コナベ古墳を解説！アクセス・周辺おすすめランチまとめ

奈良県奈良市、古墳時代に我が国の中心的場所だった所に『コナベ古墳』はあります。

東にはウワナベ古墳、西にはヒシアゲ古墳を携えて、60あまりの古墳郡で形成されている佐紀盾列古墳群のひとつとなっています。

今回はそんな『コナベ古墳』を一緒に見ていきましょう！

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コナベ古墳とは

『コナベ古墳』は先述したように佐紀盾列古墳群に属しており、古墳群の東側を構成しています。

『コナベ古墳』の大きさは、全長約204メートル、後円部径約125メートル・高さ約20メートル、前方部幅約129メートル・高さ約17.5メートルを誇り、全国で34番目に大きな前方後円墳となっています。

また、陪冢を10基従えている他、先述したウワナベ古墳とヒシアゲ古墳とは深い関係があると考えられていますが、正確なことはまだ判明していません。

さらに『コナベ古墳』は市庭古墳や誉田御廟山古墳との類似が指摘されていますが、こちらも詳細はまだわかっていないことが多いです。

『コナベ古墳』は大きさから3段構成となっており、古墳の周囲には濠が備えられてるのが特徴です。

また、2009年の発掘調査では墳丘には埴輪列と葺石は大きさが違う2つの石を組み合わせた2段構成になっていたことが確認されました。

『コナベ古墳』の内部構造は宮内庁管理のため、不明のままです。

また、被葬者は第16代仁徳天皇皇后磐之媛命が候補であると宮内庁によって治定されています。

『コナベ古墳』の築造時期は出土品などから、5世紀前半～5世紀中頃の築造と推定されています。

同時期に大和で築造された古墳の中では、最大級であることもわかっています。

コナベ古墳の基本情報

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出土品

柵形埴輪、蓋形埴輪、家形埴輪などの形象埴輪の埴輪片が発掘されている他、円筒埴輪が21点発掘さています。

また、濠からは鉄鏃なども出土しています。

コナベ古墳周辺の観光スポット

ここからは『コナベ古墳』を訪れた際に一緒に訪れてほしい観光スポットを紹介します。

古都・奈良を『コナベ古墳』だけで終わらせてしまってはもったいないですよ！

見どころ1：海龍王寺

731年から1000年以上の歴史を誇るのが海龍王寺です。仏教・仏法を日本に広めたいと考えていた光明皇后の手によって整えられたお寺です。

後に玄昉によって天皇家との関わりが深くなったことから、『天皇家の私寺院』となり、『宮廷寺院』として天皇家を支えてゆくことになりました。

見どころ2：法華寺

大和三門跡のひとつとして知られている尼寺です。

先述した光明皇后ゆかりの浴室があることでも知られています。閑静な場所は落ち着き溢れた場所となっています。

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コナベ古墳へのアクセス

車

第二阪奈道路宝来インターチェンジから国道308号と国道24号を経由して市道。

※駐車場なし

電車・バス

（JR西日本）奈良駅または近鉄奈良駅よりバス「自衛隊行」終点下車。

コナベ古墳周辺のランチおすすめ3選

竹中豆腐工房

名前の通り、豆腐を扱ったお店です。名物の豆腐丼はお店のアイデアが詰まったオリジナリティ溢れる一品となっていますので是非どうぞ！

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アンソレイユ

おしゃれなカフェとして知られているお店です。ランチとしても美味しいお店ですがケーキなどのカフェの一品もオススメです。

四季彩 鮨楽

大将が握るレベルの高い一品を味わうことができます。リーズナブルな値段なので気軽に入ることができるのも嬉しい点です。

まとめ

いかがでしたか？

今回は佐紀盾列古墳群に属している前方後円墳『コナベ古墳』のお話でした。

5世紀ごろに築造された古墳としては最大級であることから、力を持った有力者の古墳であることは間違いありません。

いつか被葬者が明らかになるといいですね。

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