年末になるとおせち料理用に販売されることが多い「くわい」は、見た目からも「芽が出る」ことから子孫繁栄の縁起物・食材としても知られています。主にくわいは煮物・うま煮・含め煮にされて食べられています。
- くわいの種芋の種類や保存方法などをご紹介!
- くわいはどうやって育てるの?
- 適した栽培時期・収穫時期や美味しい食べ方をお伝え!
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目次
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くわいの種芋の種類、どうやって保存する?
くわいとは湿地に生える多年草・オモダカ科の栽培品種で、非常に歴史ある野菜の1つです。そのため、地方によって呼び方が異なることもしばしばあります。
くわいの種芋の種類は?
くわいには大きく3種類あります。
- 青くわい
- 白くわい
- 吹田くわい
とあり
特徴
日本で最もよく食べられている青くわいは、
- 表面が青く、ピンポン玉程度の大きさ
- 加熱調理すると芋のようにホクホクとした食感で、アクや独特の苦味がある味わい
が特徴です。白くわいは、
- 中国で栽培されており日本での生産は少ない
- 表面が白色で、シャリシャリとした食感と非常に淡白な味わい
が特徴です。吹田くわいは、
- 小粒で、肉質が非常に緻密
- ホクホクとした食感で苦味が少なく非常に濃厚な味わいで最も美味しいと言われている
- 高級料亭などで用いられるため、一般市場で見かけることは稀
が特徴です。
保存方法
くわいは
- 乾燥しないように、保温袋に入れて密閉・水に浸すなどを行う
- 水に浸す場合は、適宜水を変えるようにする
- 冷蔵庫の野菜室などの涼しい場所で保管する
などのことに気を付けると良いです。
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どんな育て方がある?
くわいは国内生産量の80%が広島県福山市で行われています。その他に埼玉県さいたま市で栽培されているものも有名です。
植え方
くわいを植えつける際に使用する種芋は
- 水田などに種芋を植えて栽培
- 野菜用培養土などを使用したプランター栽培
- くわいの苗を使用して栽培する
などが一般的に選ばれている栽培方法です。
苗から育てる場合
くわいは蓮根のように水生植物で、根は水底の土壌で這う・葉や茎は水上に伸びるように育ちます。そのため
- 日あたりの良い場所で栽培する
- 水を絶やさない
- 塊茎の芽を上にして植える
に気をつけた上で
水耕栽培で
土を使用せず
- くわいの塊茎部分の養分がなくなると栽培終了のサイン
- 手に入ったら早めに水の中に浸けておき、適宜水を変える
- 茎・葉が大きく高く成長するので、育てやすい容器の準備が必要
などに気をつけて、くわい栽培を行ってくださいね。
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栽培や収穫の時期、食べ方は?
ここからはくわいの栽培・収穫時期や食べ方について詳しく見ていきます。栽培を検討している・栽培されている人は是非参考にしてくださいね。
栽培時期
栽培するために
収穫時期
くわいは気候環境にもよりますが
年内に販売されているものはおせち料理用など用途があることから価格が高めになっていることもありますが、年明け後は手頃な価格に落ち着くことが多いです。
食べ方は?
くわいは煮物・揚げ物・炒め物などにして食べられることが多いです。必ず
他にも
- 皮剝き後に、素揚げしてお塩を振って頂く
- 皮剝きをし薄切りしたものを、豚肉を一緒に中華風に炒める
なども美味しく人気ですよ。
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まとめ
この記事をまとめると
- くわいは湿地に生える多年草・オモダカ科の栽培品種で、水生植物なため根は水底の土壌で這う・葉や茎は水上に伸びるように育つ
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くわいには大きく3種類あり、①青くわい②白くわい③吹田くわい
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日本では主に青くわいが食べられていて、白くわいは中国で食べられている。吹田くわいは高級料亭などで使用されており、一般市場には出回らない
- くわいは水に浸して冷暗所にて保管することで2週間程度の保存が利く
- くわいは①水田などに種芋を植えて栽培②野菜用培養土などを使用したプランター栽培③くわいの苗を使用して栽培する④水耕栽培などで栽培でき、日当たりの良い場所・水を絶やさないようにする
- くわいは植え付け時期が3~5月頃、花が8~9月頃に咲き、11月頃~春先3月頃が収穫時期となる
- 煮物・揚げ物・炒め物にしていただく事が多く、皮むき後に下ごしらえとして苦味とアクを抜く作業を行うと良い
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