金属イオンが多く入っている硬水。しかし、飲み続けると結石ができるという噂がありますが、本当でしょうか。ここでは、
- 硬水と軟水の違い
- 一日の適量はについて
- どのようなメリットがあるのか
以上についてご紹介していきます。硬水を飲み続けると結石ができるのは本当か、デメリットも合わせて詳しく解説していくので知りたい方は、最後までこの記事を読んでくださいね。
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目次
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硬水と軟水の違い
そもそも水には硬水・軟水がありますが違いはあまり知らないですよね。同じ水ではありますが、全く違います。まずは、それぞれの特徴をご紹介していくので違いについて知っていきましょう。
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硬水の特徴
硬水の特徴はこちらです。
- カルシウムとマグネシウムが多く入っている
- 苦味を感じる
- 好みが分かれる
硬水は、飲み慣れない水であるため好き嫌いがはっきりわかれます。ですが、体に必要な成分も軟水と比べると多く含まれているので、適量を守れば得られるメリットもありますよ。
軟水の特徴
続いて、軟水の特徴はこちらです。
- ミネラルがあまり入っていない
- ほとんどの地域で飲まれているもの
- 飲みやすい
日本人は、ほとんどの地域で軟水が飲まれており馴染みがある水です。ですが、含まれる成分がほとんどありません。
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硬水を飲み続けるデメリットは?
硬水は好みの分かれる水ではありますが、飲み続けるとこのようなデメリットがあります。
腎臓への負担
硬水はマグネシウムが多く入っているため、飲み続けると体内で蓄積していきます。そのため、腎臓に負担がかかってしまう原因にもなり体にも悪いです。
また、腎臓への負担がかかりすぎると高血圧やむくみ、腎不全のリスクを高めます。尿を作る役割を持つ腎臓が悪くならないためにも、適量を守って飲みましょう。
結石はできるって本当?
しかし、硬水は飲み続けると結石ができるという噂は嘘です。結石とは、腎臓などで作られるシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムの塊です。また、結石が腎臓や膀胱などに出来やすく、作られると脇腹や背中激痛が走ります。
結石を予防するためには、シュウ酸が多く入った食材の過剰摂取を控えるのが一番ですが、硬水にはシュウ酸の吸収を抑える働きがあります。このように、体に大切な成分が多く入っているので結石を作るのを予防できるでしょう。
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一日の硬水の適量は?
では、飲みすぎないためにも1日の適量はどのくらいでしょうか。
適量
1日の摂取量は、最大でも1.2リットルまでにしましょう。ですが、後ほど飲むメリットをご紹介しますが体に良い効果を得るために、1日2杯〜3杯程度にとどめておくと良いですよ。
中硬水もおすすめ
また、硬水が苦手な人は中硬水と言われるそれぞれの水の間に当てはまる水もおすすめです。2つの水のちょうど中間にあたる中硬水は、硬水に比べて飲みやすいです。
硬水は好きではないけど、ミネラルが適度に入っているものを飲みたい人はぜひ中硬水を飲んでみてください。
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硬水のメリットは?
飲み続けた時のデメリットを解説しましたが、メリットももちろんあります。
- 便秘解消
- 動脈硬化の予防
- 心筋梗塞や脳梗塞のリスク軽減
便秘解消
硬水は、便を柔らかくさせる効果もあるため便秘解消に役立ちます。便秘は、体内の水分不足によって起こりやすい症状です。ですが、硬水に入っているマグネシウムは水分を集めやすい成分で、便を柔らかくさせます。
そのため、便秘に悩んでいる人は一度マグネシウムが入ったものを飲んでみてくださいね。また、便秘改善は腸内環境を綺麗にするため美肌だけでなく、ダイエット目的の人にもおすすめです。
動脈硬化の予防
硬水は、カルシウムなどが多く含まれており血液をサラサラにするため、動脈硬化の予防に最適です。カルシウムは、骨の形成に必要な成分である一方で、血管の細胞を活発に働かせる役割も持っています。
また、体内のカルシウムが不足すると骨から排出されるため、骨粗鬆症にも繋がります。さらに、血圧の低下にも効果的です。
動脈硬化は、続いてご紹介する心筋梗塞などのリスクを高めるので、予防するためにもぜひ硬水を飲んでくださいね。
心筋梗塞や脳梗塞のリスク軽減
また、血液をサラサラにする硬水は心筋梗塞や、脳梗塞のリスク軽減にも効果的です。動脈硬化の予防をすることで、必然的に心筋梗塞や脳梗塞も一緒に予防ができます。
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まとめ
硬水は、飲み続けても結石は出来ませんが腎臓に負担がかかるので、適量を守りましょう。今回の記事でご紹介したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- 硬水は軟水と比べると苦味を感じやすく好みが分かれるが、カルシウムやマグネシウムが多く入っている
- しかし、飲み続けると含まれるマグネシウムによって腎臓に負担がかかりますが量を守ればシュウ酸の吸収を抑えるので、結石を作る予防にも効果がある
- マグネシウムの多い硬水は、便秘解消だけでなく動脈効果・心筋梗塞などのリスクを軽減させるので、1日コップ2杯〜3杯程度に抑えると良い
普段から軟水を飲み慣れている一方で硬水は、メリットも多いですが好みが分かれるので苦手と感じる人は、中硬水も試してみると良いですよ。
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