コチュジャンは体に悪い?お腹を壊しやすいって本当?その理由は?

皆さんは韓国料理はお好きですか?私も韓国料理が大好きでよく韓国料理屋さんに行ってサムギョプサルを食べたり、チーズタッカルビを食べたり、ビビンバを食べたりしています。

これらの料理に共通して使われている調味料に「コチュジャン」というのがありますよね。皆さんもよくご存じだと思います。ではそのコチュジャンは私たちの体に悪い影響を与えるのかどうなのかについて見ていきましょう。

今回の記事では、

  • コチュジャンとはどんな調味料なのか
  • コチュジャンの味は?
  • 体に悪い影響を与えるの?
  • コチュジャンを食べるメリット・デメリット

これらについて解説していきたいと思います。

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コチュジャンとはどんな調味料?

特徴

コチュジャンは、お米やもち米を糖化させたものに唐辛子を加えて辛味を出した調味料です。朝鮮半島が発祥で、見た目は非常に辛そうな赤色をしていますが、辛味に加えて甘みを持っています。

コチュジャンに似た調味料に『豆板醤(トウバンジャン)』がありますが、こちらは米ではなくソラマメや大豆などの豆類を発酵させて作ります。コチュジャンのような甘みはなく、辛味と塩気が強いのが特徴です。

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どんな味?まずい?美味しい?

コチュジャンは唐辛子のように辛いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、甘みがあるので比較的食べやすい調味料です。辛いものが苦手な方でも食べやすいほど辛味は控えめで、料理に加えやすいです。

韓国料理や中華料理を作る際にはなくてはならない調味料であり、日本人でも奄美のあるコチュジャンを使えば比較的食べやすくなりますので美味しいと感じる人が多いのではないでしょうか。

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コチュジャンは体に悪いの?良いの?

下痢・腹痛

下痢・腹痛

コチュジャンはとてもおいしいのでたくさん使いたくなる調味料ですが、一方であの強い辛さは体に悪いのでは?と心配する声をよく聞きます。ではコチュジャンは体に悪いのでしょうか?

体に悪いということはなく、様々なメリットがある

コチジャンはタンパク質や脂肪、ビタミンB2、 ビタミンC、カロテン、カプサイシンなど様々な優秀な栄養素がたっぷりと含まれています。このためコチュジャンを使うことによって様々なメリットを受け取ることができます。

  • ダイエット効果
  • 消化の促進
  • 食材の臭みを除去する
  • 食欲増進
  • 風邪などの疾病予防と治療

非常に優秀なメリットを持つコチュジャンですが少し注意しなければならないこともあります。では次はコチュジャンを食べる上で注意しなければならないことについて解説していきます。

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コチュジャンを食べる上で気をつけるべきこと

カロリーと糖質が高め

コチュジャンの主な原料は、米やもち米・唐辛子・砂糖・塩・酒などです。調味料としてはごく普通の原料に見えますが、実はコチュジャンはかなり高カロリーで高糖質の調味料なのです。

  • コチュジャン100gあたりのカロリー:約180kcal
  • コチュジャン100gあたりの糖質量:約50g

調味料にしてはかなり高めのカロリーであることがわかると思いますが、特に注目するべきは糖質の量です。コチュジャンは糖質量がかなり高めなので使い過ぎには注意しましょう。またサムギョプサルなどでそのままつけて食べる時は使い過ぎてしまいがちなので、自分でセーブしながら食べるようにしましょう!

とはいってもコチュジャンはとても美味しいですし、なかなか止まらないという人もいると思います。コチュジャンには唐辛子由来のカプサイシンが豊富に含まれていますので、コチュジャンを食べた後にしっかりと運動すれば全く問題ありませんね。

辛味が強いのでお腹を壊してしまうことも

コチュジャンには唐辛子がたくさん使われていますので、カプサイシンという成分が豊富です。この辛味成分には人間の感覚を管理している神経にくっつきやすいという性質があります。感覚神経とは体が危険な状態に陥った時に激しい痛みを発して教えてくれる役目があるのですが、カプサイシンが感覚神経を刺激するとお腹が痛くなってしまったりお尻が痛くなってしまったりすることがあるのです。

この刺激によって胃酸が分泌されるので消化促進効果があるのですが、やはり一度に大量に感覚神経を刺激してしまうと腹痛に悩まされてしまうことがありますので食べすぎには注意しなければなりません。

日本産の辛味の少ないコチジャンを選ぶこと!

コチュジャンには韓国産のものと日本産のものが基本的には販売されていますが、韓国産のものは唐辛子がたくさん含まれていますのでとても辛く、辛味に慣れていない日本人には食べにくいと言われています。

一方で日本向けの辛味の少ないコチュジャンは唐辛子はほどほどに、その代わりに甘味料が使われていますのでマイルドな味わいになります。ほんまの韓国人が食べるとおいしくないと感じるようですが、唐辛子の辛さに慣れていない日本人が食べたらとても美味しく感じるというのは有名な話ですよね!

辛いものが苦手でお腹を壊しやすいという人は日本産の辛味の少ないコチュジャンを選ぶようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • コチュジャンはお米やもち米を糖化させたものに唐辛子を加えて辛味を出した調味料
  • 韓国産のコチュジャンは米の代わりにそら豆を使って作る
  • コチュジャンは体に悪いということはないが、食べ過ぎてしまうとカロリーや糖質の過剰摂取になる可能性がある
  • コチュジャンにはたくさんの唐辛子が含まれているのでお腹を壊してしまう人も多い
  • 辛さが苦手な人は日本産の甘いコチュジャンを選ぶようにしよう 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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