米粉クッキーがまとまらない時の対処法は?サクサクに作るための4つのポイント |

皆さんは「米粉」を使用したことはありますか？米粉はその名の通り、お米から作られた粉の食材です。最近、米粉の優れた特性が様々な場所で注目を集めています。米粉はお菓子作りにもとても使いやすく、中でも「米粉クッキー」は有名ですよね！

そんな米粉クッキーですが、家で作るとなると実は結構難しいお菓子だったりします。今回の記事では米粉の特性や米粉クッキーを美味しく作るポイントを紹介していきますね。

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1 米粉について
- 1.1 米粉とは？
2 米粉の特徴とは？
- 2.1 グルテンフリー
- 2.2 小麦粉よりも扱いやすい
3 米粉でクッキーを作るポイント
4 米粉クッキーは試行錯誤の繰り返し！？
5 まとめ

米粉について

米粉とは？

米粉とは、名前から察せるように「米を粉状にしたもの」です。昔からお団子やせんべいなどの和菓子によく使われてきました。最近になってその栄養価の高さや使用感の良さに注目され、和菓子だけでなくパンや麺類、ケーキなど幅広く使われるようになってきました。

米粉の原材料は先ほども言ったように「米」です。米は昔から日本人とともに生きてきた作物で、国内食料自給率が約100％なのです。米粉の普及によって海外から小麦粉の輸入量を減少させることができるので、国の負担も軽減するということでも注目を集めています。

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米粉の特徴とは？

グルテンフリー

小麦粉は水を加えると、粘り気のあるタンパク質の「グルテン」というものが形成されます。グルテンは小腸が過敏な人だと消化不良を引き起こすことがあり、吐き気や痛み、消化管疾患の原因にもなるといわれています。

一方で、米粉はグルテンを含みません。その代わりに小麦粉のように使用するなら、増粘多糖類や糊化米粉を加える必要があります。これらの米粉にはグルテンが含まれていないので、グルテンアレルギーのひとでも問題なく食べることができます。

小麦粉よりも扱いやすい

米粉は小麦粉よりもダマになりにくい性質があります。もともとサラサラしているのでふるいにかける必要がなく料理の手間が省けます。さらに油を吸いにくく水分を吸収しやすい特徴から、揚げ物の時は軽い口当たりに、ケーキやパンを作るときは非常に混ぜやすいといったメリットがあります。

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米粉でクッキーを作るポイント

ではここから本題の「米粉クッキーをサクサクにつくるポイント」に移ります。米粉クッキーは通常の小麦粉でつくるクッキーよりもヘルシーなかわりに難易度が高めです。しっかりポイントを押さえて、美味しいサクサクの米粉クッキーを作りましょう！

ポイント①米粉クッキーは触りすぎ注意！

米粉にはグルテンが含まれていないので、どれだけ混ぜても大丈夫という情報があります。ですが米粉クッキーになると話は別。たしかに混ぜすぎてもグルテンが入っていない分硬くなりにくいのですが、混ぜすぎると米粉特有のサクサク感が失われてしまうケースがあるようです。

生地をまとめたら、円柱形に伸ばす作業は「1回まで」にしましょう！そして伸ばす作業が終わったらすぐに冷凍庫へ入れるとサクサクでホロホロの理想的にな米粉クッキーになってくれます。

ポイント②水分量はそこそこにバターをしっかり入れよう

小麦粉でクッキーを作る際には「可能な限り少ない水の量で生地をまとめる」のが重要なポイントになってきます。これはグルテンが生地をつないでくれるので水分が少なくても作れるのですが、米粉にはグルテンが入っていない分、しっかり水を入れてあげないと「カチカチ」になってしまうのです。

なので米粉の場合だと自然に水分量が多くなってしまうのですが、あまり水分を入れすぎてしまうと餅化してカチカチになり、焼き上がりがせんべいのようになってしまう可能性があるのです。

これを防ぐために「水の量はそこそこに、バターの量を増やす」という意識で作ると良いでしょう。

ポイント③米粉クッキーはまとまりにくいのが普通！

米粉クッキーを作った人が必ず思うのが「生地がまとまりにくい」ということです。生地がまとまらないとクッキーの型で成型するときにひび割れが生じてしまい、何となく出来が悪くなるのではないかと不安ですよね。ですが米粉はグルテンが含まれていない分、やはり小麦粉のクッキーよりもまとまりにくさがあります。これは普通のことなので心配しなくてもOKです。

まとまりやすい生地にしたいなら、「きな粉」か「コーンスターチ」、「片栗粉」を様子を見ながらまぜていくことで、グルテンのように生地を結合させてくれるのでまとまりやすくなってくれまうよ！