国民の健康志向の高まりやインターネットの普及により、世界中のいわゆる「健康によい食品」が日本でも食べられるようになっています。中でも今回は、黒オリーブについて紹介していきます。
オリーブの実はその名の通り、オリーブオイルの原料となる果実ですが、サラダやピザなどで食べられることも多いです。通常のオリーブと黒オリーブはどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、
- 黒オリーブとは?
- 黒オリーブの栄養素は?
- オリーブの塩漬けがまずい理由は?
- 美味しいオリーブの塩漬の作り方!
- お勧めの食べ方は?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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黒オリーブとは?
黒オリーブとはどのようなオリーブなのでしょうか。味の違いや収穫時期について紹介していきます。
収穫時期
黒オリーブの収穫時期は2月~3月あたりです。通常のグリーンオリーブは4月~6月頃に花を咲かせ、夏の日差しを浴びて実をつけ、10月終わりごろから収穫されます。黒オリーブは完熟のオリーブということですね。
クリーンオリーブと比べて味はまずい?美味しい?
黒オリーブはクセがなく、あっさりとした味わいで食べやすいことが特徴です。グリーンオリーブはフルーティーな風味が特徴的ですが、未熟な果実なので渋みや塩味が強いためそのままでは食べづらいです。
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黒オリーブの栄養素は?
黒オリーブにはどのような栄養素が含まれているのか、詳しく見ていきましょう。
一価不飽和脂肪酸
一価不飽和脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを減らしてくれる効果があります。悪玉コレステロール自体にも役割はあるため、「悪玉コレステロール=悪い」というわけではありませんが、食生活が荒れると善玉と悪玉のバランスが崩れます。
すると心筋梗塞や脳梗塞など、様々な病のリスクが高まるのです。
ビタミンE
ビタミンEは脂溶性ビタミンの1種で、体の酸化を抑制する効果が期待できます。人間は代謝を行うことにより、体の様々な器官が酸化によるダメージを受け、いわゆる「老化が進行」します。ビタミンEを摂取することで、老化を遅くしてくれます。
オリーブの塩漬けがまずい理由は?
オリーブの塩漬けは独特な風味と味でどうも苦手、という方も多いですよね。どうして美味しくないのか、理由を紹介していきます。
水っぽい
日本で販売されているオリーブの塩漬けは水っぽいと言われます。理由は、塩漬けした後に更に塩水に漬けられた状態で販売されているからです。
塩辛い
もう一つは塩辛いということです。こちらは好みや食べ方によって意見は分かれますが、やはり塩漬けされた商品ですから塩気は強いです。気になる方は塩抜きを行うと良いでしょう。
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美味しいオリーブの塩漬の作り方!
オリーブの塩漬けはご家庭で手作りすることも可能です。どのように作るのか詳しく紹介していきます。
渋抜き
オリーブの塩漬けを作るためには、まず渋抜きを行う必要があります。そのままでは食べられません。重曹や塩を使った方法が一般的です。塩をまぶしてそのまま置いておくだけです。3か月程度で渋抜き完了です。
重曹で行うと10日ほどで渋抜きできるようですが、手間がかかります。
塩漬けにする
続いて塩漬けにしていきます。3%程度の塩水につけます。
好みの塩分濃度になったら完成
塩水に漬けて2~3日程度たったら食べられます。長く漬ければ塩辛くなりますから、好みの塩分濃度で食べましょう。
美味しくつくるポイントは?
美味しく作るためのポイントは、渋抜きをしっかりと行うことです。手間と時間がかかりますが、大切です。渋抜きはやりすぎても栄養素が抜けてしまい、やらなすぎると渋くて食べられないという、微妙な判断が重要です。
日持ちはどれくらい?
オリーブの塩漬けは保存食なので、寒い季節であれば1~2か月以上は常温で保存できるでしょう。塩分濃度によって保存期間も変わってきますので、様子を見ながら食べましょう。
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お勧めの食べ方は?
オリーブの塩漬けはどのように食べると美味しいのでしょうか。おススメの食べ方を紹介していきます。
瓶詰めにしておつまみに
オリーブの塩漬けはそのままおつまみとして食べることも可能です。独特の風味と塩気がお酒とマッチします。チーズやワインと一緒にいかがでしょうか。
パスタやサンドイッチに
定番の食べ方はパスタやサンドイッチです。風味や塩気がアクセントとなり、料理を引き立ててくれます。ピザもおススメです。
まとめ
今回は、黒オリーブの特徴や、オリーブの塩漬けについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- 黒オリーブは、通常のグリーンオリーブを完熟状態にして収穫した食べ物。
- グリーンオリーブと比べて渋みやえぐみが少なく食べやすい。
- パスタやピザ、サラダ、サンドウィッチなど、多くの料理に使用できて便利。
いかがでしたか?漬物は作るまでは大変ですが、一度作れば保存期間も長く、色々な料理のアクセントに使えてとても便利です。毎日の食卓を豊かにしてくれますので、是非作ってみてくださいね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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