高野豆腐を戻さないで食べる・そのまま調理することはできる?

高野豆腐は好きですか?

栄養価が高く健康・美容効果があるので、積極的に食べたい食材です。

子供から大人まで幅広い世代に食べてほしい高野豆腐ですが、調理する際には手間がかかり食卓にの上る機会も少ないのではないでしょうか。

今回は、『高野豆腐は戻さないで食べることができるのか?』という疑問について解説していきます!また煮物料理のイメージが強い高野豆腐ですが、その他の美味しい食べ方についてもご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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高野豆腐とは

凍り豆腐とも言われる

『高野豆腐』とは、生の豆腐を凍らせて低温で熟成・水分を抜いた状態で乾燥させたものを言います。

その製造工程から『凍り豆腐』・『凍み豆腐』と呼ばれることも…。

現在では、工場生産されている高野豆腐ですが、昔は寒い時期に屋外で凍らせ水分を抜く作業を繰り返し天日干しで作っていたのだそう。

MEMO
高野山の僧侶たちによって作られていたので『高野豆腐』と呼ばれるようになったのだそう。

栄養価が高い

高野豆腐は製造過程で水分を抜くことによって栄養素がぎゅっと濃縮になった食材です。

原材料である大豆は『畑の肉』と呼ばれるほど、たんぱく質が豊富。実際に高野豆腐の約50%がたんぱく質から成り立っています。

また成分の30%が脂質で成り立っていますが、その多くは人体では生成できない必須脂肪酸である不飽和脂肪酸であるリノール酸やリノレン酸。自力で生成できないということは食事から摂取する必要がありますので、そういった面から見ても高野豆腐は健康に不可欠な食材であることが分かるでしょう。

その他、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンや鉄分も豊富に含まれています。

MEMO
高野豆腐は糖質が低く、腸内環境を整える効果も期待ができるのでダイエット中のかたにもぜひ積極的に食べてほしい食材です!

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高野豆腐をそのまま食べる事はできる?

食べる事自体はできる

高野豆腐は簡単に言うと、豆腐を乾燥させた食材です。そのため結論的にお伝えすると『高野豆腐はそのまま食べる事は可能』ということになります。

ただし、加熱調理を前提にして製造されているのでそのまま食べる行為はあまりお勧めしません。

味は美味しくない

上記でも解説しましたが、高野豆腐は加熱調理を前提に製造されています。

そのため、そのまま食べたところで固く味もありません。せっかく食べるのであれば美味しく食べたいものですよね。

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高野豆腐の戻し方

料理

高野豆腐にはさまざまな戻し方があります。正しく戻すことによって、より美味しく食べることができますよ。正しい知識を習得してくださいね。

お湯で戻す

  1. バットかボウルに高野豆腐を入れる
  2. 高野豆腐全体が沈むくらいに50℃~60℃のお湯を注ぐ
  3. 高野豆腐が浮くのを防ぐために落し蓋などをして10分~20分置く
  4. 水分を吸った高野豆腐が膨らみ、中までしっかりと柔らかくなっているのを確認する
  5. 水で2~3回ほど押し洗いをする
  6. 押し洗いが終わったら高野豆腐の水気を切り完成

熱湯で戻す

  1. 鍋に水入れて沸騰させる

    ※水の量は高野豆腐1~2個に対して500㎖~1ℓほど。個数を見ながら調整してくださいね。
  2. 沸騰したら高野豆腐を入れ、蓋をし強火で1分~1分半ほど加熱する
  3. 鍋から取り出し水切りをすれば完成

    ※高野豆腐は柔らかい状態のため、崩れないように注意してくださいね。
MEMO
鍋から取り出した高野豆腐は熱いのでやけどに注意!水切りする際には、お玉などを使うのがよいでしょう。

高野豆腐を熱湯で戻すことによって、プルプルの食感に…。お味噌汁や湯豆腐として食べるのもおすすめです。

また高野豆腐特有の食感が苦手なかたでも食べやすい方法ですよ。

電子レンジで戻す

  1. 高野豆腐を耐熱ボウルなどに入れる
  2. 高野豆腐全体が沈むくらいに水を注ぎ、3分ほど置く
  3. 水を捨て、ラップをかけて500Wで約2分ほど電子レンジにかけると完成

洗い物も少なく手間もなく戻せる方法です。お急ぎの際にはぜひ活用してみてください。

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高野豆腐を戻さないで食べるレシピ

レシピ

『高野豆腐をそのまま食べるのは、味がなくおすすめしません』が、アレンジすることによって美味しく食べることはできますよ。

ぜひお試しあれ!

そのまま焼いてラスクに

  1. フライパンにオリーブオイル・マーガリンを入れ溶け始めたら高野豆腐を入れ中火で炒める
  2. きつね色になったら砂糖を入れ焦げないように絡めながら炒める
  3. 皿に移し塩を好みの量ふりかけ味を調える

高野豆腐は低糖質なので、ダイエット中のおやつとしても!砂糖を人工甘味料に変えると更にヘルシーに仕上げることができますよ。

また、塩の代わりにきな粉を振りかけても美味しく食べることができます。

戻さずにそのまま煮る

忙しい日の夕食の一品には高野豆腐の煮物はいかがでしょうか。

煮汁を使って高野豆腐を戻すので、出汁が染み込んだふっくらとした煮物ができますよ。煮汁さえ作ってしまえば、あとは火にコトコトかけておけばOKです。手間なく作ることができるのも嬉しいですよね。

  1. 水(2カップ)、和風だし(小さじ2)、砂糖(大さじ2)、薄口醤油(大さじ1)、みりん(大さじ1)を鍋に入れ火にかける
  2. 煮立ったら高野豆腐(4個程度)をそのまま入れ中火で裏返しながら1~2分ほど煮る
  3. 落し蓋をしたら弱火にし15分ほど煮る
  4. 火をとめ、そのまま冷やしながら味を含ませる

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まとめ

いかがでしたか?

今回は『高野豆腐は戻さずに食べることができるのか?』という疑問を中心に、高野豆腐の美味しい食べかたについても解説しました。

この記事をまとめると

  • 高野豆腐は栄養価が高く低糖質なのでダイエット中にもおすすめの食材
  • そのまま食べることはできるが、固く味もしないため美味しくない
  • 高野豆腐を戻す際には、お湯・熱湯・電子レンジで!

戻さずにそのままの状態で調理した高野豆腐ラスクなどは、新しい食べかたに感じるかたも多いでしょう。

ぜひ高野豆腐の新しい食べかたに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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