皆さんはクコの実を食べたことありますか?クコの実というのはあの有名な中国のお菓子「杏仁豆腐」の上に乗っている赤い実のことですよ。クコの実はゴジベリーとも言います。海外や日本の健康志向の方々から、スーパーフードと言われたくさんの人に親しまれるようになりました。
今回はそんなクコの実について紹介していきますね!
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目次
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クコの実とは?
不老長寿の薬?
クコの実とは東アジア(特に中国北部やモンゴル)を原産とするナス科の植物の実のことを言います。秋になると2cmくらいの小さな実を付けます。生のままのクコの実は潰れやすく、苦味は生臭さがあるため乾燥させて食べることが多いです。
中国では約3000年前以上から「不老長寿の薬」と呼ばれ、あの世界三大美女の楊貴妃もよく食べていたと言われています。
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クコの実の効能
クコの実の栄養はビタミンB1・ビタミンB2・リノレン酸・アミノ酸・各種ミネラルや食物繊維などの栄養のほか、ベータカロチンなどのカロチノイドやベタイン・ゼアキサンチン・フィサレンなどの他の食品にはあまり含まれていない珍しい栄養が多く含まれている健康食品です!
強い抗酸化作用(アンチエイジング効果)
クコの実にたくさん含まれるビタミンEとゼアキサンチンは強い抗酸化作用を持つことで知られています。この強い抗酸化作用は老化予防やアンチエイジングなどに非常に効果的で、性別や年齢を問わず摂取しておきたい成分でもあります。
滋養強壮(いつまでも元気に!)
クコの実は滋養強壮にも良いと言われています。クコの実の中に含まれるビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・葉酸・パントテン酸などが主に働きエネルギー代謝と産生に関わります。葉酸は妊娠初期にとると胎児の成長にとても良いとされ、妊娠中のお母さんにオススメな成分です。
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血糖・脂質の改善(生活習慣病の予防に!)
クコの実に含まれるベタインというアミノ酸の一種は、肝臓への脂肪沈着を抑え脂肪肝を予防する働きや、糖が体に吸収されるのを防いでくれ、急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。さらにこのベタインは、トリメチルグリシンというので化粧品にも使用されるほど保湿力も高くお肌をつやつやにしてくれます。
クコの実の食べ方
クコの実には他の食品では取ることのできないたくさんの栄養素が含まれていることがわかりましたね!では次からはクコの実を食べるにはどうすればいいのかについて紹介していきます!
そのまま食べてもOK
クコの実はそのまま食べるのもOKです!ミックスナッツの中に含まれている時もありますよね!乾燥させるとほんのり甘酸っぱい味わいになり、非常に食べやすくなります。ヨーグルトとの相性もGOODです!
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薬膳スープに
クコの実は薬にも使用されるため、入れるだけで簡単に薬膳スープが作れます!チキンスープにしいたけや大根などを入れて味付けするだけで簡単薬膳スープの完成です!
りんご酢やグレープジュースで戻す
クコの実は乾燥したままでも食べることができますが基本的には戻して使います。水で戻す方法もありますが、リンゴ酢につけたりグレープフルーツで戻すと、クコの実が甘くなって苦手な人でも食べることができますよ!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?クコの実がスーパーフードと言われる所以がよくわかったのではないでしょうか。ちなみにクコの実はカロリーが少し高いので1日に20〜30g程度に抑えると良いですよ!
この記事をまとめると
- クコの実は約3000年前から中国で薬として使われていた!
- 不老長寿の薬と言われるくらい強い抗酸化作用を持つ!
- そのまま食べてもOK!料理に使うと薬膳になる!
今回のように食品についての幅広い知識をシェアしております。他にもたくさんの記事を掲載していますので、よかったら是非ご覧になってみてください!
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