ココナッツミルクとココナッツクリームの違いは？特徴や栄養価を解説 |

エスニック料理でよく使われるのが「ココナッツ」です。ココナッツは「ココヤシ」のヤシの実とされていて、捨てるところがない植物としても有名です。そんなココナッツから作られる「ココナッツミルク」「ココナッツクリーム」「ココナッツウォーター」とはそれぞれどんな食材なのでしょうか？

今回はココナッツについて、以下のようなことを解説していきます。

ココナッツミルクとは一体何？
ココナッツクリームとは一体何？
ココナッツウォーターとは一体何？

こんな感じで、この記事をしっかり読み込んで頂ければ、ココナッツを原材料として作られる食材の全てが丸わかりになります。早速記事を読んで、あなたもココナッツの達人になってしまいましょう。

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1 ココナッツミルクとは？
2 ココナッツクリームとは？
3 ココナッツウォーターとは？
4 まとめ

ココナッツミルクとは？

まずは、エスニック料理でよく使われる「ココナッツミルク」について詳しく解説していきます。ココナッツミルクとは一体何なのでしょうか？

ココナッツの種子の内側にある胚乳

ココナッツミルクとは「ココナッツの種の内側にある胚乳部分のこと」です。ここには液状のミルクが入っていて、これがココナッツミルクと呼ばれるものになります。

さらに、ココナッツの実の部分を刻んでお湯で煮込んだ後に、分離させたミルク状の液体も同様の成分となっているので、この方法で作られた白い液体も、ココナッツミルクになります。ココナッツのフルーティーな香りを楽しめるミルクです。

牛乳の代わりに使われることも多く、ヘルシーな食材として人気です。

フィリピンやマレーシア、インドネシア料理に使われる

ココナッツミルクは「フィリピン」「マレーシア」「インドネシア」「タイ」などのエスニック料理でよく使われる食材です。エスニック料理には多くの香辛料を使います。かなり刺激的な香辛料ばかりなので、そのまま食べるとかなり辛いです。

その辛さをマイルドに仕上げてくれるのが、ココナッツミルクになります。マイルドなミルクの中に、ピリッと辛いスパイスが良く合わさって、相性は抜群です。

ミネラルが優秀

ココナッツミルクには、「カリウム」「鉄」「マグネシウム」などのミネラル成分がたくさん含まれています。なので、血圧が高めの方や貧血気味の方にも非常におすすめの食材なのです。マグネシウムはカルシウムの吸収を助けてくれる効果もありますし、便秘を改善してくれる効果も期待できます。

ココナッツミルクは、健康面でも非常に優秀な食材だったのですね。

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ココナッツクリームとは？

では、ココナッツミルクとよく似たもので「ココナッツクリーム」があります。ココナッツクリームは、ミルクとどんな違いがあるのでしょうか？

ココナッツと水・牛乳を混ぜて煮て作るもの

ココナッツクリームは、ココナッツの実をお湯で煮詰め出来上がった液体を冷まし、そこから「クリーム状になった部分のみを取り出した成分」です。簡単に言うと、ココナッツミルクのもっと濃厚な部分だけを取り出した成分だと言っていいでしょう。

クリームというぐらいなので、ねっとりした形状をしていて、デザートなどによく使われる食材です。