あなたはアレルギー体質ですか?そして、どんな食材のアレルギーでしょうか?今回は数あるアレルゲンの中でも、「こんにゃく」のアレルギーについて詳しく解説していきます。こんにゃくを食べると、どうしてアレルギーになってしまう人がいるのでしょうか?
先に記事内容の一覧を見ていきます。
- こんにゃくでアレルギーになる人はいる
- こんにゃくアレルギーだと診断されたら気を付ける食材
- こんにゃく成分が含まれている可能性が高い食材
こんな内容となっています。記事を最後まで読んで頂き、こんにゃくのアレルギーについて、徹底理解をしていきましょう。
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目次
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こんにゃくアレルギーは存在する
こんにゃくアレルギーは存在します。一体どんなアレルギーなのでしょうか?
こんにゃくでアレルギーが存在する
こんにゃくのアレルギー症状で最も多いのは「蕁麻疹」です。こんにゃくは製造過程で「苛性ソーダ」を使う事があります。この苛性ソーダの成分がこんにゃくに残っていたりすると、その成分に反応して、体に蕁麻疹などのアレルギー症状が出るのです。
ご存知のように、人間の体は「弱アルカリ性」に保たれています。苛性ソーダは「強アルカリ性」の物質なので、人間の体に誤って入ると体に悪い影響が現れます。それが蕁麻疹などのアレルギーです。もし、こんにゃくを食べて蕁麻疹が出た場合は、こんにゃくアレルギーを疑って下さい。
ちなみに、苛性ソーダは劇物として扱われているので、一般の人が購入しようとしても難しいです。手作りでこんにゃくを作るのであれば、苛性ソーダを使わないやり方を考えましょう。
グルコマンナンに注意
また、こんにゃくには多くの「グルコマンナン」という不溶性食物繊維が含まれています。グルコマンナンは、適量を摂取するのであれば、腸内環境を良くしてくれるので、便秘に効果がありますが、大量に食べ過ぎてしまうと、腸の中で固まってしまい、腸閉そくなどの悪い病気に発展する恐れがあります。
こんにゃくを食べる時は、1日に「こんにゃく1枚以上を食べない」ことを心がけて、腸内環境をよくする工夫が必要でしょう。
こんにゃくゼリーでも注意
こんにゃくが含まれる食材と言えば、「こんにゃくゼリー」があります。このこんにゃくゼリーでも、食べ過ぎには注意しなければいけません。こんにゃくゼリーは低カロリーだからといって食べ過ぎてしまうと、今度は糖質過多になってしまいます。
もちろん、グルコマンナンが含まれているので、逆に便秘になってダイエットに悪影響を及ぼすこともあるのです。
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こんにゃくアレルギーが出たら気を付ける食材
では、こうしたこんにゃくから受ける悪影響に気を付けた方がいい食材とはどんなものでしょうか?考えられる食材をいくつか挙げてみました。
こんにゃくそのものが入った食品
まずは、当り前ですが「主原料にこんにゃくを使った食品」です。こんにゃくが入っていると、ひょっとすると強アルカリ性の「苛性ソーダ」などがまだ残っている可能性はあります。
また、こんにゃくに含まれる可能性のある「シュウ酸カリウム」という物質でも、アレルギー症状を稀に起こされる方がいらっしゃいます。こんにゃくそのものが入った食品は注意しながら食べましょう。
こんにゃく粉を使用した食品
そして、原材料に「こんにゃく粉」を使った食品も要注意です。こんにゃく粉の使われている量によっては、蕁麻疹などのアレルギー症状が出てしまう場合もあるでしょう。少しずつ食べるようにして、体に悪影響が出ていないかを確認しながら食べるようにしてください。
グルコマンナンが含まれた食品
さらに、内容成分に「グルコマンナン」がたくさん含まれている食品もアレルギー同様気を付けるべき食品です。グルコマンナンを大量に食べ過ぎてしまうと、便秘解消ではなく、便秘を悪化させる一因になってしまいます。よく注意して、グルコマンナンは食べ続けましょう。
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意外と多いこんにゃくが含まれた食品
では、最後に「以外にもこんにゃくの成分が多く含まれている食品」をいくつかご紹介していきます。購入時には、内容成分を確認して買うようにしてください。
ラーメン、うどん、スパゲッティ
まずは、ラーメン、うどん、スパゲッティなどの麺類です。特に低カロリーにこだわった麺には、こんにゃくが高確率で含まれています。内容成分をよく確認してください。
ゼリー
次にゼリーです。こんにゃくゼリーはもちろんですが、こんにゃくゼリーと謳っていない商品でも、こんにゃく成分が入っていることはあります。内容成分をよく見てみましょう。
こんにゃく米
さらに、こんにゃくで出来るお米で「こんにゃく米」というお米も要注意です。
パン・ベーグル
そして、パンやベーグルにも、生地をもっちりさせるためにこんにゃく粉が使われていることがあります。内容成分の確認は必須です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「こんにゃくのアレルギー」について詳しく解説してきました。最後に記事内容を振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- こんにゃくでアレルギーが起こることはある
- こんにゃくは大量に食べ過ぎないことが重要
- こんにゃくの成分が含まれている食品は、食べる時に要注意
こんな内容になっていました。もしあなたも、こんにゃくを食べる機会があれば、大量に食べ過ぎないことを心がけて頂きましょう。
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