コラトゥーラの代用品｜おすすめは？ナンプラーとの違いは？使い道は？

突然ですが、あなたは「コラトゥーラ」という調味料を聞いたことがあるでしょうか？日本人はほとんど使う機会が無いので、聞かれたことがない人が大半だと思われます。コラトゥーラとはイタリアの魚醤の事です。今回はこの「コラトゥーラ」について以下のような内容で記事をまとめていきます。

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで、コラトゥーラについて徹底的に理解を深めていきましょう。

スポンサードリンク

コラトゥーラの特徴

まずは「コラトゥーラ」にはどんな特徴があるのかを見ていきましょう。

コラトゥーラとは

コラトゥーラとは、イタリアで作られている魚醤になります。イタリアの中でも小さな漁師町「チェターラ」という街でしか作られていない、貴重な調味料なのです。カタクチイワシを塩で漬け込んだもので、物凄く生臭い強烈な臭いを放っています。

ただ、イワシのうま味が十分に出ているため、料理にコクをプラスするには最適の調味料です。

ナンプラーとの違い

カタクチイワシを漬け込んで作る調味料と言えば、タイのナンプラーが有名です。結論から言うと、ナンプラーとコラトゥーラにそこまで大きな違いはありません。殆ど同じ工程で作られているので、どちらも強烈な臭いと「うまみ」を存分に秘めた調味料なのです。

味の特徴

コラトゥーラは「非常に塩辛い」味の特徴があります。通常の醤油の塩分濃度は「13％程度」ですが、コラトゥーラの塩分濃度は「25％程度」あると言われています。つまり、普通の醤油のように使ってしまうとかなり味付けが濃くなりすぎてしまうでしょう。

コラトゥーラを料理に使う時は、量に気を付けながら使わなければいけません。また、強烈な魚の腐った臭いをしていますが、加熱することで香りは幾分か軽減されるので、加熱して使うと食べやすいでしょう。

どこで買える?

コラトゥーラを買える場所は、以下のようなところです。

実はコラトゥーラはかなりレアな調味料なので、普通のスーパーマーケットには出回りません。イタリア食材を扱っているお店に直接問い合わせてみましょう。インターネット通販であれば、自宅で買えるので便利かもしれませんね。

ちなみに、本場イタリアでも「アマルフィ地方」に行かなければ手に入りにくいと言われています。

スポンサードリンク

コラトゥーラの代用品

そんなコラトゥーラですが、もし手に入らなかった場合には、何か他の食材で代用できないのでしょうか？いくつかの代用品をご紹介しておきます。

アンチョビ

まずは「アンチョビ」です。アンチョビもコラトゥーラ同様に、カタクチイワシを塩漬けして作られたものになります。コラトゥーラはイワシを漬け込んだ際に出る「液体」の方を活用した調味料ですが、アンチョビは「イワシそのもの」も食べる調味料になります。

殆ど同様の作り方をしているので、コラトゥーラの代用品としてアンチョビを使うのはかなりおすすめです。アンチョビであれば、日本のスーパーでも手に入りやすいので、早速購入してみましょう。なければ、カルディコーヒーなどの輸入食材店で購入できるはずです。

魚醤・ナンプラー

次に「ナンプラー」でも代用が出来ます。前述した通り、ナンプラーもコラトゥーラとほぼ同じ作り方をしています。なので、スーパーマーケットなどでナンプラーを購入して代用品として使うのもおすすめ。

ナンプラーも加熱することで魚の生臭みが軽減されるので、コラトゥーラ同様に加熱して調理に使うといいかもしれません。日本でも魚を漬け込んで作る「魚醤」が販売されていますが、こちらも同様に代用品になります。

スポンサードリンク

コラトゥーラの作り方・アレンジ

コラトゥーラは「カタクチイワシと塩を交互に瓶に漬け込んで」発酵させて作られます。漬け込んで発行した際に上に浮いてくる上澄みを掬い取るのです。そんなコラトゥーラはどんな料理に使われるのでしょうか？

主な使い道

コラトゥーラはイタリアではこんな料理に使われます。

スープなどに入れると、加熱して臭みがとれるので、誰でも食べやすくなるでしょう。また、レモンの爽やかな香りと相性がいいので、レモンドレッシングの隠し味にも使われたりします。

イタリアンパスタ

コラトゥーラはパスタソースに使うのがおすすめです。オリーブオイルと混ぜ合わせ、ニンニクを炒めてパスタと和えて食べましょう。ポイントはコラトゥーラの塩分だけで調理することです。かなり塩気が強いので、塩は入れずに料理しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか？今回はイタリアの珍しい調味料「コラトゥーラ」について詳しく解説してきました。最後に記事内容をザックリ振り返ってみます。

こんな内容になっていました。あなたも早速コラトゥーラを探して、美味しい料理を作ってみてはいかがでしょうか？加熱をする料理であれば、意外と食べやすくなるのでおすすめです。

スポンサードリンク