こんぶとわかめとの違いは?ダイエットにむいているのはどっち?

皆さんは、昆布やわかめをよく食べていますかな?昆布やわかめどの海藻類は、低糖質・低カロリーなこともありダイエット中の方にも人気の食材で、お味噌汁・サラダなどお手軽に摂取できることからも常備している方も多いのではないでしょうか。

今回は意外とわからない方も多い「昆布」と「わかめ」の違いについて詳しくお伝えしていきます。

  • “昆布”と“わかめ”の違いとは?それぞれの特徴を徹底解説!
  • “昆布やわかめ”などの「海藻類」の驚きの効果とは?!5つの効果を詳しくご紹介!
海藻類と聞くと「ダイエットに最適」「便秘解消効果」「腸活にピッタリ」など、お腹の調子を整えて糖質やカロリーを制限しやすいと思われる方も多いですよね。

昆布とわかめの違いをおさえて、是非美味しく使い分けて頂いてくださいね。

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こんぶとわかめの違いは?  

昆布とわかめは共に

海藻類
と言われていますが、厳密には

  • こんぶ・・・褐藻類コンブ科コンブ属
  • わかめ・・・褐藻類アイヌワカメ科

と分類が異なり、違いも多くあります。

海藻とは主に海の中で育つ藻の事を意味し、地上で育つ植物とは違い

根・茎・葉の区別をつけにくい
植物のため、どの部分頂いているのかがわかりにくいことが挙げられます。

こんぶの特徴

一般的に言われる昆布とは

単体の海藻を指すのではなく、色々な種類の海藻を総称
して呼ばれたもののことです。

そのため一般的に販売されているものの多く
葉が長く食用できるもののみを昆布
として呼んでいます。昆布には主に

  • たんぱく質
  • カルシウム
  • ヨウ素
  • 食物繊維
  • ビタミンA
  • ビタミンB2

などの豊富な栄養素が含まれています。また昆布には

三大旨味成分・グルタミン酸
が含まれているため、お料理に重宝される
お出汁
としてよく使用されています。

わかめの特徴

一般的に言われるわかめとは

根と長い茎から何枚もの葉が生えており、主に葉の部分
を食べています。

そのため一般的に販売されているものの多く
使用しやすい様にカットされて乾燥させたもの
などもあります。わかめには主に

  • 水溶性食物繊維のアルギン酸
  • ミネラル類
  • カロテン
  • カルシウム

などの豊富な栄養素が含まれています。またわかめ

葉部分だけでなく、茎も食べられる
ため、煮物など々な調理をされて頂くことができますわかめは
単体での味が強くない
ため、味噌汁やスープ・サラダなどにも使用されています。

違いは?

こんぶとわかめの違い

  1. 調理方法、頂き方
  2. 生育環境・産地
  3. ぬめり具合・食感・味わい

が挙げられます。

こんぶ わかめ
昆布でお出汁をとるなどの調理方法 お味噌汁・スープ・サラダなどの調理方法
寒い地域の海でのみ生育 寒い・温かい海で生育可能で日本中で収穫
水分を含むとぬめりが強くなる・肉厚で噛み応えがある ぬめりはあまりなく味も強くない・コリコリ食感

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海藻類はダイエットにむいている?  

ここからは「こんぶ」や「わかめ」などの海藻類はダイエット効果が高いのかを注目していきます。5つの嬉しい効能をご紹介していきますので、参考にされてくださいね。

内臓脂肪の増加を防ぐ

こんぶやわかめなどの海藻類には

フコキサンチン
と呼ばれる成分が含まれています。このフコキサンチンは珍しい成分で、海藻類から摂取できる貴重な栄養素です。

フコキサンチンには
内臓脂肪を減少させる働き
があることが、北海道大学大学院水産科学研究院の研究で発表されています。

デトックス効果

デトックスとは

普段の食生活の中で、気をつけていても摂取してしまう有機化学物質や有害ミネラルなどを解毒・排出
することを意味し、デトックス効果によって

  • 便秘解消
  • 肌荒れなどのトラブル解消
  • 頭痛などの不調の解消

などができると言われています。海藻類には

有害物質を無毒化するのを助ける働き
があると言われています。

やせ菌を増やす

やせ菌という菌はありませんが

短鎖脂肪酸を多く出すことで、腸内細菌のエサとなり腸内環境を整える
ことで、痩せやすい体質に改善することができます。

特に
脂肪燃焼効果のある短鎖脂肪酸
を多く出すためには
海藻類に含まれる水溶性食物繊維
非常に有効です。

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腎臓の働きを高める  

寒さに弱いとも言われる腎臓

  • 尿を生成する
  • 体内の水分量や血液中の電解質の濃度を一定にする
  • 血圧の調整をサポートする

など、人が健康的に生活するために必要不可欠な臓器の1つです。寒さや疲れなどで腎臓の働きが悪くなると

  • 膀胱の働きが悪くなる
  • 尿の排出が滞り、解毒ができなくなる
  • 疲れやすくなり、むくみや病気などを引き起こす

などのデメリットがあります。海藻類には

働きが鈍くなる腎臓の動きをサポートし、機能を正常に保つ効果
があるとされています。

腸活を促す

腸活に欠かせない腸内細菌には主に

  1. 善玉菌
  2. 悪玉菌
  3. 日和見菌

の3つがあり、腸内環境を改善するためには

善玉菌を増やすことが重要
となります。

そのため善玉菌の好む食生活が大切になるため
善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維が豊富な海藻類
腸活に非常に有効な食材です。

また悪玉菌が優勢な腸内の場合でも海藻類を積極的に摂取し続けることで、腸内で善玉菌優勢の腸内に変化していくとも言われています。

昆布とわかめはどっちがダイエットむき?

昆布とわかめ100gあたり

昆布 わかめ
140kcal・糖質21.7g 16kcal・糖質2g

わかめの方が低カロリー・低糖質な食材
と言えます。

そのためカロリー制限・糖質制限のダイエットの際はわかめの方が有効ですが、昆布にはわかめ以上にビタミン・ミネラルが豊なため効果の希望に応じて昆布も選ぶことができます。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 昆布とわかめは共に海藻類
  • 昆布葉が長く食用できるもののみを昆布として呼んでおり、グルタミン酸が含まれているためお出汁として調理されている
  • わかめ根と長い茎から何枚もの葉が生えており、主に葉の部分を食べており、味が強くないため、味噌汁やスープ・サラダなどにも使用されている
  • 海藻類には、①内臓脂肪の増加を防ぐ②デトックス効果③腸内環境の改善④腎臓の働きを強化⑤ダイエット効果などに期待できる

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