皆さんはきんつばを食べたことがありますか?きんつばは和菓子の中でも結構有名なので、一度は食べたことがある人が多いのではないでしょうか?
そんなきんつばですが、保存方法や賞味期限についてはあまり詳しくないかたがほとんどだと思います。
今回の記事では、
- きんつばとは?
- どうやって作られる?
- 保存期間や保存方法は?
- 腐ると?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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きんつばってなに?
きんつばは漢字で書くと「金鍔」と書きます。鍔は刀のつばのことで、鍵の部分と持ち手の間にはめる金具ですね。
きんつばが生まれたのは江戸時代の京都です。きんつばができた時の形が刀の鍔に似ていることから、このような名前になったと言われています。最近では四角い形が一般的ですが、元々は刀の鍔の様な丸い形のものが本来の形です。ですので四角い形のきんつばは「角きんつば」というのが正式な呼び方です。
初めに作られたきんつばは「銀鍔」と呼ばれていました。ですが金色の方が縁起がよい、江戸では金貨幣が主流だったので金に名前を変えたなど、様々な理由がありきんつばという名前が使われるようになりました。
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きんつばはどうやって作られるの?
きんつばは寒天で固めたあんこを小麦粉をまぶして焼いたものです。非常にシンプルな作り方をしており、直接餡子を食べているような感覚ですね。きんつばは餡子の風味や美味しさをダイレクトに感じることができる和菓子といえます。
ただしきんつばは自宅で作るとなると結構な手間がかかりますので、専門の職人さんが作ったきんつばを食べるのが一番ですね!
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きんつばの賞味期限はどれくらい?
一般的なきんつばは、大体「製造日から数日~2週間程度」の賞味期限のものが一般的です。店頭で一つずつ手作りをしている場合は、より短くなりその日のうちに食べ切らなければならないものもあります。
ちなみに、コンビニなどで販売しているきんつばは賞味期限が1ヶ月程度に設定されているものがおおく、これは保存料が含まれているということでもありますが脱酸素剤などをうまく活用してきんつばが腐らないような工夫がされているため、長期間の保存が可能になっているのです。
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保存方法
次はきんつばを正しく保存する方法について解説していきたいと思います。きんつばの保存方法と言いましてもいまいちピンとこない方も多いと思いますので、基本的なところからすべて解説していきますね。
基本の保存方法
きんつばの基本的な保存方法は常温保存です。常温保存で直射日光を避けて涼しい場所で保存するようにすればパッケージ通りの賞味期限で食べることができます。
ただし室温できんつばを保存していると夏や梅雨の時期など湿度や温度が高くなってしまう可能性がある時期だと、悪くなってしまうのも早くなる可能性があります。そうした場合、きんつばは冷蔵庫で保存するとより安全に長く保存することができますよ。
冷蔵
きんつばを冷蔵庫で保存する場合はパッケージの袋に入れたまま、冷蔵庫に冷蔵庫にしまうようにしましょう。もし袋から開けてしまっている場合はラップでしっかりと空気の通り道を塞いだ状態で野菜室などに入れてあげてください。
野菜室に入れることで温度の変化が少なくなり、より長く美味しく保存することができます。
冷蔵庫に入れてキンキンに冷えたきんつばも、とても美味しく食べることができますのでおすすめです!ちなみに冷やすときんつばの甘みを感じにくくなるので、あんこの甘さを十分に感じたい方は冷やさずに室温のまま食べる方が良いでしょう。
冷凍
きんつばは冷凍保存することで約一カ月ほど保存することができるようになります。冷凍する場合はしっかりとラップに包んでから、フリーザーバッグなどの袋に入れて冷凍庫に入れるようにしましょう。
解凍するには食べる前日に冷蔵庫に移しておく、冷蔵庫内自然解凍が一番です。こうすることできんつばの食感や風味を損なうことなく解凍することができます。
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きんつばは腐ったらどうなる?
でもきんつばは腐ってきたり痛んできてしまうとどのような状態になってしまうのか、解説していきたいと思います。
まずきんつばが腐るとネバネバしてくるようになります。きんつばには少し最初から弾力があるのですが、傷んでくると糸を引くような明らかにおかしい状態になります。
またこのようになっているきんつばは酸味がかなり強くなっていたり、酸味のある臭いを発することがありますので、食べる前に気づくこともできます。
その他にも乾燥しすぎてカチカチになっているきんつばもあまり食べるのお勧めできません。
長期間保存することによってカビが生えてしまう可能性もありますので、少し日が経ってしまったきんつばを食べる時は十分に注意して安全かどうかを確認してから食べるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- きんつばは寒天で固めたあんこを小麦粉をまぶして焼いたもの
- きんつばが生まれたのは江戸時代の京都
- きんつばは手作りのものだとその日のうちに食べなければならないものもある
- コンビニのものなら1ヶ月もつものもある
- カビが生えたり、ネバネバする場合は注意
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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