夏に旬を迎える野菜の一つ「きゅうり」。シャキシャキと瑞々しい食感で、そのまま食べるのが一番好きという方も多いのではないでしょうか。そんなきゅうりですが、賞味期限はご存知でしょうか。どのように保存するのでしょう?注意点は?そこで今回は
- きゅうりの賞味期限は?
- 保存方法
- 注意点
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目次
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きゅうりの賞味期限は?
スーパーなどでも手軽に入手できるきゅうりですが、賞味期限はどれぐらいなのでしょうか。また切った後や調理後はどれ位の期間、保存することが可能なのでしょうか。
賞味期限の目安
おそらく冷蔵庫で保存されている方が多いかと思いますが、何もしていない状態ですと10日ほど保存することが可能です。カットしてしまうと切り口が空気に触れてしまい劣化が早まってしまいますので、もって2日程度です。
ただし、塩もみを行っていれば一週間ほど保存することができます。
切った後や調理後は?
基本的にきゅうりは食べる直前にカットしましょう。カットして保存するのは劣化が早まりますのでお勧めしません。冷凍保存する場合は塩もみする必要がありますので薄くカットした状態で保存します。
きゅうりを用いた料理はあまり日持ちしません。きゅうりから出てくる水分によって味が薄くなる、他の食材に影響を与えてしまう、というようなことがありますので、早めに食べてしまいましょう。
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保存方法
きゅうりのスタンダードな保存方法は冷蔵保存です。食感を損なわずに出来る限り賞味期限を延ばすことが出来る方法です。カットした状態で保存したい場合は塩もみを行います。
塩もみは余分な水分を取り除く作業ですので、傷む原因となる水分を減らすことができます。一方で、常温保存や冷凍保存することもできますので、臨機応変に使い分けていきましょう。
常温保存の場合
きゅうりは20℃以上になると傷みやすくなってしまいます。季節によっても変動しますが、長くて3日保存が限度でしょう。
また、常温保存ですと温度を一定に保つことができなく、温度変化が生じてしまいますので、できる限り避けたほうが良さそうです。特に旬を迎える夏場は冷蔵保存もしくは冷凍保存するようにしましょう。
常温保存する場合は新聞紙などで一本一本包みましょう。その上からラップやビニール袋で覆い冷暗所に立てて保管しましょう。
冷蔵保存の場合
冷蔵保存ですと10日ほど保存することができます。しかし鮮度や風味の事を考えると一週間以内に消費したいものです。きゅうりを保存する環境は温度が低ければいいという訳ではありません。
10℃を下回ってしまうと低温障害を引き起こしてしまう事があります。野菜室の設定温度が10℃以下であるご家庭が多いかと思いますので、冷蔵保存で保管したら安心という訳でもないのです。
冷蔵保存する場合も常温保存と同じく、新聞紙などで一本一本包み、その上からラップやビニール袋で覆い冷暗所に立てて保管します。
冷凍保存の場合
きゅうりは冷凍保存可能ですが、冷凍することによって細胞が破壊されてしまいますのでシャキシャキ感は失われます。ですので冷凍保存したきゅうりは使い道が限られてしまいます。
出来る限り避けたい冷凍保存ですが、1か月と長期間保存可能ですので、使い切れなかった分の保存方法としては検討してもいいかと思います。冷凍保存する際は塩もみをしてから冷凍するようにしましょう。
日持ちするレシピ
日持ちさせるのが大変なきゅうりは調理後に日持ちするレシピもあまり多くありません。
ピクルス
スープ
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注意点
ここまできゅうりの保存期間や保存方法をご紹介しましたが、いくつか注意点があります。美味しく食べる為にも以下の点に注意して保存するようにしましょう。
水分に注意
きゅうりは約97%が水分で構成されている、大変瑞々しい野菜です。新鮮な状態ですと歯ごたえよく美味しいですが、一方で劣化が早くすぐに風味が落ちてしまいます。
水分の多い食材は傷みやすく、きゅうりも例外ではありません。しっかり保存方法を試しても、劣化は早いことを押さえておきましょう。
腐ったきゅうりの見分け方
腐ったきゅうりには以下の様な特徴が現れますので、参考にしてみてください。
腐ったきゅうりの特徴
ぬめりがある
表面に白いカビが生えている
中身が空洞になっている
強い酸っぱい臭いや青臭いにおいがする
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まとめ
「きゅうりの保存期間や保存方法」などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- きゅうりは常温保存、冷凍保存することが出来るが、冷蔵保存がおすすめ
- 水分が多く、日持ちしづらい野菜
- ピクルスや浅漬け、塩もみすることで保存期間を延ばすことが出来る
価格も手ごろで食卓に取り入れやすい野菜ですよね。デリケートな野菜ですので保存する際は丁寧に行いましょう。和え物にポテトサラダ、付け合わせなど、色々な料理に取り入れてみましょう!
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