クッキングシートは、オーブン料理やお菓子づくり、落とし蓋の代わりに使ったりと食材がくっつきにくく、 優秀なアイテム です。
そして、揚げ物を再度カラッと温めたり、お餅を焼くのに使う オーブントースターにクッキングシートは使えるのでしょうか。
- トースターにクッキングシートは使える?
- 使える条件は?
- 危険とされる理由
- クッキングシートの代用品
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コンベクションオーブンは使える?
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コンベクションオーブンとは
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目次
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トースターでクッキングシートは使えない?
クッキングシートとは、もともとオーブン料理の際に天板や焼き型に敷く耐油紙のことです。表面にシリコン樹脂加工がされていて食材がこびりつかないという利点があります。
熱に強いものなので、加熱料理ならなんでも使えそうですが、オーブントースターに使った時に、 発火してしまった経験 はないでしょうか。
安心して使うために、発火する理由や、使用する際に注意する点などを確認していきましょう。
使えるのは何度まで?
クッキングシートのメーカーによって多少異なりますが、注意事項として【250℃以上の高温での使用】と記載されています。熱に強いと言っても、 250度以上の使用は危険ですのでやめましょう 。
また、オーブントースターは熱源がとても近く、高温で食材を加熱するものです。クッキングシートを使うときは、 必ず天板を使い、天板からはみ出すことがないようカット して使用することが条件です。
何分以上で発火する?
注意する点は、温度だけではありません。250度以下であっても【20分を超える加熱】は使用は控えましょう。食材を長時間温めすぎて発火し、クッキングシートにうつる危険性があります。
トースターでクッキングシートは危険!
熱源の近さや高温であることから、長くは使えません。そのため、できればオーブントースターでクッキングシートを使うのはやめたほうがいいでしょう。
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クッキングシートの代用品は?
では、オーブントースターに敷くものは何が適しているのでしょうか。クッキングシートのように、食材のこびりつきがないかどうかも気になります。
アルミホイル
アルミホイルの耐熱温度は、300〜600℃で、オーブントースターでも 安心して使用できます 。ただ、クッキングシートと同様、天板からはみ出して熱源に触れないよう気をつけましょう。
お餅のようなくっつきやすいものを温める際は、アルミホイルを一度ぐしゃぐしゃと丸めてシワをつければ空気が通り、くっつきにくくなります。
フライパン用ホイル
フライパン用ホイルなら、クッキングシートのように シリコン樹脂で加工 されているため、アルミホイルでは、どうしてもくっついてしまうのもの安心ですし、 丈夫で破れにくい 利点もあります。
洗って繰り返し使えるシート
洗って繰り返し使えるクッキングシートなら、耐熱温度が 270度 でオーブントースターでも使用が許可されています。何より、繰り返し使用できるので、 とってもエコ 。
コンベクションオーブンでも危険?
メイン料理からパンやお菓子づくりまでできる、料理好きにはたまらないコンベクションオーブン。メリットも沢山なので、オーブンレンジから、こちらに切り替えている人も多くなってきています。
コンベクションオーブンには、クッキングシートを使って大丈夫なのでしょうか。
コンベクションオーブンとは
コンベクションオーブンとは、 オーブン内のファンが熱風を循環 させて、隅々まで均一に温めることができ、焼きムラの心配なくなります。中までしっかり焼き上げます。
また、少量の油だけで揚げ物ができるノンフライ調理や、スチーム機能で蒸し料理ができたりと快適な料理をサポートしてくれます。予熱時間が短かったり、メーカーによって不要なものもあります。
コンベクションオーブンなら使える
そんなコンベクションオーブンは、クッキングシートの 利用ができます。 ただし、お使いのクッキングシートの注意点を確認して、耐熱温度や加熱時間を守るようにしましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- トースターでクッキングシートを使うには最新の注意が必要。
- トースターでの使用はできれば避けたほうがいい。
- クッキングシートの耐熱温度は250℃・加熱時間は20分まで。
- 熱源の近さ、高温状態になること、トースター内の汚れが発火の原因となる。
- アルミホイルやフライパン用ホイル、繰り返し使えるシートの利用が安心。
- 電磁波を発生させず、より質のいい調理が可能になるコンベクションオーブンは健康にもいい。
- コンベクションオーブンでは、クッキングシートの利用ができる。
オーブントースターでのクッキングシートの使用はあまり推奨できないものでした。どうしても代用がない場合のみ、注意事項を守って使うようにしましょう。
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