コーンスターチの危険性を解説!正しい使い方やアレンジ方法も

コーンスターチってご存じですか?

あまり馴染みがないという方も多いかもしれませんが、実はお菓子の材料として使われていたり、スーパーで購入できる食品に入っているなど、意外と身近なものなのです。

そんなコーンスターチですが、危険性があると懸念されているものでもあるのです。そこで今回は、

  • コーンスターチとは
  • コーンスターチが含まれているもの
  • コーンスターチの危険性とは
  • 正しい使い方やアレンジ方法について
についてご紹介いたします。

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コーンスターチとは

コーンスターチとはどんなものかご存じですか?

あまり馴染みがないという方もいらっしゃると思いますので、まずはコーンスターチについてご紹介いたします。

コーンスターチとは

コーンスターチとは、トウモロコシを原料として作られたデンプンです。

その生産量は、なんと全世界で作られているデンプンの約8割を占めているんだとか。

また、コーンスターチの特徴は粘りが少なくさらっとしたとろみが作れること。

プリンなどの食品の増粘安定剤として使われることが多いです。

MEMO
ちなみに、コーンスターチはとろみを出すために使われることも多く、特にフランス料理や中華料理で使われているようです。

コーンスターチはさまざまな用途で使える

コーンスターチはさまざまな用途で使われております。

先程ご紹介した食品はもちろんですが、他にも下記のような用途で使われるようです。

  • ファンデーションやベビーパウダーなどの「化粧品」
  • 紙製品や消しゴムなどの「工業製品」
  • カラーパウダーなどの「演出用」

食品だけでなく、さまざまな用途で使われているのですね!

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コーンスターチが含まれているもの

そんなコーンスターチですが、特に気になるのは口にするものですよね。

食品にはどのようなものに含まれているのでしょうか?

コーンスターチが含まれている食品は下記の通りです。

  • 製菓品(プリン、カスタードクリームなど)
  • 揚げ物(とんかつ、から揚げなど)
  • ソース類(タレ、ドレッシングなど)
  • ビール類

製菓品は、カスタードクリームなどのようなとろみがあるものに使われることが多いようです。

増粘安定剤としての役割も持っているためプリンなどにも使われることがあります。

また、揚げ物に使われる理由としてコーンスターチが持っている「軽い」性質があります。

小麦粉の代わりに使うとサクッと揚がるので、惣菜コーナーの揚げ物にはよく使われています。

MEMO
他にも、粘り気があるソースに使うことで粘り気を保ち製品劣化を防ぐ効果もあるんだとか。

ちなみに、ビールには色や味を調整するためにコーンスターチを使ってるようです。

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コーンスターチの危険性とは

ダメ

さまざまな食品、そしてさまざまな用途で使われているコーンスターチ。

ですが、一方で危険性があると言われているのは気になるところですよね。

口にするものにも使われているからこそ知っておいた方がいいかもしれません。

コーンスターチの危険性についてご紹介いたします。

原料のトウモロコシが遺伝子組み換えされている

コーンスターチの原料であるトウモロコシ。

実は日本で取り扱われているもののほとんどがアメリカからの輸入品なのですが、このトウモロコシが問題視されているのです。

というのも、アメリカでは「遺伝子組み換えされた」トウモロコシが栽培されています。

注意
この「遺伝子組み換え」ですが、実はその技術の安全性は不確かで、将来的に体にどのような影響を及ぼすのか確実には分かっていないのです。
もちろんコーンスターチの原料に使われているトウモロコシも、遺伝子組み換えされたトウモロコシが使われている可能性があります。

そう考えると、安全性が不確かなものを口にするのは危険という意見があるのも頷けますよね。

遺伝子組み換えされた食品を食べる体への害

先程ご紹介したように、遺伝子組み換えの技術は確実に安全とは言えない不確かなものです。

長期的に見たときに体にどのような影響があるのか分かっていません。

もしかしたら何も影響はなく安全性が確認されるかもしれないし、そうでないかもしれない、ということです。

MEMO
ちなみに、アメリカでは、遺伝子組み換え食品の流通に比例して、慢性疾患患者(アレルギーや自閉症、癌、白血病など)の増加傾向が見られたという報告があるんだとか。
このような理由から、安全性が不確かな遺伝子組み換えされた食品は、危険性があると言われているのです。

遺伝子組み換えされた食品は、なるべく避けた方がいいかもしれませんね。

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正しい使い方やアレンジ方法について

危険性も併せ持っているコーンスターチですが、どのようなときに使うのが望ましいのでしょうか?

また、アレンジ方法はあるのでしょうか?

コーンスターチの使い方についてご紹介いたします。

コーンスターチはカスタードクリームやお菓子に向いている

片栗粉の原料はカタクリやジャガイモですが、コーンスターチの原料はトウモロコシです。

従って、カスタードクリームなどのクリームやお菓子作りに向いています。

とろみつけには片栗粉を使う

コーンスターチは粘り気があることも特徴ですが、片栗粉に比べると粘り気は弱いです。

ですので、とろみをつけたいときには、危険性があると言われているコーンスターチを使うより、片栗粉を使った方がいいかもしれませんね。

焼き菓子にコーンスターチを使うとサクッと仕上がる

焼き菓子にコーンスターチを使うと、サクッとした食感に焼きあがります。

ですので、サクサクに仕上げたいときなどは小麦粉を一部コーンスターチに変えるのがおすすめです!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

コーンスターチの特徴や危険性、また使い方についてご紹介いたしました。

この記事をまとめると

  • コーンスターチの原料はトウモロコシで、粘り気がありさらっとしたとろみがあるのが特徴
  • 食品だけでなく化粧品や工業製品などさまざまな用途で使われている
  • 原料のトウモロコシが遺伝子組み換えされていることから長期的に見ると安全性は不確か
  • 健康面に影響があったという報告もあることから懸念されている
  • コーンスターチを使うときはクリームやお菓子作りに向いている
  • とろみつけには片栗粉を使うといい

さまざまな用途で使えるコーンスターチ。

ですが、危険性も併せ持っているという点を踏まえて、使用量などを考えるといいかもしれませんね。

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