びわは購入するよりは、おすそわけでもらったり、自分で収穫したりすることが多くありませんか?びわは私たちの生活に身近な存在ですよね!甘くて美味しいびわですが、食べすぎると身体に悪い影響が出ることもあるようですよ。今回は「びわ」について以下の内容に沿ってご紹介していきます。
- びわの栄養素・旬の時期
- 食べすぎるとどうなる?
- 腹痛、下痢の理由
- びわアレルギーについて
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目次
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びわを解説
びわはバラ科の樹になる果実です。びわの名前の由来は、実の形が楽器の琵琶に似ているからだと言われています。バラ科なのも何だか意外ですよね!
主な産地
- 「茂木びわ」で知られる長崎県
- 「房州びわ」で知られる千葉県
旬の時期
最も食べ頃の時期は初夏の5月~6月ですが、最近ではハウス栽培も主流になってきており、1月頃~楽しめる品種もあります。
栄養素・効能
- β-カロテン:緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンですが、びわにも810μgと比較的多く含まれています。β-カロテンは活性酸素から体を守ってくれる抗酸化作用があります。活性酵素とは紫外線やストレスにより老化やシミの原因となるものです。美肌効果が期待できますよ。
- カリウム:1個あたり約160mgのカリウムが含まれています。カリウムにはナトリウムを体の外に出しやすくしてくれる働きがあるので、塩分の摂りすぎによる「むくみの対策・予防」に効果的ですよ。また、腎臓でのナトリウムの再吸収を防ぎ、血圧を下げる働きもありますので、高血圧の方にもおススメの果物なんです。
- ポリフェノール:びわにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれています。主にコーヒー豆やじゃがいも等に含まれる成分です。抗酸化作用のほか、脂肪の蓄積を抑える効果が期待できますよ!
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食べ過ぎは体に悪い?
びわを食べすぎてしますと、身体の調子が悪くなることがあるので注意が必要です。
下痢・腹痛・嘔吐
原因としては「アミグダリン」の成分が影響しています。この成分自体に毒性があるわけではないのですが、食べたあとに体内で分解されるときに「青酸」という毒性の高いものが発生します。この「青酸」をたくさん摂取してしまうと頭痛、めまい、悪心、嘔吐などの中毒症状を起こす可能性があるので食べすぎには注意しましょう!
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びわアレルギー
注意したいのが、「びわ」を食べることで、人によってはアレルギーが出る場合があります。「口腔アレルギー症候群」と呼ばれています。
症状
主な症状は口の中が腫れ、のどがイガイガします。痛みを伴う重篤な症状が出る場合がありますので、症状が出た場合は医療機関を受診するようにしましょう。
原因・対策・花粉症の人は注意
実は花粉症を発症している方が、びわアレルギーを起こしやすいと言われています。原因となるびわを食べたときに、びわの持つタンパクの形と、花粉の形が似ているため、花粉が入ってきたと体が勘違いしてしまうことがあるようです。それが「びわアレルギー」の原因です。
治療・対処法
現時点では、根治させる治療法は確立されていません。対策としては、びわを食べないようにすることや、加熱処理をして食べることがあげられます。
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一日何個まで食べていい?
結論、1日あたり1個~6個以内が良いです。果物は1日に200gの摂取をすると身体に良いと言われています。可食部200gを摂取するためにはびわだと6個必要です。1日6個以上、食べなければ基本は問題ないと思いますが、体質もあるので、体調と相談しながら摂取をおススメします。
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びわのレシピ
栄養が含まれている「びわ」を美味しく食べるためのおススメのレシピをご紹介していきます!
びわのコンポート
画像引用:cookpad
そのままでも甘くてとっても美味しいびわですが、コンポートにするとお子様でも食べやすくなります。作り方も簡単で、材料を入れて煮るだけです!桃の缶詰のような食べ応えもあるので、おやつにぴったりです。
びわゼリー
画像引用:cookpad
びわをたっぷり使ったゼリーがとっても美味しいです。びわ・はちみつ・砂糖と一緒に煮て、冷蔵庫で冷やすだけで完成です!砂糖は控えめにすると良いです。とてもさっぱりとしていて夏の暑い日のデザートに最高ですね!
まとめ
この記事をまとめると
- びわの旬は5月~6月
- 食べすぎると下痢・腹痛になる
- ダイエット効果がある
- 花粉症の人はアレルギーに注意
- 適切な量の摂取であれば問題なし
いかがだったでしょうか。びわは身近な果物で手に入りやすいですが、食べすぎは禁物ですよ!食べすぎなければ、美肌やむくみにも効果的な果物のため、身体にもとっても良い食材なんですよ。適度な摂取量を守って安全に美味しく食べたいですね。
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