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アボカドはスーパーマーケットでも見かける果実だけどどんな食べ物なんだろう?
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アボカドは体にいいの?どんな栄養があるのかな。効果や効能も知りたい。
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腐ったアボカドを食べてしまったけど食中毒は大丈夫?腐っているかの見分け方はあるの?
これらの疑問を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、アボカドを食べるにあたって気になる、どんな植物なのか、体への影響、更には腐ったものをつい食べてしまった際におきる出来事などについて詳しく書いています。アボカドについて栄養素、効果・効能、更には保存方法などを知る事で、あまり食べ無かったアボカドの凄さと出来るだけ食べた方が良い理由などについて詳しく知る事が出来ます。
何となく食べていた方も、アボカドに秘められた健康的なメリットなどについて詳しく知る事で、今まで以上に健康的に過ごせる可能性が有ります。どの様に食事に加えると良いのかなどを知りたい方は是非最後までご覧ください。
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目次
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アボカドとはどんな食べ物?
アボカドを知らないと言う人のために、どんな食べ物なのかについてここでは詳しく書いてみます。野菜なのか果物なのか、原産地は何処なのか、はたまたアボカドの歴史などについても詳しく書いています。
アボカドは果物?野菜?
アボカドはれっきとした果物です。取れたてのアボカドは緑色が濃く瑞々しい色をしています。とれたては身が固いですが、収穫後に追熟することで食べごろを知る事が出来ます。
原産地はどこ?
原産地は中央アメリカで主に中南米での栽培が盛んであり、果樹として数百年以上にわたり栽培され続けています。アボカドには3系統1000種類以上の品種があるのですが、主に日本で流通している品種はハス種といわれる皮がゴツゴツして熟すると黒くなるものです。1000種もあるなかでハス種がメインになったのは熟すると黒くなることで食べごろが解りやすい品種だったためと言われています。
アボカドの歴史
アボカドの歴史は古く、紀元前500年にメキシコで栽培されたのが最初と言われています。食物として人が食べだしたのがいつからなのかははっきりわかっていませんが、遅くとも13世紀から15世紀には既に栽培されていたと言われています。アメリカ大陸へヨーロッパからの侵略者がやってきた時点で既にアメリカ大陸では熱帯地域のあちらこちらで栽培が盛んにされてい多と言われています。
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アボカドは体にいい?
アボカドは体にいい食べ物と聞いた事がある人もおおいのではないでしょうか。ここではアボカドの栄養や効果・効能、ダイエットにも効果があるのかなど、食べることで体に受ける恩恵について詳しく書いてみます。
アボカドの栄養
アボカドの栄養について、日本で主にスーパーマーケットや八百屋などで売られているハス種においては果肉の18%から25%が脂肪分でありアボカドのエネルギーの77%が脂肪由来とされています。その内の67%が一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)であり、豊富な脂肪分から森のバターやバターフルーツと言われる程の栄養価の高い果物です。
アボカドの効果・効能
アボカドを習慣的に摂取する事で得られる効果や効能については、肥満を抑える、体重増加を緩和する効果が期待できるところが大きく、その他にもアボカドに含まれる成分には傷を治癒する効果があり、皮膚を保護する可能性が有るとされています。これら以外にも、日々の食事にアボカドを取り入れる事で疾患に罹りにくくなったりする事から、死亡率が低下するとも言われています。
ダイエットにも効果的?
アボカドにはオレイン酸が豊富にふくまれており、オレイン酸は脂肪を分解、燃焼する働きがあるためダイエットにもおすすめな果物と言えるでしょう。アボカドは摂取量が多ければ多い程、肥満になる確率が下がるとされており、メタボリック症候群を患う確率が低減するとも言われています。
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腐ったアボカドで食中毒になる?
腐ったアボカドで食中毒になるのかは、どの様な状態が腐っていると判断する基準なのか、腐ったアボカドを食べると食中毒になるのかなどについてここでは詳しく書いています。
腐っていると判断する基準は?
アボカドが腐っているのかを判断するには皮付きのままの場合は、上から皮を指などで押して、簡単にへこんでしまうほど果肉が柔らかくなっている場合には腐っていると判断してもいいでしょう。熟すると皮が黒くなる品種とそうでない青いままの品種もあるので、皮の色だけでは判断する事は難しいといえます。
切ってみる事で簡単に腐っているかを判断する事も出来ます。腐ったアボカドの果肉は切った断面がすでに黒ずんでいたり茶色かったりします。更に腐敗が進んでいると、かび臭い匂いや鼻を突くツンとした匂いがしたりします。簡単に種がとれる場合も腐っている場合がありますので食べる際には注意が必要です。
腐ったアボカドで食中毒になることも?
アボカド自体が腐っているからと言って食中毒になる訳ではなく、アボカドの皮にリステリア菌やサルモネラ菌が付着している可能性がある為に食中毒の可能性が有ると言う訳です。そのまま皮を直接切ってしまう事で表面の皮から果肉へ菌が移り、それを食べてしまうと食中毒の症状が出る場合が有ると言う事です。
米食品医薬品局(FDA)の発表なので輸入品のアボカドを調理する際には必ず表面の皮も洗って調理する事をおすすめします。
アボカドの保存方法
アボカドの保存方法は、青い皮の状態で購入された際は、常温で3〜5日ほどの期間保存する事をおすすめします。追熟する必要があるためで、出来るだけ早く食べたい場合は常温で保管し、皮が黒っぽくなるか、指で軽く押さえて気持ち柔らかく感じたら食べごろです。追熟は15℃以上で進行します。熟した状態からの保存方法は乾燥を防ぐためのポリ袋などで封をし、冷蔵庫(野菜室)で3〜5日ほど食べごろの状態で保存が可能です。
その他、出来るだけ長い期間保存したい場合は、青い皮の状態のまま冷蔵庫の野菜室(7度前後)で保存します。5℃以下の冷蔵室で保存すると低温障害を起こしやすく変色するためお薦めできません。食べる際には常温にもどします。
まとめ
この記事をまとめると
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アボカドはスーパーマーケットでも見かける健康に良い毎日でも食べたい果物。
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アボカドには一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)が多くダイエットにも効果的。
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腐ったアボカドの皮から食中毒の危険性があり、腐っているかは果肉で判断。
これらの事がわかりました。
アボカドは見た目だけで判断が出来る場合もありますが、果肉の断面や色、柔らかさや匂いで判断するのが分かりやすいと言う事でした。アボカドは栄養価も高く、更にはダイエットにも良いくだものですので、積極的に摂取する事をおすすめします。
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