切干大根の煮物が日持ちするのはどのくらい?腐るとどうなる?

最近は乾物がとても注目されています。乾燥させると栄養価が凝縮されたり、日持ちもすることから常備している方も多いです。

乾物の中で切り干し大根はとても人気です。値段も安く1年中取り扱っていることや、保存期間もとても長いです。

しかし調理してしまった場合はそうはいきませんよね。調理した場合の日持ち期間はいったいどれくらいなのでしょうか?そこで今回は、

  • 切干大根の保存方法は?
  • 切干大根は腐るとどうなる?
  • 切干大根が腐る原因

これらのテーマで紹介していこうと思います。腐ってしまった場合の見分け方も紹介していきます。

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切干大根の保存方法は?

せっかく作ったのですからできれば長く日持ちさせて、効率よく食べたいものですよね。

切り干し大根は調理前と調理後では日持ち期間が全く違います

両方の保存期間の目安を知っておきましょうね。

調理前

切り干し大根は調理前でしたら半年~1年と、保存期間がとても長いです。

高温多湿を避ければ常温保存も可能です。スーパーなどでは常温で販売されていることも多いですよね。

未開封の場合でしたら、もし過ぎてしまったとしても、状態を見て食べることも可能でしょう。

開封してしまった場合は密封できる容器で保管しましょう。湿度に注意すれば常温保存することもできますよ。

水で戻した場合

水に戻しただけの切り干し大根はとても傷みやすくなっています常温保存はできませんよ。

密封できる容器に入れ、フタを必ずしてから冷蔵保存をしましょう。可能でしたら冷凍保存がおススメですよ。

水に戻したらできるだけその日のうちに調理するようにしましょう!

調理後の日持ち期間は?

戻して煮物などに調理した場合は、保存期間が一気に短くなりますよ。常温保存もできなくなってしまいます。

冷蔵庫で2~4日程度を目安に食べきるようにしたい所です。

もしたくさん作った場合は冷凍保存がおススメです。

タッパーなどに入れて冷凍しておけば1か月程度は日持ちするでしょう。調理したらその日のうちに冷凍しましょうね。

切干大根の賞味期限は?

切り干し大根は調理前と調理後で日持ち期間に大きく違いが出ます。

  • 調理前(未開封):常温で半年~1年
  • 水に戻した場合:冷蔵保存で約1日、冷凍保存で1か月程度
  • 調理後:冷蔵保存で2~4日、冷凍保存で1か月程度

 

調理前の開封済みの場合でも、なるべく空気に触れないように保存すれば開封前に近い期間保存することができるでしょう。

水に戻しただけの場合は冷蔵保存で1日程度、とかなり期限が短いです。

これは加熱していないので細菌が増殖しやすいことが原因と言えるでしょう。

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切干大根は腐るとどうなる?

作りすぎてしまい、やむを得ず腐らせてしまうこともありますよね。

切り干し大根は腐ってしまうとどうなるのでしょうか?味や見た目の変化など知っておきたい所です。

変色

切り干し大根は大根を乾燥させたものですが、見た目は茶色です。

大根なのに白色ではなく茶色なのはメイラード反応によるものです。傷んでいるわけではありませんよ。

傷んできた場合は黒色になります。こうなってしまった場合は諦めて廃棄しましょう。

臭い

酸っぱいような臭いを感じた場合は腐っています。

未開封の場合はなかなか起きることはありませんが、開封した場合はたまに置きます

これは水分を吸収し、その水分から腐敗が進んでしまったことが原因と考えられます。

保存方法には十分注意しましょうね。

見た目

乾燥した切り干し大根が腐る一番の原因カビです。

開封済みの物を常温保管していた場合に起きることが多いでしょう。

湿度により水分を吸ってしまい、その水分から細菌が発生したことが原因でカビが発生します。

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切干大根が腐る原因

それでは切り干し大根が腐ってしまう原因はどのようなものが挙げられるでしょう?

原因がわかれば対処もできますね。詳しく見ていきましょう。

湿度

乾物が一番腐る原因は湿度です。細菌は水分があると増殖します

本来切り干し大根は乾燥してありますので、水分が限りなくゼロに近いです。

しかし開封してしまうと空気中の湿度を吸収し、少しづつ水気を帯びてきてしまいます。

多湿には十分注意しましょう。

温度

未開封の場合はそれほど気にすることはありませんが、開封した場合は温度にも注意してください

開封すると、切り干し大根が空気中の湿度を吸収し、水分を含みます。

その状態のまま高温の場所で保管をすれば、細菌が増殖して腐ってしまいます。

開封した切り干し大根は、冷蔵庫で保管した方が良いかもしれませんね。

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賞味期限切れ

未開封の場合は、賞味期限を過ぎてしまっても正直食べられます

実際に私自身も食べたことはありますが、特に何の問題もありませんでした。

切り干し大根に限らず、加工品の場合は期限が切れてしまっても大抵は食べることができますよ。

体調のすぐれない方や高齢の方、乳幼児などは念のため召し上がらない方が良いかもしれませんね。

まとめ

今回は「切り干し大根の日持ち期間や腐ってしまった際の見分け方について」紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 切り干し大根は調理前と調理後で日持ち期間が大きく違う

  • 開封した切り干し大根はカビに注意する

  • 未開封の場合は賞味期限が切れても食べられる

切り干し大根は保存が効きますので、とりあえず常備しているというご家庭も多いですよね。

色々なお料理に使えて便利ですので、見つけた際は買ってみましょう♪

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