あなたは栗ご飯を作って「パサパサになってしまった経験」がないでしょうか?普通通りに炊飯すると、基本的にはパサパサにはなりませんが、きちんと下処理をして炊かなければパサパサになる可能性もあります。今回は、栗ご飯の作り方について、以下のようなことを解説していきます。
- 栗ご飯を作る時にパサパサにならない方法とは?
- 栗ご飯を美味しく作る時のポイントとは?
- 栗ご飯はどうやって保存すればいいのか?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、栗ご飯を上手に作れるようになってしまいましょう。
スポンサードリンク
目次
|
|
栗ご飯でパサパサならない方法
自宅で手軽に作れる栗ご飯。しかし、下処理を怠ってしまうとパサパサになることもあります。パサパサにしないための下処理とはどんなことでしょうか?
先に栗を焼いておく
通常栗ご飯を作る時は「生栗」を使うのが基本。しかし、パサパサ栗ご飯にしないためには、敢えて事前に栗を焼いておくのもおすすめです。鬼皮つきのまま一度焼いてから粗熱をとって皮むきをし、炊飯します。事前に焼くことで、皮も向きやすくなるためおすすめです。
アクをしっかりとる
栗ご飯を作る時には、事前に栗を2から3時間程度水に浸けアクをしっかりと抜いてあげましょう。アク抜きを疎かにすると、パサパサの栗ご飯になることもあります。ちなみに、栗は鬼皮を剥く前に、1時間程度熱湯に浸けておくと、皮が柔らかくなって剥きやすくなるのでおすすめ。
スポンサードリンク
栗ご飯をおいしく作るコツ
では、栗ご飯を美味しく作る時のポイントをご紹介していきます。
栗の渋を抜く
重要なのは、栗の「渋やアクを抜くこと」です。鬼皮を剥き、渋皮を剥いた栗は、ボウルに入れて水を張り3時間程度水に浸けておきましょう。ここできちんと渋やアクを抜くことで、炊きあがりの風味も違いますし、栗のホクホク感も変わります。
生栗を使う
栗ご飯は「生栗」からきちんと作った方がおいしいです。確かに天津甘栗を使ったり、焼き栗を使って簡単に作る方法もありますが、どうしても栗のホクホク感がうまく出ません。なので、お米を炊く時から生栗を使用し、お米と一緒に加熱をしていきましょう。
栗自体の香りもご飯になじみやすいので、風味豊かな栗ご飯に仕上がるでしょう。
スポンサードリンク
余った栗ご飯の保存方法
栗ご飯は、一度にある程度の量を作らなければいけないので、少人数の場合は余ってしまいます。余った栗ご飯は「冷蔵」や「冷凍」での保存が可能。一体どんな方法で保存すればいいのでしょうか?
冷蔵保存の場合
栗ご飯を冷蔵保存する時は、以下のように行います。
- 余った栗ご飯にラップをかけて、密閉する
- そのまま冷蔵庫に移し、保存する
栗ご飯は、出来るだけきちんとラップをかけて空気と触れない状態にして、冷蔵庫で保管しましょう。ラップのかけ方が甘いと、お米も硬くなりますし、栗自体も美味しくなくなります。
冷凍保存の場合
余った栗ご飯が沢山あるのであれば、冷凍保存がおすすめです。やり方はこちら。
- 栗ご飯を1食ごとに分ける
- 1食ごとの栗ご飯をラップでしっかりと密閉して包む
- 包んだ栗ご飯は平たくして、冷凍しやすくする
- ジップロックなどのフリーザーパックにまとめて入れ、冷凍する
こんな感じで、栗ご飯を冷凍したいのであれば、1食ごとに分けて冷凍するのがおすすめです。分けて冷凍することで、解凍時に無駄に劣化させずに済みます。さらに、ラップで包むときには、出来るだけ密閉させて、空気が入らないようにするのがコツ。
空気と触れない方が、長持ちさせられるでしょう。出来るだけ短時間で冷凍させた方が劣化させずに済むので、必ず平たい形に整えて冷凍しましょう。もし、急速冷凍機能が付いている冷凍庫であれば、急速冷凍機能で一気に凍らせてください。
解凍する時は、電子レンジでチンするだけで簡単に解凍できます。再冷凍はおすすめしません。
スポンサードリンク
栗ご飯の日持ち期間は?
栗ご飯を冷蔵や冷凍で保存した場合、どれくらいの期間日持ちするのでしょうか?
冷蔵で3~4日
栗ご飯は、冷蔵保存した場合「3日から4日程度」日持ちします。冷蔵庫で保存した場合はあまり長期間の保存は出来ないので、すぐに食べきる予定がある場合のみ冷蔵保存しましょう。前述した通りしっかりと密閉してラップをかけることで、極力長期間鮮度を維持することが出来ます。
食べる前に電子レンジでチンすると、ホクホクの元の状態に戻るでしょう。
冷凍で1か月近く
栗ご飯は冷凍すると「1か月程度」日持ちさせることが出来ます。なので大量に栗ご飯が余ってしまった場合は、必ず冷凍保存しましょう。1食ごとに分けておけば、少人数で消化していくときも食べやすいのでおすすめです。一度解凍した栗ご飯は再冷凍しないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「栗ご飯がパサパサにならないようにする方法」を詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりとまとめてみたので、振り返っていきましょう。
この記事をまとめると
- 栗ご飯は焼き栗を使って作ると皮も向きやすくパサパサにもなりにくい
- 栗はきちんとアクを抜いて使うのが基本
- 栗ご飯が沢山余ったら冷凍保存がおすすめ
こんな内容になっていました。あなたも栗ご飯を作る機会があれば、丁寧に下処理をして、失敗しないように注意してみてください!
スポンサードリンク