そのまま食べたりスイーツにしたり、秋になると栗を使った料理がたくさんでてきますよね。しかし、栗を購入したものの量が多く、食べきれなかったということはありませんか。
実は、栗は表面の茶色の部分にあたる渋皮がついたままの方が保存がしやすいです!栗を渋皮のまま保存するためのコツについて、調べてみました。この記事では、
- 栗を渋皮のまま保存する方法
- 栗を長持ちさせるコツ
- 栗の主な調理方法
- 栗のおすすめアレンジ2選
以上のテーマについて解説していきます。栗を購入したけど、渋皮のままどのように保存すれば良いのか分からない方は、この記事を読めば疑問が解消されます。
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目次
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栗を渋皮のまま保存する方法
栗は渋皮のまま保存が可能です!渋皮のまま保存した場合は、日持ちが長くなったり食感が変わりにくくなったりします。また、渋皮がついた栗をすぎに食べようとすると皮が固くてなかなか剥けません。
ですが、保存して食べる時には柔らかくなって皮むきが簡単にできますよ。
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皮のまま水に浸けておく
渋皮のまま栗を保存する時は、水に浸しておきましょう。水に付けることで、中に虫が入っていた場合は追い出せます。最低でも1時間以上、できれば半日は水に浸けておくと安心です。
この時に水に浮かんでくる栗は虫食いなので、そのまま処分をしましょう。その後、鍋に栗をうつし水をいれて中火で火にかけます。(水は浸すくらいに入れましょう。)沸騰してきたら弱火にして、そのまま1時間ほど茹でたら下処理は完了です。
また、栗から苦味の原因となるアクが出てきた時は必ず取り除きましょう。時間は掛かりますが、工程を行うことでより甘みが増します。
冷蔵か冷凍で保存
渋皮がついた栗を保存する時は、冷蔵か冷凍にいれましょう。また、冷蔵・冷凍ともに菌の繁殖を防ぐために粗熱をとった後に、キッチンペーパーなどで水気をとります。その後、ジップロックなどの保存袋に栗が重ならないように入れて保存をしましょう。
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栗を長持ちさせるコツ
続いて、栗を長持ちさせるコツについてご紹介します。
冷凍が一番オススメ
冷凍した食材は、日持ちがしますが時間経過により、風味が損なわれる場合があります。ですが、栗の場合は冷凍しても食感などが変わりにくいので、冷凍保存に向いている食材です。冷凍保存であれば、約1ヶ月〜2ヶ月ほど日持ちします。
甘露煮にして瓶詰めする
また、栗を甘露煮にして瓶詰めにすることで日持ちが長持ちします。
日持ち期間の目安として、
- 冷蔵は2週間
- 冷凍は1ヶ月
通常の栗と比べて、かなり日持ちします。
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栗の主な調理方法
続いて、栗の主な調理方法はこちらです。
蒸して様々な料理に使える
栗は実は蒸してさまざまな料理にできる食材です。また、蒸した栗は甘みが出てコクが感じられるので、より美味しくなりますよ。蒸した栗はそのまま食べても美味しいですが、栗ご飯などの料理にしても甘みが損なわなれません。
焼き栗もおいしい
栗は定番の焼き栗にしても美味しいですよ。焼き栗を作る時は、オーブントースターで手軽にできます。しかし、焼きあがった直後の栗は火傷しやすいので食べる時は気をつけましょう。
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栗のおすすめアレンジ2選
最後に、栗のおすすめアレンジを2選ご紹介していきます。
栗入りいなり
一つ目のアレンジ方法は、栗入りいなりです。
材料
- 栗:6個
- もち米:1カップ
- 昆布:1枚
- 酒:大さじ1
- 塩:少々
- 油揚げ(いなり用):4枚
- ゴマ塩:適量
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炊飯器に洗ったもち米・酒・塩を入れます。
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軽く混ぜた後に昆布・栗を入れて、スイッチを入れて普段と同じように炊いていきます。。
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炊き上がったら昆布を取り出し、全体に軽く混ぜて油揚げに詰め、ゴマ塩を振ったら完成です。
鶏肉と栗の煮物
二つ目のアレンジ方法は、鶏肉と栗の煮物です。
材料
- 鶏手羽元:12本
- しょうゆ・酒:大さじ1/2
- 栗:12個
- 酒:1/4カップ
- みりん:1/4カップ
- しょうゆ:1/4カップ
- 塩・砂糖:各少々
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鶏肉にしょうゆと酒をもみ込んで下味をつけます。
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鍋に油大さじ1を熱して鶏肉を入れ、こんがり焼き目をつけた後に、水・酒・みりん・しょうゆ・塩・砂糖を加え、強火で煮ます。
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沸騰してきたらアクを取り除き、ふたをして弱めの中火で15分ほど煮込みます。
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栗を加えてさらに30分ほど煮込み、火を強めて煮汁を煮つめながら絡めて、お皿に移したら完成です。
簡単にできるので、料理やお弁当の一品にもおすすめです。
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まとめ
栗を渋皮のまま保存するときは、下処理などを行ってからジップロックにうつし、冷蔵もしくは冷凍庫にいれましょう。 今回の記事内容でご紹介したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- 栗を渋皮のまま保存すると、日持ちしやすいだけでなく食感も変わりにくい
- 渋皮のまま保存するときは、虫食いがないかを確かめるために1時間か半日ほど水に浸けてから、冷蔵もしくは冷凍保存する
- 長持ちさせるためのコツは、冷凍をしたり栗の甘露煮にしたりすると1ヶ月程度日持ちする
- 蒸した栗は、より甘みが出るため栗ご飯などさまざまな料理に活用出来る
秋の味覚ともいえる栗を保存する時は、渋皮のままにしておき、なるべく日持ちをさせましょう!
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