「マカロン」は家庭でも作れるスイーツですが、難易度が高いので失敗が多いものです。マカロンを上手く作るためには、どんなコツがあるのでしょうか?重要となる乾燥時間と焼き時間について解説いたします。今回は、
- マカロン作りで失敗しやすいポイント
- 失敗しないマカロン作りのコツ
- 失敗した時の対処法&アレンジ
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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マカロンは作るのが難しい!
マカロンは2003年ごろから日本で流行し始めた贅沢スイーツですが、家庭で作ることもできないわけではありません。マカロン作りは至難の技ですが、コツを掴めば作れなくありません。しかしなかなか難しいもの。慣れるまでのマカロン作りに失敗は付き物です。どんなポイントで失敗することが多いのでしょうか?
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マカロン作りで失敗しやすいポイント5選
マカロン作りで失敗しやすいポイント5つを見ていきましょう。マカロンは生地と中身のクリームを作るものですが、生地作りの難易度がかなり高いのです。マカロン作りの失敗はほとんどが生地に関するものとなっています。
ピエができない
ピエとは、マカロンの生地の断面にできるヒラヒラとしたフリルのような部分です。ここをピエと呼び、上手く立ち上げる必要があります。しかし、マカロン作りでピエ作りが一番難易度の高い作業となっています。
ピエを作るためには生地を乾燥させる必要がある のですが、乾燥しなさすぎても乾燥しすぎてもNGです。絶妙な乾燥時間によってふっくらとしたピエが出来上がります。
表面のヒビ割れ
生地が焼きあがった時、表面にヒビ割れができてしまうのも多く見られる失敗です。生地にヒビ割れを起こさないためには、乾燥させることが必要です。
生地を乾燥させることは、ヒビ割れ防止・ピエ作りに必要不可欠!
ねっちり食感
マカロンの生地はサクサクともっちりが合わさったような独特な食感ですが、この食感を出すのもなかなか難しいポイントです。生地にサクサク感が出ず、ただねっちりしてしまうことも多いようです。
空洞になる
マカロン生地に空洞ができてしまうこともよく見られます。空洞ができると食べた時の食感が変わってしまいます。
生焼け状態
焼き加減の失敗による生焼け状態は、生地が完全に焼けていないので食べることができません。オーブンの温度と加熱時間を見直す必要があります。
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失敗しないマカロン作りのコツ
マカロン作りで失敗しないためには、「生地の乾燥」と「焼き時間」が重要になります。乾燥はどんな方法で、焼き時間はどのくらいが良いのか見ていきましょう。
乾燥方法
乾燥時間は作っている環境の湿度や気温などによって異なり、乾燥した冬の時期であれば30分〜1時間、夏の暑い時期では2時間などバラバラなのです。
そのため、時間で測るだけではなく目で見たり触ったりして焼くタイミングを見極める方法がオススメです。ちょうど良い乾燥状態を見極めるポイントは、この2つがあります。
- 少し固い
- 触っても生地がつかない
マカロンの生地は搾りたてだと柔かいので手に付く状態ですが、ほどよく乾燥させた生地は触っても生地が手に付かない乾燥具合です。また、少し固さがあるのが理想的です。乾燥させる場所としては、3パターンあります。
- 冷蔵庫以外の風通しの良い場所
- ドライヤーの冷風
- オーブンの低温機能
マカロンを乾燥させる時、冷蔵庫ではなく室内の方が良いとされています。風通しの良い場所がベストで、何もかぶせずそのまま置いておきます。ちなみに、冷蔵庫で乾燥させると気温や湿度に左右されず乾燥させられるという意見もあります◎
また、急ぎでマカロン生地を乾燥させる時は、ドライヤーの冷風をかける時短方法もあります。温風を当ててしまうと生地が溶けてしまうので絶対にNGです!ドライヤーを使う時は必ず冷風で行ってください。
焼き時間
マカロンの焼き時間調整も難しく、上段と下段それぞれで焼き時間を変えて入れ替える必要があります。温度が高いオーブンの上段で5分焼き、その後下段に移して10分焼くと良いでしょう。
上段と下段それぞれで焼く理由は、綺麗なピエを作るため です。他にもいくつか焼く方法はあるので、自分に合う焼き方を見つけてみてくださいね。
マカロン作りで失敗した時の対処法・アレンジ
「コツに気をつけて作ったけれど、結局失敗してしまった!」マカロン作りは難しいので、何度も失敗してしまうこともあります。失敗した時にごまかせる対処法・アレンジとして、マカロンをパフェにしたりケーキのデコレーションとして使ったりすることができるので、捨てずにアレンジしてみてくださいね。
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まとめ
「マカロン作りで失敗しないコツ」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- マカロン作りで難易度が高いのは、ピエ作りと生地のヒビ割れ!
- マカロン作りで重要なのは生地の乾燥時間と焼き時間
マカロン作りはなかなか難易度の高い作業ですが、コツを掴めば家庭であのマカロンを食べることができます。興味のある方は是非挑戦してみてくださいね。
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