食べるために必要な期間であることを忘れないでください。
1ヶ月
各社メーカーのHPによると「よくある質問|マーガリン賞味期限」の記載の返答に『できるだけお早めに召し上がってください』とあります。各家庭の保存状況を考えると明確な期日を表記できないのも頷けます。
同じようにここで開封後の賞味期限を1ヶ月とはっきり伝えるには、科学的根拠の情報が正直乏しいので難しいでしょうとしかお応えできません。
詳しくはこの記事をチェック!
半年〜1年以上
マーガリンは、「要冷蔵」商品になります。開封前であっても開封後であっても冷蔵庫に保存をしましょう。 保存方法を守ったうえでマーガリンは、半年あるいは1年以上日持ちするかというと上記と同じように難しいでしょう。
長期的に保存する方法に冷凍がありますが、マーガリンを冷凍してしまうと、解凍時に油分と水分が分離する可能性があります。
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マーガリンは腐るとどうなる?
マーガリンは、はたして腐敗するとどうなってしまうのでしょうか?またなぜ酸化しまうのでしょうか?それは、マーガリンの主原料の品質保持に問題が起きるからです。
酸化して味が変わる
マーガリンの主原料である植物油脂が空気中の酵素と反応して起こる変化を酸化といいます。それは不快なにおいや味になって現れます。酸化は「光、高温、空気」などに弱いのでこれを避ける場所、冷蔵庫にすぐしまうようにしましょう。
カビが生える
カビが生えやすい環境は、『栄養・水分・空気』がそろった時です。たとえカビの菌が付着をしても、この3つがそろわないとカビは生えないのです。
マーガリンの溶解(30℃)や結露による水分が出たときに空気中のカビが付着し、残ったパンくずやマーガリンの栄養素などで繁殖の条件がそろいます。
たとえ表面のカビを取り除いても、胞子はすでに根をのばし生育しています。食べることを止めて廃棄しましょう。
冷蔵庫に入れ忘れたマーガリンは食べられる?
開封の前であれば、賞味期限内であるかまず確認をしましょう。開封した後であれば、以下の状態になっていないか確認をしましょう。もし気づかずに食べてしまうと健康被害を起こしかねないのでおすすめいたしません。
- 水分が表面に浮いている。あるいは結露が出ている
- カビが生えている
- 不快な油のにおいがする
- あきらかに表面が変色をしている
マーガリンの保存方法
マーガリンを保存するときの注意点は、冷蔵温度と清潔な状態を保つことです。
冷蔵保存
冷蔵庫の温度は10℃以下を保ちましょう。そして、使用後はすぐに冷蔵庫に戻すよう心がけましょう。温度差は溶解や結露になり劣化や酸化につながります。
塗るときに使用したナイフをさしたまましまうのは止めましょう。またパンくずがついてないかを確認をしましょう。どちらの行為も菌の繁殖につながります。
フタもしっかり閉めるようにしましょう。空気にさらされると酸化し不快な臭いのもとになります。
冷凍保存
先に述べてたように、冷凍保存はあまりおすすめはいたしません。もし行うのであれば、10g前後の量に小分けにしてから冷凍保存をします。
解凍方法
冷凍直後のマーガリンは、パンに塗るには固すぎるので向きません。塗るよりはトースターでパンを焼くときに置いて溶かした方がよいでしょう。あるいはソテーやホイル焼きなどの料理に利用するほうが使いやすいです。ただし風味と食感を損なう可能性があります。
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まとめ
以上になります。いかがでしょうか。
この記事をまとめると
- マーガリンの賞味期限は、記載年月日になります
- 開封後は、賞味期限にかかわらず早めに使い切りましょう!
- マーガリンは、『光、高温、空気』にさらされると酸化がすすみます
- 使用後は、すぐに冷蔵庫にしまいましょう!
- マーガリンの保存場所は、冷蔵庫内10℃以下が基本です
- 冷凍保存は、解凍時に油と水分に分離してしまうので向きません
商品によって油の含有量や果実やチョコレートなどが添加されています。お好みのマーガリーを求める際に、この情報がお役に立てば幸いです。
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