古くから縁起物として取り扱われてきた金平糖。作る際は熟練の技と、長い時間がかかるため、職人技と言われています。今回はそんな金平糖の歴史や成分などについて詳しく紹介していきます。今回のテーマは、
- 金平糖とはどんなお菓子?
- 金平糖に正しい食べ方はある?
- 金平糖の食べ過ぎは太る?
- 金平糖に含まれる栄養成分と効果
- 金平糖の食べ過ぎは体に悪い?
- 金平糖は1日何個までならいい?
これらのテーマで紹介していきます。是非参考にしてみてください。
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目次
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金平糖とはどんなお菓子?
最近は金平糖を食べるという機会は減っているように感じます。しかし、昔から様々な縁起物として使われてきました。どのような商品か知ることで、食べる機会も増えるかもしれませんね。
特徴
金平糖は砂糖菓子です。小さな飴を核として、そこに少しずつ糖蜜をかけて完成する御菓子です。ピンクや黄色といった様々な色があることや、凸凹とした突起があることが特徴です。
原材料
金平糖の基本的な原材料はグラニュー糖や氷砂糖などの砂糖です。小さいザラメのような核に、糖蜜をかけて作られます。
そこにいちごやれもんといったフレーバーを追加していきます。現代では色々な味の金平糖が発売されていますよ。
歴史
金平糖の発祥はポルトガルです。1569年、ポルトガルの宣教師ルイス=フロイスによって伝来しました。織田信長に初めて献上したことは有名な話です。
古くから大名などの位の高い人々の茶菓子として使われたり、贈答用や来客にもてなす高級お菓子としての役割があります。特別な渡し物であることがうかがえます。
日本に初めて金平糖が
色の意味
金平糖は古くから縁起物として扱われてきました。カラフルな色合いにも意味があります。最近はカラフルでない金平糖も販売されていますが、基本的には5色の金平糖が多いです。
これは、5色の色は幸運をもたらすという意味合いがあります。虹を見ると幸運が訪れる、などの話を聞いたことがある方も多いですよね。
引き出物・結婚祝いにも?
金平糖は昔から結婚式を始め、特別な客人などが来客された際の引き出物などにも使われてきました。夫婦円満や子孫繁栄、招福招来といった様々な御利益があると言い伝えられてきました。
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金平糖に正しい食べ方はある?
金平糖の正しい食べ方、みなさんはご存じですか?実は金平糖は、口の中に入れてすぐに嚙み砕く事が、一番おいしさを味わえると言われています。
金平糖の製造過程は、糖蜜を何度も何度もかけることでできる層によって大きくしていきます。口の中に入れてすぐに嚙むことで、この層を味わうことができると言われています。
金平糖の食べ過ぎは太る?
職人の熟練の技によってつくられる金平糖ですが、成分や原材料的には砂糖であることは変わりありません。食べ過ぎてしまえばカロリーなども気になってきます。
1粒のカロリー
金平糖のカロリーは100ℊあたり400kcalと言われています。1粒当たりの大きさは様々ですが、一般的には8kcal程度と言われています。1粒が小さく軽いですから、ついつい食べ過ぎてしまうということもありますが、食べ過ぎは注意が必要です。
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金平糖に含まれる栄養成分と効果
原材料や成分だけだと、金平糖を食べるメリットはないように感じてしまうかもしれません。しかし砂糖などの糖質は体に必要な成分であり、正しく付き合うことで大きなメリットもあります。
栄養素
金平糖の栄養素はほぼ100%砂糖です。理由としては、グラニュー糖や氷砂糖などは純度の高い砂糖だからです。そのため不純物がほとんど含まれていません。これだけを聞くと、なんだか食べない方が良いかも、と思ってしまいますよね。
効果
砂糖はブドウ糖などとも言われますが、実は体に必要な栄養素です。体や脳はエネルギーを補充しなければうまく動かすことができません。車もガソリンを入れなければ動かないですよね。
金平糖は乾パンと並び、もしもの時の非常食などにも使われてきました。スポーツ後や熱中症など、即座にエネルギーを補充する必要がある際にとても有効的です。
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金平糖の食べ過ぎは体に悪い?
1粒1粒が小さく軽い金平糖ですから、砂糖と知っていながらもついつい食べ過ぎてしまうということもあります。しかし食べ過ぎた場合は、生活習慣病のリスクが上がってしまいます。
糖尿病
糖質の1日の摂取目安量は320ℊと基準値が出ています。その他の食事と合わせて、どの程度であれば食べても大丈夫なのか知っておく必要があります。
ご飯やパンと呼ばれる炭水化物も糖質ですから、1日の食事を加味して食べる必要があります。
金平糖は1日何個までならいい?
摂取目安量などを言われても、結局どれくらいなら食べても大丈夫なのかはわかりずらいですよね。金平糖は1日何粒食べても大丈夫なのでしょうか。
いつ食べるのがいい?
実は1日3食ご飯をお茶碗1杯(120ℊ程度)食べた場合、それだけで糖質量は350ℊ程度となってしまいます。そのため金平糖を食べれば糖質過多となってしまいます。
ですので普通の食事を摂っていれば、金平糖を食べることはおすすめできません。1食の炭水化物を減らし、おやつ時間の14~15時辺りに数粒食べる方法が良いでしょう。
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まとめ
今回は金平糖の歴史や、栄養成分や効能などについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- 金平糖はポルトガル発祥のお菓子
- 古くから縁起物として扱われてきた特別なお菓子
- 食べ過ぎれば糖尿病のリスクが上がる
いかがでしたか?たまの楽しみに金平糖を食べるのも良いかもしれませんね。
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