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CMでお馴染みのLG21乳酸菌とR1乳酸菌。どちらも、株式会社明治が製造・販売している人気のヨーグルト商品です。ところで、それぞれのヨーグルトには、どんな効能があるかご存じですか?今回の内容では、それぞれの特徴を解説していきます。ご自身のカラダに合った乳酸菌を見つける参考にしていただけると嬉しいです。
- LG21とR1の違い
- 状況別で比較
- それぞれの効果的な食べ方
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目次
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LG21とR1の違い
それぞれの正式名称は、以下の通りです。
- LG21:Lactobacillus gasseri OLL2716株 (通称:LG21乳酸菌)
- R-1:Lactobacillus bulgaricus 1073R-1株 (通称:R-1乳酸菌)
商品としては、食べるタイプと飲むタイプが販売されています。では、それぞれどのような効能があるのでしょうか?
LG21の効能
LG21乳酸菌の正式名称は、「明治プロビオヨーグルトLG21」です。LG21は、胃で働く乳酸菌とも呼ばれています。胃酸に強いため、酸性でも増殖可能であるという特徴があります。
胃がんや胃潰瘍などの原因とされるピロリ菌の活動を抑制し、胃腸を健康にしてくれる働きがあるとして注目されています。
R1の効能
R1乳酸菌の正式名称は「明治プロビオR‐1」です。「R1」の名前は、使用されているOLL1073R-1乳酸菌に由来します。このR1は、強さひきだす乳酸菌とも呼ばれています。
この乳酸菌は、NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させ、免疫力を上げることが統計的に期待されています。
主な効能は、
- 風邪やインフルエンザの予防
- 腸内環境の改善
- リウマチの予防
- 肌のトラブル改善
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状況別で比較
便秘
ネット等で調べてみたところによると、お通じ全般の改善効果を期待する場合は、LB81乳酸菌が有効であることが分かりました。商品としては、明治ブルガリアヨーグルトです。
明治と昭和女子大学の共同研究による試験結果に基づいた調査報告によると、
LB81乳酸菌入りのヨーグルトを食べ続けている期間において、お通じの回数と量の増加、形状の適正化が認められるなど、お通じ全般が改善される効果があることが分かっています。
なお、便秘解消に使うヨーグルトを選ぶ際のポイントとして、乳酸菌やビフィズス菌の数が多いものがおすすめ。生きた菌が腸まで届いた方が効果が高いことが明らかになっているからです。具体的には、ヨーグルト100gあたり善玉菌10億個が基本とされています。ちなみに、明治の公式ホームページでは、R1、LG21ともに善玉菌の数は不明でした。
胃痛
胃痛でお悩みの方は、ピロリ菌の活動を抑制し、胃腸の健康を守る効果が期待できるLG21がおすすめと言えます。
ただし、LG21を2週間以上とっても胃の不調が続いている場合は、消化器内科を受診し専門医に診てもらいましょう。また、胃が不調な方でピロリ菌検査を受けたことのない方は、ぜひ、検査をしてみてください。もし、ピロリ菌に感染していた場合は、除菌治療を行うことで胃の不調が軽減されることがあります。
花粉症
花粉症については、ビフィズス菌BB536入りのヨーグルトがおすすめです。
臨床試験で、「ビフィズス菌BB536」の粉末を花粉症患者に摂取してもらったところ、花粉症の自覚症状が緩和されて症状と関連する血中マーカーが改善されたという試験結果が報告されています。
LG21もR1も、腸内環境を整えたり免疫力アップに期待できます。ということは、結果的に花粉症にも期待できるということになります。花粉が飛散し始める約一か月前から摂り始めるのが効果的です。
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それぞれの効果的な食べ方
一日の摂取量
1日の摂取量については、100g~200gが目安です。多くのヨーグルトのパッケージには、「お好みにより、目安量以上お召し上がりいただけます」と記載されています。
ちなみに、R1ヨーグルトを食べる時間帯は、寝る前or食後が良いとされています。朝食としてヨーグルトを食べるイメージがありますが、腸内環境に作用するR1は、腸の働きが一番活発になる寝ている時間帯がおすすめ。眠りについて4時間ほどすると、乳酸菌などの善玉菌の働きが活発になり、老廃物や有害物を排出しやすくするためです。
なお、LG21は、摂取する時間よりも、毎日継続して摂る方がいいようです。
併用して食べても大丈夫?
複数のヨーグルトを併用して食べても問題はないとのことです。最後に、ヨーグルトを選ぶ際のポイントとして、
・生きた乳酸菌が胃や腸まで届くこと
・甘みがないもの
を意識して選んでみましょう。
砂糖や人工甘味料が入っているものは食べやすく、毎日続けやすいもの事実です。しかし、砂糖や甘味料は、腸にとって大事な善玉菌を破壊し、悪玉菌を増やしてしまいます。確実に効果を狙いたい場合は、できるだけ甘くないものを選びましょう。
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まとめ
今回は、LG21ヨーグルトとR1ヨーグルトについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- LG21ヨーグルトは、胃の健康を守る
- R1ヨーグルトは、免疫力アップ
- 1日の摂取量は100g~200gが目安
- 種類の違うヨーグルトを併用して食べてもOK
公式ホームぺージ等の情報によると、効果を享受するためには毎日継続的に摂取する必要があるとされています。体内に取り入れた乳酸菌は長期的に生き続けないからです。しかし、毎日、複数のヨーグルトを食べるとなると、経済的に継続可能かどうかも関わってきます。ご自身でよく判断して実践してみてくださいね。
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