人からもらって嬉しい果物といえばメロンですよね!その中でも、効果でなかなかお目にかかることのないマスクメロン。高価なメロンでもいろいおr名前が違うけれど、せっかく食べるならその違いもしっかりわかってから味わいたいですよね?そこで今回は、
- マスクメロンとは
- クラウンメロンとは?
- クラウンメロンとアローマメロンの違いは?
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目次
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マスクメロンとは
「夕張メロン」など高級メロンの代名詞として一度は耳にしたこともあるかと思いますが他のメロンとは何が違うのでしょうか?マスクメロンとは温室で隔離栽培された「アールスフェボリット」のことです。その栽培は、水や温度、土壌などが徹底管理され、しかも1株に1個しか出来ないように栽培されていてます。1本の木に1つの果実だけを実らせたことでできるマスクメロンのシンボルとされているT字形のつる。1個の果実に1本の木の全栄養を注ぎ込んではじめて、果物の王様といわれるマスクメロンができるんでうすね。
網目があるメロンの総称
メロンの網目など普段気にして見ないかもしれませんがマスクメロンには、果実の表面に出来た立体的な大きな網目模様があります。その網目模様ができる理由は、メロンの成長過程に秘密があります。
メロンは表面の皮の部分よりも、果実の内部の方が微妙に成長が早いため、表皮が耐えられずひび割れが出来てます。その裂け目から分泌液が染み出し、それが固まってコルク質の層になり、美しい網目状の模様になっていきます。
違うメロンの品種でマクワウリという網目がないメロンもあります。マスクメロンに比べて甘みがないと言われてきましたが近年品種改良によっておいしいものも出回っているみたいですよ。価額もリーズナブルなので気になった方は是非お家で食べてみてください。。
アールスフェボリットが代表品種
マスクメロンの名前の由来はムスク(麝香)の香りがするメロンという意味で付けられました。アールスフェボリットのメロンにに限らないんです。このマスクメロンを代表する品種アールスフェボリットはイギリス産の品種ですが、今では日本でしか栽培されていないそうです。
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クラウンメロンとは?
アールスメロンの一つ
アールスフェボリット種のアールスメロンは日本で高級メロンとして販売されているメロンはほとんどがアールスメロンです。香りがよく、網目状で丸い外見、味もすばらしい品種です。クラウンメロンもマスクメロン同様にこの品種なのでアールスメロンの内の一つになります。
地方ブランドの名前
クラウンメロンは、静岡県の袋井市、森町を中心に生産されている温室マスクメロンを指す地域ブランド名です。マスクメロンは品種改良が重ねられ、研究開発されて、各地でさまざまに栽培されています。クラウンメロンは王冠のシールがシンボルです。
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クラウンメロンとアローマメロンの違いは?
産地の違い
静岡ではクラウンメロンとアローマメロンがあるけれど、何が違うのと気になる方もいらっしゃるかと思います。同じ静岡県温室農業協同組合に所属する生産者が作るクラウンメロンとアローマメロンの違いについてご説明いたします。
静岡県温室農業協同組合は、4つの支所から成っています。
・クラウンメロン支所(袋井市小山)
・磐田支所(磐田市豊島)
・静南支所(掛川市千浜)
・浜松支所)(浜松市浜北区)
そして、残り3つの支所に属する磐田市、掛川市、浜松市を中心に生産されている温室メロンを「アローマメロン」と呼びます。
栽培方法の違い
クラウンメロンの栽培にはビニールハウスではなく太陽光線の透過率が高いガラスの温室が使われています。ビニールハウスではなく、ガラスで囲まれた温室を使う第一の理由は、ガラスがビニールなどに比べ太陽光線の透過率が高いという事です。そうやってマスクメロンは太陽の光を沢山吸収して甘く芳醇な果肉を作り上げていきます。
どのメロンの葉にもよく光が当たるよう北側に行くほど地面が高くなるよう階段状に配置されていたりとたくさんの工夫が施されています。そして、栽培過程で最も優れた実だけを残し、それ以外の実を摘果することで栄養をひとつの実に集中させます。
土の消毒には、農薬を使いません。蒸気の熱のよって土を蒸すことで殺菌を行います。環境にやさしく、クリーンな消毒方法として、全国の先進農家や農業技術者から注目されています。
農薬を使わなければいけない際は、化学肥料は最小限に抑え土には完熟した堆肥や菜種粕、魚粉などの有機質肥料を主に使用します。
まとめ
この記事をまとめると
- マスクメロンは一つの木に一つしか作られない
- マスクメロン、クラウスメロンはアースフェボリックの代表品種
- クラウスメロンは栽培方法にこだわった静岡の自慢のメロン
いかがでしたでしょうか?クラウンメロンは、外観(形状・網目など)に基づいて「富士・山・白・雪」という等級に分けられ出荷されます。 等級は生産者が出荷する際に決め、出荷場の品質検査で妥当性がチェックされます。富士クラスはクラウスメロン全出荷量の1%にも満たなく、1000玉に一つあるかの奇跡の一品だそうです。
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