粉チーズは常温保存でダニがつく?食中毒のリスクは?日持ちは?冷蔵・冷凍? |

粉チーズはパスタにササっと振りかけて使用したり、ピカタなどを作る際に衣として使用するなど、今や家庭に1本は常備しておきたい万能調味料とも言えます。加熱しなくても料理に使用できるため、利便性が高いことも特徴の一つですよね。

今回は、粉チーズの保存方法について紹介してきます。粉チーズは常温・冷蔵、どちらで保管すると良いのでしょうか？また、常温保管した場合ダニなどは繁殖しないのでしょうか。そこで今回は、

粉チーズの日持ち
粉チーズが腐るとどうなる?
粉チーズは常温でダニがつく?
正しい保存方法・使い道

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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1 粉チーズの日持ち
- 1.1 開封前
- 1.2 開封後
2 粉チーズが腐るとどうなる?
3 粉チーズは常温でダニがつく?
4 正しい保存方法・使い道
5 まとめ

粉チーズの日持ち

粉チーズの賞味期限はどのくらいなのでしょうか？乾燥しているし、すぐには腐らないだろうとあまり気にせず使い続けている方も多いですよね。具体的な期限について、開封前と開封後で紹介していきます。

開封前

一般的な開封前の粉チーズの賞味期限は、9か月～1年程度として設定されていることが多いようです。記載されている保存方法を守って保管することで、かなり長期間日持ちすることがわかりますね。

開封後

開封後の粉チーズの場合は、保存方法によって大きく変わってきます。一般的には1か月以内には消費しきった方が良い、という見方が多いようですが根拠はありません。

保存方法は冷蔵なのか、常温なのか、湿度や温度はどうであったかなど、様々な要因で食品の腐敗は進みます。梅雨の時期や夏の湿気が多い時期は、開封後2週間程度で使い切った方が良いように思えます。

食べ切れない場合は冷蔵保存するか、冷凍保存しても良いでしょう。

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粉チーズが腐るとどうなる?

粉チーズが腐ってしまった場合、どのような変化がみられるのでしょうか。具体的な変化や、腐る原因について見ていきましょう。

食べられない状態の特徴

粉チーズが腐って食べられない場合は、

表面にカビが生えている
色が濃い色に変色してしまう
明らかな腐敗臭
酸っぱい臭いがする

といった変化がみられるでしょう。しばらく使用していなかった場合は、使う前に中を覗いてみてから使用するようにしましょう。固まっている場合は少し水分を吸着している証拠ですから、多少品質が劣化しているということです。

すぐに食べられなくなるというわけではありませんが、早めに消費するようにしましょう。

腐る原因

粉チーズが腐る原因は「光・温度・湿度」です。メーカー側が推奨する保存方法に、「高温多湿を避け、直射日光のあたらない場所で保管しましょう」との記載があるのはこれらを防ぐためです。

雑菌は水分と栄養、温度で繁殖しますから、少なくとも栄養は満たされているということになります。そこに湿度が加わり、尚且つ温度の高い場所で保管すれば、雑菌は急速に繁殖してしまいます。

賞味期限切れでも食べられる?

粉チーズはよく冷蔵庫に忘れ去られる事の多い食品でもありますよね。気が付いたら賞味期限がとっくに過ぎていた！ということもしばしばあります。しかし状態を確認すると、意外と何ともなっていない事も多いです。

もし期限が切れていても「自分で異常がない」と判断したのであれば食べても大丈夫でしょう。中には2年程度期限が切れたものを食べても問題なかった、という方もいるようです。自己責任にはなりますが、試してみる価値はあるでしょう。

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粉チーズは常温でダニがつく?

小麦粉や顆粒出汁といった粉物を常温保管するとダニが繁殖する、という話を最近よく耳にしますよね。粉チーズを常温保管した場合、ダニは繁殖しないのでしょうか？

基本的には常温保存が基本

そもそもですが、粉チーズの保存方法は基本的に開封後も常温保管です。冷蔵庫にしまうと、使用する際の温度差で結露してしまい、水分を吸着してしまうからです。とは言えあまり使用しないご家庭は冷蔵保管でも良いでしょう。

ダニの心配は?

粉チーズを常温保管した場合、ダニは繁殖するのでしょうか？結論から申し上げますと、ダニは繁殖します！湿度の高い初夏や初秋の時期は要注意ですよ！

ダニがつく原因は?

ダニが繁殖する原因は「栄養・水分」です。ダニも人間同様、栄養を摂取しなければ生きていけませんよね。デンプンやたんぱく質、旨味成分などは人間も美味しいと感じますから、ダニなどの害虫も寄ってきます。

粉チーズに限らず、顆粒出汁やお米、小麦粉や片栗粉などでも繁殖する可能性は十分にあります。

食中毒のリスクはある?

ダニが繁殖してしまった粉チーズを食べてしまった場合、ダニアレルギーなどの症状を引き起こす可能性があります。せきや鼻水、喘息発作、最悪の場合はアナフィラキシーショックを引き起こす可能性も考えられます。

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正しい保存方法・使い道

粉チーズの正しい保存方法や、あまり使用しない場合の大量消費方法などについて紹介していきます。

冷暗所で保存

粉チーズの正しい保存方法は、メーカーが推奨する「高温多湿を避け、直射日光のあたらない場所で保管しましょう」を守ることです。パッケージの裏面などに必ず記載がありますから、確認しましょう。

夏場は冷蔵

粉チーズは気温の高い場所で保管すると、先ほど紹介したダニの繁殖リスクや、酸化の速度が上がるなど、品質劣化の恐れがあります。暑い時期は多少の結露は覚悟のうえで冷蔵保管に切り替えましょう。

長期保存は冷凍

友人と集まって宅飲みをしたり、タコパやクリスマスパーティーなど、その時だけの「目的買い」で購入した場合は中々消費しないのが常です。毎日パーティーをするわけではないですからね。そういった方の場合は冷凍保存がおススメです。

粉チーズは購入してすぐであれば水分が少ないため、冷凍保存してもパラパラと使用できます。更には長期保存も可能となるのでおススメです。

粉チーズの主な使い道

粉チーズがなかなか消費しきれないという場合は、「トッピングに使用する」という固まり切った固定概念を捨てましょう。粉チーズはチーズの粉末ですから、加熱すれば溶けます。普通のチーズ同様何でも使えると言っても過言ではないでしょう。

お好み焼きやチヂミに混ぜる、オムレツに混ぜる、揚げ衣に一緒に混ぜるなど、使い道は様々です。