キーマカレーの保存方法は?日持ちはどれくらい?食虫菌に注意が必要?

皆さんはキーマカレーはお好きですか?キーマカレーといえば特徴的なのが「ひき肉」を使うところですね。

通常の牛肉を使ったカレーや豚肉を使ったカレーよりもひき肉を使うことで肉のうまみがカレー全体に広がりやすいので、キーマカレーの方が好きな人も多いと思います。

今回の記事では、

  • キーマカレーとは
  • キーマカレーとドライカレーの違い
  • キーマカレーの日持ち
  • キーマカレーの保存方法

これらについて解説していきたいと思います。

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キーマカレーとは?

インド料理屋エスニック料理で見かけることが多いキーマカレーは、カレーの本場インドで実際にあるカレーの種類のことを言います。ヒンディー語やウルドゥー語でキーマとは「細切り肉」「ひき肉」という意味があります。なのでキーマカレーは細切り肉かひき肉を使ったカレーのことを指すのです。

なのでキーマカレーとはいっても、細切り肉やひき肉を使えば全てキーマカレーという名前をつけることができるので、お肉がそぼろ状になっているものだけがキーマカレーというわけではありません。ひき肉を使っていればミートボールのような形をしているお肉だとしてもキーマカレーという名前になるのです。

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キーマカレーは様々な調理法がある

ひき肉やコマ切れ肉を使っていればキーマカレーと呼ぶことができるので、キーマカレーのバリエーションの幅はとても広いとされています。野菜や香辛料などを加えて作ったり、ごはんやチャパティと一緒に食べたり、ひき肉の種類もかなり自由で羊やヤギの肉の他にも鶏肉を使っても良いそうです。

ひき肉以外に野菜にもそこまでルールがないので豆を入れたりトマトを入れたり、スパイスだけを何種類も入れたりと様々な作り方ができます。

ドライカレーとは違うもの?

喫茶店やレストランのメニューなどで見つけることができるドライカレーは日本でオリジナルの進化を遂げた日本生まれのカレー料理のことを言います。カレーの本場であるインドでは実はドライカレーという種類はありません。

ドライカレーという言葉の通り「ドライ」には水分がない、汁気がないということを指します。なので通常のカレーのようなトロトロしたルーがなく、水分を全く加えずに調理するもしくは水分を少しだけ入れて煮詰めて水分を飛ばすカレーのことをドライカレーというようになりました。

ひき肉や野菜を炒めてカレー粉で味付けしたカレー屋、カレー風味のチャーハンなどにもドライカレーという名前が付けられるのは、水分が入っていないカレー味の食品という意味でドライカレーというようになったのです。

ひき肉を使っていればキーマカレーという名前になりますが、ドライカレーもひき肉を使うことがほとんどなので、厳密にはドライカレーはキーマカレーということになりますね。

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キーマカレーの日持ちはどれくらい?

キーマカレーの日持ち期限は保存方法にもよります。

  • 常温保存・・・半日
  • 冷蔵保存・・・3日
  • 冷凍保存・・・1ヶ月

季節や室内気温によりますが、キーマカレーは常温での保存には向いていません。たくさん作った場合は、冷蔵や冷凍保存がおすすめです。

腐ったり傷むとどうなるの?

キーマカレーが腐ると下記のような状態がみられます。

  • 水分がでてベチャベチャになる
  • 鼻につくような異臭がする
  • カレーをスプーンですくうと、糸が引いた状態になる
  • 白色などのカビが生える

このような状態になったら食べられません。腐ったものを食べるとお腹を壊したり食中毒を起こすので、食べずに処分しましょう。

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キーマカレーの保存方法

冷蔵保存のポイント

キーマカレーを保存する時は、鍋ごと冷蔵庫に入れる人も多いでしょう。鍋ごと入れる場合は、粗熱が取れてからよくかき混ぜ鍋底の方のカレーが空気に触れるようにしてから、冷蔵庫に入れましょう。空気に触れることで、食中毒菌の発生を抑える可能性があります。

鍋が冷蔵庫に入らない場合は、密閉できる保存容器に入れましょう。カレーは匂いがつきやすいのでプラスチックではなく、ホーローやガラス製の保存容器がおすすめです。

冷凍保存のポイント

キーマカレーをたくさん作って食べきれない時は、冷凍保存がおすすめです。冷凍保存する場合は、ジップロックなどの密閉できる袋がいいでしょう。キーマカレーの粗熱が取れてから袋に入れ、しっかり空気を抜いてから密閉しましょう。

少量ずつ小分けしておくと解凍しやすく、食べたい量だけ解凍できるのでおすすめです。

キーマカレーの保存はウェルシュ菌に注意

キーマカレーの保存状態がよくないと、ウエルシュ菌という食中毒の危険性が出てきます。ウエルシュ菌は広く自然界にいる菌ですが、以下の方法で予防ができます。

  • 作ったらすぐに食べる
  • よく混ぜながら調理する
  • 調理後は小分けにして保存する

ウエルシュ菌は熱に強く、空気が苦手という特性があります。キーマカレーを作るときはよく混ぜながら作り、作ったらすぐに食べるようにしましょう。一度ウエルシュ菌が発生すると、加熱しても菌は死にません。匂いや見た目ではウエルシュ菌に汚染されているかわからないので、保存方法には十分に注意が必要です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • キーマカレーは細切り肉かひき肉を使ったカレーのこと
  • 日本のドライカレーは分類的にはキーマカレーと同じ
  • 常温保存はほとんどできないので注意
  • 冷蔵か冷蔵保存が基本
  • ウェルシュ菌の繁殖に注意

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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