絹さやの保存方法!常温・冷蔵・冷凍?保存期間は?腐るとどうなる?

絹さやは料理に彩りを添え、煮物やサラダにも合わせやすい食材です。しかしほとんどが袋売りされており、量が多く使いきれなかった経験がある方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな絹さやについて、

  • 絹さやの保存方法
  • 絹さやの保存期間・解凍方法
  • 絹さや腐るとどうなる?

をテーマに紹介していきます。絹さやの保存方法が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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絹さやの保存方法

絹さやはシャキシャキとした食感が特徴の食材。古くは8~10世紀頃に中国から伝来しました。

しかし食用になるまでには時間がかかり、現在のように食用になったのは江戸時代に入ってからと言われています。

シャキシャキとした食感と、ほのかな甘みが特徴。彩りを添えるのにぴったりな鮮やかな色をしていますが、鮮度が落ちやすく、保存が難しい野菜です。

時間が経つにつれ張りがなくなり、食感が悪くなってしまうので、新鮮さを維持しながら長持ちさせたい場合は、冷蔵または冷凍で保存しましょう。

ここでは、絹さやの保存方法について紹介していきます。

常温保存はおすすめしない

絹さやは乾燥に弱い食材です。乾燥すると、とたんに新鮮さが維持できません。温度が高いと乾燥しやすいので、絹さやを常温で保存するのはおすすめしません。

当日中に使うのであれば常温でも構いませんが、その日中に食べきらないのであれば、冷蔵庫または冷凍庫に入れて保存するのがおすすめです。

保存前の下処理

流水でよく洗い、水気をふき取ってください。冷蔵保存の場合は、冷凍保存とは違って生の状態のままで保存しましょう。

ジップロックで冷蔵保存

乾燥を防ぐために、絹さやを湿らせたキッチンペーパーなどで包み、ジップロックなどの保存袋に入れて保存します。

このとき、なるべく空気を抜いて、密閉しておきましょう。

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絹さやの保存期間・解凍方法

保存・日持ち

ここでは、絹さやの冷蔵・冷凍それぞれの保存期間や解凍方法について紹介していきます。

冷蔵の場合

上記の方法で保存すれば約1週間、そのままの状態だと2~3日ほど日持ちします。

生の状態で保存するので、冷凍ほど日持ちはしませんが、茹でる作業がいらないので保存のための手間がかかりません。

使うまでの日数を考えて、上手に冷蔵と冷凍を使い分けましょう。

冷凍の場合

絹さやを冷凍保存する際は、さっと塩茹でし、水気を切って、小分けにしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍してください。

このとき、冷凍するのに時間がかかってしまうため、絹さやを重ねて保存しないようにしてください。また、重ねて冷凍するとまとまった状態で固まってしまい、使いにくくなってしまいます。

空気に触れると乾燥や酸化によって冷凍焼けを引き起こし、味や食感が悪くなるので、なるべく空気を入れないように密閉するのが日持ちさせるポイントです。

絹さやを冷凍保存すると約1か月保存できます。下処理しない生の状態で冷凍すると、解凍したときに水っぽくなってしまいます。

食感や持ちが悪くなるので、正しい方法で下処理して保存しましょう。

解凍方法

冷凍した絹さやを、加熱調理して使う場合は、凍ったまま使用できます。和ものなどにしたい場合は、電子レンジで加熱したり、熱湯をかけたりして解凍してください。

絹さやは、凍った状態で熱湯をかけると素早く解凍できます。自然解凍したり、流水にさらして解凍したりも可能ですが、熱湯を直接かけた方が手早く解凍できておすすめです。

解凍した絹さやは、トッピングとして、料理に少し彩りを足したいときに便利です。

また、絹さやは冷凍保存する前に下処理として下茹でをしてあるので、凍ったまま調理することも可能です。

煮物などに入れる場合は、煮物がある程度仕上がった段階で凍ったまま鍋に入れ、1分ほどさっと煮れば食べられます。

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絹さや腐るとどうなる?

腐ってる・臭い

正しく保存すれば長持ちするとはいえ、絹さやは生もの。時間が経てばいずれ腐敗していきます。

では、絹さやはどんな状態になると食べられないのでしょうか。腐った絹さやの特徴をチェックしてみましょう。

変色する

絹さやは全体的に黄緑色をしていますが、傷み始めると茶色や黒に変色していきます。端っこの方から変色が始まるので、よくチェックしましょう。

変色などの変化が見られる絹さやだけを取り除けば食べられる場合もありますが、風味や味は落ちているでしょう。

食中毒を引き起こす可能性もあるので、異変が見られるものは食べるのを避けるのがおすすめです。

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異臭がする

買ったとき比とべて臭いに変化があった場合は、雑菌やカビが繁殖している可能性があります。

ぬめり・水分が増える

絹さやは腐敗が進むと徐々に柔らかくなり、水気が出てぬめりが出てきます。酷くなると、中に黒いカビが生えることも。

ただし、絹さやは乾燥すると内の水分が抜けて柔らかくなっていきますが、多少柔らかくなっている程度であれば食べられます。

糸を引く場合もあるので、よくチェックしましょう。

まとめ

絹さやの保存方法について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 絹さやは常温での保存を避け、乾燥させないように冷蔵・冷凍で保存する。
  • 正しく保存すれば、冷蔵で1週間、冷凍で1か月保存可能。
  • 絹さやは腐ると変色・異臭・ぬめりが出てくる。その状態になった絹さやは食べないのがおすすめ。

今回紹介した絹さやの正しい保存方法を参考にして、絹さやを長く安全に、美味しくいただきましょう。

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