ココナッツミルクの賞味期限切れは食べられる?保存期間はどれくらい?

ココナッツミルクといえばグリーンカレーに入れたりスイーツの生地の中に入れたりと様々な使い方ができるとても優秀な材料ですよね。そんなココナッツミルクですが保存容器にもよりますが、実は全く日持ちしない食材だということをご存知でしょうか。

今回の記事では、

  • ココナッツミルクとは
  • ココナッツミルクの日持ち
  • 賞味期限切れのココナッツミルクは食べられる?
  • ココナッツミルクが腐るとどうなるのか

これらについて解説していきたいと思います。 

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ココナッツミルクって何?

ココナッツは、日本では「椰子(ヤシ)の実」とも呼ばれます。日本の原料で使用されているココナッツの100%は輸入品です。原産国は主に、タイ・インドネシア・フィリピンなどです。熱帯地域で育つ植物ですよ。

ココナッツミルクは、ココナッツの種の中の「胚乳」と呼ばれる部分で、乳白色でほんのりと甘味もあります。タイ料理やインド料理など、暖かい南国地域の調味料としてとても有名です。

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とても栄養価が高い

ココナッツミルクが近年注目される一番の理由は、栄養素が高いことでしょう。牛乳よりも油分が豊富に含まれているため、カロリーは高いのですが、コレステロールが含まれていません。

また、ココナッツに含まれるオイルは植物性油脂のため、動物性の脂よりも体内で固まりにくいという特徴があります。中鎖脂肪酸と呼ばれる成分が多く含まれていることから、糖質制限ダイエットなどにもよく使われます。

カロリーや脂質は多く含まれていますが、糖質はとても少ないという特徴を持った食べ物です。うまく活用できれば、健康な体作りに役立ちますよ。

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ココナッツミルクの保存期間はどれくらい?

まずは、ココナッツミルクの保存期間について、詳しく見ていきましょう。

保存期間目安

ココナッツミルクの一般的な保存期間はこんな感じです。

  • 缶のまま未開封 1年から3年程度
  • 開封後常温 その日のうちに使う
  • 開封後冷蔵 2日程度
  • 開封後冷凍 1か月程度

こんな感じで、ココナッツミルクは未開封の状態であればかなりの長期間保存できますが、開封してしまったのと同時にものすごいスピードで劣化していってしまいます。

保存方法

ココナッツミルクの保存方法としては、未開封のままであれば「常温」で大丈夫です。しかし、開封してしまった後は、傷みやすい食材なので冷蔵庫に入れて保存するか、冷凍庫での長期保存を行いましょう。

ただし、前述した通り冷蔵庫で保存しても2日程度しか日持ちしないので、開けたらすぐに使い切るのが基本です

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賞味期限切れのココナッツミルクは使える?

ココナッツミルクの保存期間については先ほど紹介しましたが、その保存期間が過ぎた賞味期限切れのココナッツミルクは使うことができるのでしょうか。

そもそも賞味期限というのは「この期間内であれば風味を保った状態で美味しく食べることができますよ」という期間になりますので、少しくらい賞味期限が切れたところで食べられなくなる事はありません。

ましてやココナッツミルクの缶詰の場合は、元々の賞味期限が1年から3年ほどとかなり長めに設定されていますので、2~3ヶ月切れた程度では全く問題なく食べることができます。

缶詰のような長期保存できる保存容器に入れられたココナッツミルクに関しては、製造日から賞味期限までの期間の1.5倍の長さまでであれば、期間が切れていても安全に食べることができると言われています。

ただし缶詰であってもそれ以上の期間が過ぎてしまうと、缶詰の金属が徐々にココナッツミルクに溶け出してしまい色が変わったり品質が著しく劣化してしまうことがありますので気をつけてください。

缶詰以外のココナッツミルクは賞味期限が切れてしまうとほとんど食べることができなくなってしまうので注意しましょう。 

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ココナッツミルクは腐るとどうなるの?

ココナッツミルクは、腐ってしまうとどうなるのでしょうか?

腐ると・・・

ココナッツミルクが腐ってしまうと、以下のような症状になります。

ミルクの表面に膜が張っている

トロっとしている

酸味のある味やにおいがある

こんな症状が現れているココナッツミルクは、腐りかけているので食べない方がいいでしょう。ココナッツミルクは缶のまま未開封にしていれば、雑菌が繁殖することはないのですが、開封したと同時に缶の中にわずかに残った雑菌が繁殖し始めてしまいます。

なので、できれば開封後はその日のうちに料理に使って全て食べきるようにしましょう。

食中毒になる?

ココナッツミルクが腐った物を食べると、高確率で食中毒になります。ココナッツミルクは、食中毒菌が繁殖しやすい食べ物です。そのため、僅かな食中毒菌でも一気にミルク内に広がり、体内でも増殖してしまうので、食中毒になりやすいでしょう。

特に暑い場所ではかなりのペースで繁殖するので、注意してください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • ココナッツミルクは非常に栄養価が高いココナッツの胚乳のこと
  • ココナッツミルクはあまり日持ちが長くない
  • ココナッツミルクの缶詰は未開封であればかなり日持ちが長
  • ココナッツミルクの賞味期限切れは基本的には食べることができないが、缶詰であれば問題なく食べることができる事が多い
  • 腐ったココナッツミルクはドロドロになったり酸味のある味や臭いを持つ

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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