様々な食べ方や料理があるきゅうりは夏野菜としてたくさんの人に親しまれていますよね。そんな鮮やかで緑色のシャキシャキした美味しいきゅうりですが、食べ過ぎると下痢を起こすという噂もあります。それはいったい本当なのでしょうか。
今回の記事ではきゅうりを食べ過ぎると体にどんな影響があるのかということを説明していきます。
スポンサードリンク
目次
|
|
きゅうりにはいろんな噂が・・・
きゅうりは食べすぎると危険
きゅうりには様々な噂があります。食べ過ぎると体に悪い、病気になる、風邪を引くなど本当に様々あります。火のないところに煙は立たないと言いますが、実際のところはどうなのでしょうか。
スポンサードリンク
きゅうりを食べ過ぎると太る
きゅうりを調べていると、きゅうりの食べ過ぎて太ってしまうという情報もありました。実際きゅうりは非常にカロリーの少ない食材なので、きゅうりだけを食べているぶんには肥満の原因にならないと思いますが・・・。
1日一本まで
きゅうりは1日一本までにしないとお腹を壊すよ!ということを親から言われてきたという人も中にはいるようです。夏場に食べる冷やしきゅうりはとても美味しいのでつい食べ過ぎてしまうかもしれませんが、食べ過ぎてしまうのを防ぐためにこういった言葉をかけてセーブしていたのかもしれませんね。
スポンサードリンク
きゅうりの食べ過ぎで起こる可能性のある症状
様々なきゅうりに関する噂をあげたところで、次からは実際にきゅうりが引き起こす可能性のある悪影響を紹介します。
高カリウム症
きゅうりにはカリウムが豊富に含まれているという特徴があります。カリウムは体内の塩分濃度を調節してくれる機能を持っていますが、過剰に摂取することで様々な危険な症状を引き起こすことがあります。カリウムによって体調不良引き起こされた状態をを高カリウム症と言います。
高カリウム症の症状で一番多いのが不整脈です。重篤になると筋肉の麻痺や全身の筋力低下、最悪は心停止を引き起こします。
基本的には食材だけで高カリウム症を引き起こすことはありません。ほとんどの場合は、カリウムサプリメントの摂り過ぎだったり、腎臓の機能が低下している人がカリウムを多く含んだ食品を食べることで引き起こされるのが一般的です。
代謝の低下
きゅうりは他の野菜に比べても特に水分量の多い野菜です。なんとその水分量はキュウリ全体の97%!ほとんどが水であるといっても間違いないでしょう。きゅうりを食べ過ぎることで体内に大量の水分を摂取することになります。そうなると温度の低い水分が体内に増えることにより、体温が下がります。
人間の臓器はある程度の体温を保ったままでないと活動することができません。なのできゅうりの食べ過ぎは全身の機能を低下させてしまい、新陳代謝が低下する可能性もあるのです。
スポンサードリンク
下痢・腹痛
先ほどもお伝えしましたがきゅうりはほとんどが水分でできています。きゅうりを食べ過ぎると体の中に水分が多くなり、吸収できないまま腸へたどり着き便のなかに水分が入ることがあります。こうなると便がゆるくなり下痢や腹痛を引き起こします。
1日何本までならOK?
きゅうりは1日に2〜3本までにしよう
きゅうりの1日の推奨摂取量は2〜3本といわれています。これはキュウリに含まれるカリウムや水分量を計算し安全に食べられるように設定されてあるようです。先ほどからあげている通りきゅうりは食べ過ぎるとさまざまな悪影響を及ぼす可能性のある食材です。安全かつ美味しく食べられるように量には注意しましょう。
スポンサードリンク
きゅうりはダイエットにも効果がある?
きゅうりに含まれるホストリパーゼという酵素は、脂肪分の分解をサポートしてくれる効果があります。最近見つかった酵素でダイエットに効果があることから注目されるようになりました。
このホストリパーゼの恩恵を最大にうけるには「加熱しないこと」が重要!酵素は熱に非常に弱いという特性をもちます。きゅうりからダイエット効果を得たい場合は「生のまま」で食べることがおすすめです。
きゅうりをすりおろすことでさらにホスホリパーゼの効果を最大に受け取ることができるといわれています。ただし酵素は空気にも弱いのですりおろした際は早めに食べるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?きゅうりは夏を彩る素晴らしい野菜であるとともに食べる量を注意しないと体に悪影響を及ぼす可能性があるということがわかりましたね。
この記事をまとめると
- きゅうりは体を冷やし代謝を下げてしまう。
- 水分量が多いので下痢や腹痛を引き起こすこともある!
- カリウムが多いので高カリウム症に注意!
- ダイエット効果のあるホストリパーゼの効果を得たいなら生で食べよう!
スポンサードリンク