韓国料理で知られるクッパと、日本の雑炊はよく似ていますが、どんな違いがあるのでしょうか?一見同じ料理に見える2つの料理ですが、作り方に大きな違いがありました。また、クッパには数多くの種類があります。今回は、
- クッパと雑炊の違い
- クッパの主な種類8選
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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クッパと雑炊の違いって何?
クッパと雑炊はどちらもお米を使った料理ですが、どう違うのでしょうか?特徴や作り方の違いについて確認していきましょう。
クッパとはどんな食べ物?
特徴
クッパは韓国料理の一つで、スープの中にお米を入れたものです。焼肉店などでは〆の料理として食べられており、お肉や野菜・卵などの具材が入っています。ご飯にスープをかけたものではなく、“スープの中にご飯を入れた料理”です。
韓国料理は辛いイメージがありますが、クッパには唐辛子が入っておらず辛くないものもあります。そのため、辛党ではない人も食べやすいのが魅力です。
由来
「クッパ」という名前は、韓国語でスープを意味する”クク”と、ご飯を意味する”バプ”が由来となっています。クッパは一般的な呼び方ですが、中に入っている具材によっても名前が変わってきます。
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クッパの種類8選
クッパの主な種類と、その特徴についてご紹介。「クッパ」は全てのクッパの総称ですが、具材の違いによって名前も色々あるんです!
テジクッパ
テジクッパは釜山の郷土料理で、別名「豚肉スープご飯」です。名前の通り豚肉が入っているもので、スープは白く濁っているものが多いです。濃いめの味が特徴となっています。
スンデクッパ
スンデクッパは、豚肉の腸にもち米や春雨を詰めたものを具材としたクッパです。”スンデ”とは韓国風のソーセージのようなものです。
ソルロンタン
ソルロンタンは、朝時間牛骨を煮込んでスープを取ったクッパです。牛骨からダシを取るのでスープは白く、辛くないのが特徴です。そのため辛いものが苦手な方に人気があります。あっさりとした味わいです。
コンナムルクッパ
コンナムルクッパは別名「豆もやしスープご飯」で、たっぷりもやしが入っているのが特徴です。韓国の中でも全羅北道や北州の郷土料理として知られています。ボリュームたっぷりのもやしで、ヘルシーでさっぱりとしたクッパです。コンナムルとは韓国語で豆もやしを意味しています。
ユッケジャン
ユッケジャンは唐辛子が入った辛味のあるスープで、細かく裂いた牛肉とネギが具材のクッパです。
チュオタン
チュオタンは、なんと魚のドジョウを使ったクッパです。チュオタンには、丸ごとドジョウを入れたものや、チュオタンすり潰してスープに入れたものがあります。日本ではドジョウはあまり馴染みがありませんが、韓国では低カロリー高栄養の食材として食べられています。
クルクッパ
クルクッパは、牡蠣を使ったクッパです。スープは透き通ったものが多く、牡蠣の旨味が染み出たスープを吸ったご飯も美味しい一品です。
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雑炊ってどんな食べ物?
韓国料理のクッパについて紹介しましたが、雑炊とは日本の料理です。スープの中にご飯を入れるクッパとは異なり、雑炊は具材とお米を一緒に煮込みます。サラサラとしたクッパとは異なり、お米も煮込むためトロトロとした食感で、お米の形も崩れているのが特徴です。
まとめ
この記事をまとめると
- クッパは韓国料理、雑炊は日本料理
- クッパ…スープの中にご飯を入れる
- 雑炊…ご飯と具材と一緒に煮込む
- クッパはサラサラ食感、雑炊はトロトロ食感
クッパと雑炊の大きな違いは、ご飯を入れるタイミングにありました。また、クッパは具材やスープの違いにより名前も異なるのも特徴です。韓国料理店では数多くのクッパがあるので、機会があれば是非いろいろなクッパを食べてみてください♩
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